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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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安軽小で吸汗速乾の汗拭きタオル: Nrit カンパックタオルM

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登山の時に汗を拭くタオルは、各社から発売されているものを5種類ぐらい購入して使ってみましたが、なかなかこれはというものにであえませんでした。2020年頃まで使っていたのはファイントラックのナノタオルですが、片面が滑り止め加工されているのか全然滑らないため、頭や顔を拭くときにいちいち滑る方の面がどちらかを確認しないといけないということと、色が水色一色しかないので、赤黒を基調とするウェアに合わないということで、いまいち満足できませんでした。吸汗速乾性能と防臭性能はなかなか優れていて、その点では満足でした。しかし、Nrit(エヌリット)のカンパックタオルMを使ってみて、ようやく探していたタオルを見つけたという確信を得ました。


まずはその価格です。税込880円と大変リーズナブルです。登山用品店で売られているタオル類は、おおむね1000円以上の価格で、中には2000円以上というものまであります。ハンカチ程度のものがなんでそんなに高いのかと思いますが、そうした中にあってNritカンパックタオルMの安さが光ります。


次に、小さくて軽いということ。付属の袋に入った状態であれば、約10㎝×約8㎝という大きさで、重さはカラビナを除き袋込みで約20g(タオルだけなら約16g)です。なので、ポケットに入れておいても邪魔な感じはしないし、バックパックにぶら下げていても気になることはありません。



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袋の裏側はメッシュになっているので、汗を拭いて濡れた状態で詰め込んでも、晴天で気温がそれなりに高ければ比較的早い時間で乾いてくれます。タオルに対して袋が小さすぎないため、ぎゅうぎゅうに押し込まなくてもある程度余裕があるのも、乾きやすい理由ではないかと思います。


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タオルの大きさは、約40㎝四方の正方形なので、タオルというよりもハンカチと言った方がいい大きさですが、汗を拭くには十分な大きさです。袋とタオルは小さなバックルで接続されていて、必要に応じてワンプッシュで取り外すことができます。


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生地はかなり薄手の化繊で、四方が切り落としの状態になっているため、繊維の向きの関係なのか、一方向だけ最初のうちは洗濯すると繊維がはがれてきます。初めのうちは少し気になるかもしれませんが、何度か洗うと出てこなくなります。


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小さくて軽いので、ショルダーベルトにつけておけば、いちいちバックパックを下ろしてタオルを取り出す必要はありませんが、僕の場合は、ショルダーベルトに水やカメラを装着するため、バックパックのサイド下部やヒップベルトに取りつけます。ただし、そのまま取り付けるとバックルを外してタオルを袋から出さないと汗を拭けないのが面倒なので、ダイソーで買ったリール付きカラビナを使っています。これだと、タオルをつかんで引っ張れば顔の前まで持ってこれるので、タオルを袋から取り外さなくても、タオルだけを引っ張り出して汗を拭き、あとはそのまま袋に詰め込んで手を離せば勝手に元の位置に戻ってくれます。タオルと袋はバックルでつながったままなので、落としたり風で飛ばされたりする心配がないので安心です。また、軽くて小さいのでリールが巻き戻らないということもなく、邪魔にもならず便利です。カンパックタオルにはサイズの小さいSもあるようですが、汗拭きタオルとして使うのなら、Mぐらいのサイズがいいと思います。実際使ってみて、Mより小さいと頭や顔を拭くのにちょっと足りないような気がします。


夏場に滝のような汗をかいて、カンパックタオルがぐっしょりと濡れるほどの状態になっても、袋に入れずにそのままぶら下げた状態で歩いていれば、30分もしないうちにおおむね乾いた感じになるし、抗菌防カビ加工がされているためか汗臭い臭いもしないので、登山の汗拭きタオルにはおススメです。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

N・rit(エヌリット) カンパックタオル M 190(ブラック) 1610251
価格:832円(税込、送料別) (2022/1/24時点)





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ラッセル地獄で登頂に4時間半: 那岐山その2 

2022年1月15日(土) 岡山県奈義町 那岐山(標高1209m) 日帰り単独行 


15日のラッセル地獄で、翌日の日曜日はさすがに筋肉痛と疲労で動くのがつらい状況でしたが、疲労感のきつさのわりに筋肉痛はそれほどでもありませんでした。階段の上り下りで太ももやふくらはぎが痛い状況ではあったものの、痛いながらも普通に脚を出せたので、脚力はかなりついてきたようです。あとは体力です。重いテント泊装備で雪山へ行けるぐらいの体力がついていればいいのですが、月曜日に岡山駅前のビックカメラまで歩いて買い物に行くのがしんどくなかったので、1日でそこそこ疲労が回復したとすれば、それなりに体力が戻ったと考えてもいいのかもしれません。


さて、那岐山ラッセル地獄のつづきです。



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13:30 休憩を15分で終えて出発です。休憩場所だった標高1050mから上は、立木の高さが低くなり、枝がトレースに覆いかぶさってくるような場所も出てきて、少し歩きにくくなってきました。おまけに、傾斜もけっこうきついところがあり、そういうところでは腰まで埋まるほどの深雪で、膝で雪を崩し、足場を固めてようやく1歩進めるような状態でした。


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13:48 ようやく傾斜が緩み、一息つくことができました。右上に稜線が見えているので、前方の木立のある所を抜ければ稜線までもうすぐです。


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振りかえれば、気持ちのいい展望が広がっていました。


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先ほど見えた木立の中を登っていくと、雪は深いし枝はりが邪魔だし、稜線手前で最後の嫌がらせのような区間でした。息は上がるし、足腰は疲れるし、汗はダラダラだしで、短時間ながらこの日もっともきつい時間でした。


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14:01 ようやく八合目まできました。ここまでくればもう稜線は目の前です。


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A・Bコースの合流点までは、傾斜の緩い雪原のような場所を歩いて行くのですが、八合目手前の急坂で精魂尽き果てる一歩手前までいったような状況だったので、この緩い雪原がやたらきついと感じました。


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東仙コースとの合流点まで来るとほぼ平坦な道になるので、ようやく楽になりました。


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14:14 A・Bコースの合流点に着きました。とっくに先に行っていると思っていた先行していた2人組が、ひとつ先のピークにいるのが見えたので、あまり差がついていなかったことがわかりました。彼らもラッセル地獄で苦労したのでしょう。


合流点からはBコースにもしっかりとトレースがついていたので、何人か下った人がいるようです。Aコースを登ってくる途中で、4人ぐらいの登山者とすれ違いましたが、この先はBコースで下った人も通っているので、トレースはかなりしっかりとついている感じです。



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A・Bコースの合流点から那岐山山頂へ向かうトレースは、さすがに通過した人数が多く、トレースを歩く限り足が沈み込むことはなくなりました。もはやスノーシューは必要ないほどです。


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トレースは夏道通りには進まず、那岐山山頂まで200mほどのところで、大きく尾根の南側を迂回するように通っていました。木立に邪魔されず歩きやすいようにわざと迂回したのかもしれません。夏道通りだと展望のない区間ですが、積雪期だからこそ味わえる展望を楽しみながら歩くことができました。2013年12月に撤退した場所は、たぶんこの先の小ピークが目の前に見えるあたりだったと思います。



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那岐山山頂の東隣にある小ピークまで来ると、ようやく山頂が見えました。時間的に人は少ないだろうと思っていましたが、見た限りでは3人いるだけのようです。うち2人は、先行の2人です。


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14:41 ラッセル地獄のAコースを突破して、やっと山頂まで来ました。もう疲労困憊ですぐにも座りたかったので、撮影はあとまわしで、空いていたベンチに速攻で座りました。ベンチと言っても誰かが掘り出して、座面が見えているだけの状態ですが、踏み固めなくてもいいし、比較的乾いていたのでたすかりました。


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行動食しか食べていなくておなかが空いていたので、まずはカップラーメンを作って食べました。暖かいラーメンが五臓六腑に染みわたる感じでした。


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食事を終えて一息ついて、山名板のところに行ってみると、積雪の高さに対して完全に埋もれたような状態でしたが、誰かが掘り起こしたようで半分ほど露出していました。


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登ってくる途中では、ガスがかかっていた時もあったようですが、この時はすっきりと晴れていました。遅くなったのがかえって良かったのかもしれません。三角点峰もくっきりはっきり見えています。


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登ってきた東方向も遠くまで展望が広がっていました。


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15:11 もう少しのんびりしたいところですが、さすがにそろそろ下山しないと日が暮れてしまいます。途中のラッセル地獄で登頂に4時間半も費やしてしまいましたが、山頂で30分休憩することができ、ラーメンも食べられたのでとりあえず満足です。Cコースで下山開始です。


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三角点峰に着くと、高層雲で陽射しが少しさえぎられたおかげで、逆光であるにもかかわらずなんだか柔らかくきれいな風景が広がっていました。写真にも見た目のやわらかい感じがわりと忠実に再現されていて、1インチの大型センサーを採用したG7X MarkⅡの性能に改めて感心しました。


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滝山への縦走路にもトレースがついていたので、歩いた人がいるようです。


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三角点峰から登山口に向けて下ります。


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15:40 大神岩まで一気に下ってきました。大神岩も雪の下です。ノンストップで通過します。


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16:15 登山口まで降りてきました。下りで膝痛が出るのが心配でしたが、幸いにも膝痛は出ませんでした。


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16:32 疲れた体を引きずるようにして、駐車場所まで戻ってきました。さすがに最後のアスファルト道で足腰の疲労がピークに達したような感じです。着替えるのも面倒くさいので、ゴアテックスパンツのまま車に乗り込み、そのまま自宅へと車を走らせました。

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| 2022年1月 那岐山 | 23:21 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ラッセル地獄で登頂に4時間半: 那岐山その1 

2022年1月15日(土) 岡山県奈義町 那岐山(標高1209m) 日帰り単独行 


天気予報で土曜日は天気が回復するようだったので、那岐山に行ってきました。週末で晴天の那岐山は人が多いので普通なら避けるところですが、なぜか金曜日の夜にふっと那岐山に行こうという気になって、人の多さが気になりつつも変更する気にもならず、そのまま那岐山に決めてしまいました。


その理由は、寒波による降雪があった直後だということにつきます。思い出すのは2013年12月の那岐山で蟻地獄のような深雪に苦しめられて、山頂まであと少しというところで撤退したことです。そう、あの時のリベンジを果たしたいという気持ちがどこかにずっと引っかかっていました。


もちろん、その後になんどか同じルートで冬期登山をしていますが、降雪直後で深雪が予想される状況で登ったことはまだありません。今回、ようやくその機会が巡ってきたというわけです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュ3/4シャツ
 ベースレイヤ: マムート パフォーマンスサーマルジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイトアルパインフーディ
 ハードシェル: マムート スリルトリップジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: アウトドアデザインズ silkonグローブ
        ショーワ テムレス02ウィンター
        マムート メロングローブ
 キャップ/ハット: マムート ストーニービーニー

●ボトムス
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュボクサー
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインEXP.タイツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: スマートウール マウンテニアリング
 シューズ: シリオ 712GTX
 ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 クランポン: グリベル G10ワイド
        モンベル チェーンスパイク
 アックス: なし
 スノーシュー: TSL 225


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今回のウェアと前回の剣山のウェアは、まったく逆だったらよかったのにという感じでした。 ベースレイヤのマムート パフォーマンスサーマルジップ ロングスリーブはかなり暖かく、天気が良くて気温の高い時に着ると暑すぎてたいへんです。剣山登山口の見ノ越は、那岐山山頂よりも標高が高いのですから、冷静に考えればわかりそうなものですが、天気予報の数値だけで判断するとショーもないミスを犯してしまうというダメな典型例でした。


マムート パフォーマンスサーマルジップ ロングスリーブはプリマロフト パフォーマンス サーモという生地で作られているので、保温性能はもちろん速乾性にも優れていて冬のベースレイヤ-には最適ですが、この日は0度を上回る気温、風速は5m/秒程度で陽射しもあったので、オーバースペックのウェアになってしまいました。昨年夏の富士山以後ダラダラと流れ落ちるほどの汗をかいた記憶はないので、久しぶりに大汗をかいていい運動になりました。


モンベル ジオラインLWインナーグローブが破れてしまったので、新しくアウトドアデザインズ silkonグローブというインナーグローブを初めて使いました。といっても、購入したのはもう何年も前のことで、ずっと使わずに保管していただけです。素材がシルクなので、肌触りがよくなかなかいい感じで、ジオラインLWインナーグローブよりも耐久力がありそうなしっかり目の生地です。ただし、汗で濡れると化繊のインナーグローブよりも乾きにくいみたいで、休憩時にインナーグローブだけで休んでいるとすぐに手が冷えてしまいました。まあ、たくさん汗をかいて汗拭きタオルを使っていたので、手汗で濡れたわけではなく頭や顔の汗を拭いたタオルを触ったためですけど。


深雪が予想されるということで、ワカンではなくスノーシューを選びました。ワカンよりも圧倒的に重いのですが、浮力はスノーシューの圧勝です。もしも2013年の時のような蟻地獄状態だったらスノーシューの方が有利であることは間違いありません。



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登山口に向かう道はアスファルトが見えていたので、余裕で駐車場まで上がれると思っていたら、駐車場へ上がる坂道でスタックしてしまい、あえなく戦車道の合流点よりも少し下ったところまで戻って路肩に車を停めました。当然、同じように路肩に停めてある車がたくさんあったので、駐車場には上がれないと悟るべきでした。


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10:05 出発します。天気予報では標高1000mの朝9時で氷点下3度ぐらいとなっていましたが、陽射しがあるし標高の低いこのあたりでは全然そんな温度ではありません。とはいえ、念のためグローブはメロングローブで、ソフトシェルジャケットも着て出発しました。


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車で上れなかった駐車場への坂道を上がっていきます。この次に車を買い替えるときは、絶対4WDにすることにします。


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第1駐車場には4台の車が停まっているだけでした。積雪深は10㎝といったところです。


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第3駐車場へ続く道にも轍があるので、上がっていった車がいるようです。積雪はくるぶしを越えるぐらいまで増えてきたので、最低地上高の高いクロカン4WDが通ったのでしょう。


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10:23 第3駐車場に停まっていたのは、白いスバル フォレスターと、黒い日産 エクストレイルだったと思います。やはり、こういう車は雪道に強くていいですねえ。自分も以前乗っていたレガシーランカスターだったら余裕で上がってきたところでしょうが、FF軽四ではいかんともできません。もっとも、その分燃費が良く、ランニングコストは安いし使い勝手もいいので、一長一短です。


ここであまりにも暑くなってきたので、装備を変更して行くことにしました。まずはソフトシェルジャケットを脱いで、ベースレイヤ-の山シャツだけになりました。また、じんわりと汗ばみ始めたグローブも、テムレスに変更しました。インナーグローブもなしで、素手にテムレスを装着です。


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10:38 登山口まで来ました。この辺りになると、雪は脛のあたりまで積もっていました。


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B・Cコース分岐まで来ると、なんとBコースの方には人間の足跡がついていません。あるのは、動物の足跡と、深雪が積もってなんとなくわかる程度の古いトレースだけでした。もしかすると山頂まで新雪のコースかもしれません。それなら、稜線部分は、2013年12月の時と同じような蟻地獄状態の深雪という可能性もあります。もしもそうなら、まさに今回はあの時のリベンジにふさわしいコース状況ということになります。混雑必至の週末の那岐山にあえて来ようという気になったのは、この状況を予感したのでしょうか。もしかしたら、山が呼んでくれたかもしれません。うれしいような怖いような妙な気分のままBコースに足を踏み出しました。


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動物の足跡が古いトレースの上を忠実にたどっているのを、今度は自分が辿って行きます。古いトレースと言っても、それほど不明瞭ではないので、おそらく前日に歩いた人がいるのでしょう。


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雪に埋もれた橋を渡ります。ここで人間の足跡がない橋を渡るのは、初めての経験です。


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11:23 渓流沿いに登ってきた道が、渓流から離れて左岸の斜面を上る場所まで来ました。第3駐車場から1時間が経過したので、ここで小休止をとることにしました。しかし、少しドリンクを飲んだところで、後ろから2人組が上がってきました。トレース上に立ったままの小休止だったこともあるし、なによりここで彼らを先行させてしまうと新雪を歩くという楽しみがなくなってしまうので、すぐに出発しました。


幸い、斜面を上って左にカーブするところで後続の2人組が立ち止まってついてこなくなったので、後ろからせっつかれることもなくなりました。新雪の場合、どうしたって先頭がラッセルをすることになるのでペースが上がらず、後続はトレースを辿るだけで楽なので、すぐに先頭に追い付いてしまいます。後続が気を使ってペースを落として先頭にペースをあわせてくれれば後ろに張り付かれるようなことにならず気が楽なのですが、そんな気が使える登山者などほぼいません。


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しかし、進むにつれて雪は深くなり、トレースも徐々に雪に埋もれるようになってきました。五合目近くになると膝下の深さのラッセル状態です。もうすぐ五合目のAコースへの連絡路の分岐だというところで、突然右上に続く林道に出ました。埋もれかけのトレースはその林道をまっすぐ登って行っています。こんなところに林道はなかったはずなので、念のためGPSで現在地を確認しようと立ち止まったところで後続の2人組に追いつかれました。さすがにここまでのラッセルで疲れていたので、そのまま先行してもらいましたが、これで新雪の稜線を歩く楽しみはなくなったということです。


ところで、GPSで現在地を確認すると確かに五合目の分岐の手前です。ということは、新しく林道がつけられたということのようで、方向的にもこのまま上がって行けばAコースの方へ行けるはずです。2人組もそのまま林道を上がって行ったので、今度はこちらがトレースを辿って楽をさせてもらうことにしました。2013年の時はBコースで上がったので、厳密にリベンジするなら同じ道で行くべきでしょうが、リベンジしたいのは稜線の蟻地獄のようだったA・Bコースが合流する地点から先の部分だけなので、登山ルートがBだろうとAだろうとかまいません。


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少し進むと、左下に五合目の道標が見えました。ということは、林道に出たところでまっすぐ進めばよかったのでしょう。しかし、結局上に登ってくるのですから、林道を辿ってきた方が近道になったわけです。


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林道はそのままAコースを横切る林道までつながっているのかと思いきや、途中で終わっていて、そこから夏道の通っている小尾根に乗り換えて登ることになりました。林道の末端まで来たときに、上からボードを担いだ男性が一人下ってきたのが見えました。2人組に先行されていなかったとしても、この時点でここから上は新雪のルートではなくなっているということなので、どちらにしても同じことでした。


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12:04 ようやく林道まで上がってきました。すでにお昼を回っています。出発してからすでに2時間が経過していて、無雪期ならそろそろ山頂に着いていてもおかしくない頃です。ラッセルで思いのほか時間を費やしてしまいました。しかし、ラッセルが本格化するのはこれからです。先行者がいるとはえ、下りてきたソロ男性と合わせても3人のトレースしかないとなると、まったくの新雪よりもましというぐらいの状況でしょうから、楽に登れるとは思えません。


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林道に出ると膝のあたりまでのラッセルとなり、先行者のトレースを辿ってもずぶずぶと足がとられてしまいます。なので、少し先の日当たりのいいカーブのところで、休憩を兼ねてスノーシューを装着することにしました。トレース脇にタコつぼを作って、まずは休憩です。


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時間的にランチタイムにしたいとこですが、カップラーメンを作って食べるとなるとそれなりに時間がかかるので、朝食の残りのパンで軽くすませました。


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スノーシューは久しぶりに使うTSL 225ですが、前回いつどこで使ったのかすでに記憶にありません。


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この時の気温は、なんと5度でした。寒くはなかったので氷点下ではないと思っていましたが、標高900mでこれほど高い気温だったとは思いませんでした。


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スノーシューを装着し、Aコースに向けて出発します。


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スノーシューを装着したので、雪に潜るのは脛の中ほどまでになりました。膝のあたりまで潜るツボ足よりはましですが、この辺りの雪は重いので、スノーシューを引き上げるのが意外と大変です。


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12:37 Aコースに合流です。これから先、雪がどれぐらい深くなるのかが問題です。果たして山頂には何時に着けるのでしょうか。


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先行の2人組は1人だけワカンを装着していて、もう一人はツボ足のままで登っています。幅の狭いワカンではあまりトレースの幅が広くなく、ツボ足のトレースと大差ありません。さらに、ツボ足の思いっきり深い足跡が重なっているため、幅広のスノーシューでこの狭く深いトレースを辿るとけっこう歩きにくく困りました。トレースを外れたほうがかえって楽かもと思って外れてみると、やはり圧倒的にトレースを辿る方が楽でした。なので、スノーシューの外半分でトレースの外側の雪を踏み潰すようにしながら進みました。


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13:19 Aコースに入ってからかれこれ40分が経ちました。さすがに疲れてきて、かなり汗もかき始めたので、大休止をとりました。トレース脇に再びタコつぼを作りましたが、今回はスノーシューを履いているので、履いたままでも休憩しやすいように、ベンチのように段差を作って座れるようにしました。スノーシューのかかと部分は座っている部分の下の雪にぶっ刺してやれば普通に椅子に座るような状態で座ることができ楽ちんです。


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小腹が空いたので、行動食でカロリー摂取です。


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現在位置を確認すると、ちょうど標高1050mのあたりでした。稜線までの標高差はあと150mです。Aコース合流地点が標高約900mなので、150mを40分かかっていることになります。ということは、稜線までさらに40分かかるとして、A・Bコースの合流点に着くのは14時15分ぐらいです。そこから山頂まで30分なら、おおむね15時前には登頂できそうです。問題は、2013年に蟻地獄だった区間がどうなっているかですが、登ってくる途中で2人とすれ違っているので、トレースは意外としっかりついているかもしれません。


つづく。


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| 2022年1月 那岐山 | 00:01 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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やっと使えるホルダーを発見: ガーミン map62用ベルトクリップ(レールタイプ)

登山の必需品となっているガーミンのGPSですが、いつも持ち運び方法にいまいち納得がいかない状態が続いていました。


一番最初は、初めて購入したeTrex20に付属していたアクセサリカラビナでバックパックにぶら下げていましたが、それなりの重さと大きさがあるのでぶらぶらして気になってしまうので、この方法は早々に却下しました。


その後、デジカメ用ケースなどを利用していましたが、ショルダーベルトに装着するとずり落ちてくるし、デジカメと並んでしまうので取り付ける位置に困ることが多く、さりとてヒップベルトには幅が広すぎて取り付けられないということで、この方法も却下となりました。


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そして、最近まで使っていたのが、ガーミン純正のバックパック・テザー レールタイプです。ショルダーベルトに装着するためのアクセサリですが、これも結局ずり落ちてきてしまうので困っていました。





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昨年末にアマゾンで見つけたのが、map62用ベルトクリップ(レールタイプ) 1102210というものです。ガーミン本体の裏側についているレールに取り付けるタイプなのは他のアクセサリと同じですが、これはクリップになっていて、いろいろなところに装着することができます。


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秀逸なのは、クリップ部分とガーミン本体のレールに取りつけているパーツがワンタッチで外れるようになっていることです。クリップの頭についているでっぱりがロックの解除ボタンになっていて、でっぱりを押しながらガーミン本体を上に引っ張ればクリップから取り外すことができます。


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ガーミン本体のレールに取りつけるパーツには丸いでっぱりがあり、これをクリップ側のレールに入れて押し込むと、一番下でロックっされるようになっています。ロックされるとはいっても固定されるわけではなく、ガーミン本体は360度回転することができるので、木の枝に引っかかったりしてもガーミン本体が向きを変えて力を逃がし、接続部分が壊れたり、クリップが外れることが起こりにくくなっています。とはいえ、絶対外れないというわけではないので、念のためガーミン本体とバックパックを落下防止用のストラップで接続させています。


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クリップはあまり大きく開くようにはなっていないし、先端に脱落防止のための歯がでているので、ヒップベルトに装着した場合、縁の縫い目に歯が引っかかって外れにくくなっています。問題は、開く幅が狭いので、大型バックパックのような厚みがあるヒップベルトには装着できない場合があるということです。


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そういう場合は、ショルダーベルトのストラップ部分に横向きに装着するという手もあります。この場合もクリップ先端の歯があるため簡単には外れません。


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ガーミン本体はクリップの取り付け部分が回転するため、自重で直立してくれます。 なので、横向きに取りつけたような不細工なことにはなりません。


ガーミンを登山用GPSとして使っていて、取り扱いにいまいち困っている方には、便利なクリップだと思います。Oregon/GPSMAP/Colorado/eTrex シリーズ対応です。





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雲海の上は快晴の空: 剣山 

2022年1月10日(月) 徳島県三好市 剣山(標高1955m) 日帰り単独行 


長い年末年始の連休も最終となる週末。世間では3連休ということですが、こちらとしては昨年のクリスマスから休みが続いているので、連休が来たというありがたみが感じられず、ダラダラと過ごしていたら結局泊りがけで出かけるチャンスを逃してしまいました。正月に日本酒をもらったのがまずかったようで、もう何年もお酒を飲んでいないのに久しぶりに飲んだらすっかりアルコールに弱くなっていて、なんだかくそ寒い山に出かけるのがめんどくさくなってしまったといのも理由のひとつです。


とはいえ、3連休もあと2日となった1月9日になると、さすがにこんなことではいかんと思いなおして、せめて日帰りで剣山に行くことにしました。剣山は日帰りで行くとなると片道3時間かかるので、早寝しようと22時半にはベッドに入りました。ところが、慣れないことをすると失敗するもので、なんと午前2時に目が覚めてしまいました。 しばらく寝ようとしたのですが、30分経っても全然寝られないので、だったらもう起きてしまおうということで、予想外に早い午前3時の出発とあいなりました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: モンベル ジオラインクールメッシュラウンドネックシャツ
 ベースレイヤ: マムート コンフォート4Sジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイトアルパインフーディ
 ハードシェル: マムート スリルトリップジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: モンベル ジオラインLWインナーグローブ
        アクシーズクイン ウィンドシールドグローブ
        マムート メロングローブ
 キャップ/ハット: マムート ストーニービーニー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインEXP.タイツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス(インナー)
       ノンブランド ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX
 ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 クランポン: グリベル G10ワイド
        モンベル チェーンスパイク
 アックス: なし
 ワカン: エキスパート・オブ・ジャパン スノーシューズL


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おおむね前回の毛無山と同じ内容ですが、グローブだけは初めからマムート メロングローブで行くことにし、クランポンの装着などのときのために、薄手のアクシーズクイン ウィンドシールドグローブを用意しました。


登山天気では午前9時で氷点下1度、風速は5m/秒ぐらいと穏やかな予報だったので、登りで汗をかかないように、ベースレイヤは薄手のマムート コンフォート4Sジップ ロングスリーブにしたのですが、これはさすがに失敗でした。春山ならいざ知らず、さすがに厳冬期の2000mクラスの山では寒すぎました。せめてもの救いは、ドライレイヤにタンクトップではないロングスリーブのモンベル ジオラインクールメッシュラウンドネックシャツ持ってきていたことです。これがいつものタンクトップのメッシュだったら行動中にインサレーションジャケットを着なければいけなかったかもしれません。腐っても鯛ではありませんが、予報が穏やかでも厳冬期は厳冬期ということです。



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午前5時過ぎにつるぎ町の道の駅 貞光ゆうゆう館を出発。集落を過ぎて第2ヘアピンカーブあたりから雪が現れ始め、第4ヘアピンの先からは完全な雪道となりました。外気温は氷点下2度ぐらいでした。幸い、滑って上がれないということはなく、4シーズン目を迎えたスタッドレスタイヤのFF車でも、問題なく酷道438号を上っていくことができました。


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しかし、剣山スキー場の手前あたりから雪が深くなり、轍ができているところもあったりして、ちょくちょくタイヤがスリップし始め、そのたびに車が思わぬ方向へ行きかけたり、左右に揺さぶられるような動きをするようになり、なかなか緊張を強いられるドライブが続きました。


6時30分頃になんとか無事に見ノ越の駐車場に着きました。着いたときはほんのり明るくなり始めたばかりで、立体駐車場の中にどれぐらい車がいたのかわかりませんが、屋外の駐車場には4輪にチェーンを巻いたハイエースが1台停まっていただけでした。下山してきたときに車の中が暖かくなっているように、車は屋外に南向きで停めました。


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7:06 見ノ越を出発します。出発するまで他の車は入ってこず、また誰もいない状態だったので、どうやら連休最後の10日は、案外登山者は少なそうです。


ところで、出発前に駐車場脇に設置されている簡易トイレに立ち寄ったのですが、以前と変わらず紙と排せつ物ががっつりとつまっていて、やばすぎでした。女性には厳しいトイレと言えそうです。見ノ越でトイレを使うのをあてにしないで、くれぐれもつるぎ町の道の駅やコンビニで済ませておきましょう。


簡易トイレの場合、流すための水が凍ったりなくなったりすると排せつ物を流すことができません。その上、トイレットペーパーがなくなってポケットティッシュを使ったりするとどんどんどうしようもないほどつまるわけです。トイレ内にポケットティッシュの空袋がいくつも残されていたので、かなりの数のティッシュが捨てられていたようです。ティッシュは水に溶けないので、つまると後々悲惨なことになります。時期や場所にかかわらず、登山するときは必ずトイレットペーパーを持参しましょう。車に積んでおくことをお勧めします。


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神社の階段は思っていたよりも雪は無く、靴のままでも滑らずに上ることができました。


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とはいえ、階段を登りきると一面雪景色となっていたので、ベンチでスノーチェーンを装着しておきました。クランポンとどちらにしようかと思いましたが、雪の深さがあまりなさそうだったので、とりあえずリフトの西島駅まではチェーンスパイクのほうが歩きやすいだろうと判断しました。


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チェーンスパイクを装着し出発しようとしたとき、遥か遠くに赤く染まる山が見えました。上空には霧のようなガスが流れていましたが、西方向はきれいに晴れていて、三嶺がくっきりと姿を見せていました。


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三嶺の左に見えているピラミッド状のピークは、おそらく1720mのカヤハゲ(東熊山)ではないかと思いますが、はっきりとはわかりません。


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7:32 雪は少なくしっかりと踏み固められていてチェーンスパイクで何も問題なく登ることができ、リフト下のトンネルを通過します。


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気温は氷点下6度でした。予報よりもかなり寒いようです。見ノ越から西島駅へ上がる区間は剣山の北斜面にあたるので、いつも歩くたびに寒いと感じます。風がほとんどないのが不幸中の幸いでした。


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トレースはかなり踏み込まれていましたが、凍結しているわけではなく、雪質はとてもいい状態でした。ストックを突くとキュッと鳴くほどで、まるで整備されたゲレンデのようです。なので、チェーンスパイクさえ必要がないほど歩きやすい状態でした。ところが、途中からまた右膝が痛み始めました。毛無山から1週間が経っているのでもう出ないだろうと思っていたのですが、甘かったようです。とりあえず、西島駅まで行ってからしっかりと休憩をとることにして、ペースを落としてゆっくりと行くことにしました。


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野営場の近くまで来ると、再び三嶺が姿を見せました。下の方にはガスが湧いてきていて、雲海になりそうです。


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8:15 チェーンスパイクを装着したりペースを落としたりしてせいで、1時間9分もかかってしまいましたが、ようやく西島駅に着きました。


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西島駅の手前あたりから寒さがきつくなってきたので、ハードシェルジャケットを着ていくことにしました。ソフトシェルジャケットの下にはかなり薄手のシャツしか着ていないので、さすがに体が冷えてしまったようです。登山天気の予報を見て山の寒さをなめ過ぎてしまいました。


ベンチに座って右膝をもんだりしていると痛みは和らいできました。最近の右膝痛は、不思議とペースを落としたり休憩したりすると痛みが引いていくという、妙な膝痛ですが、その反面平坦な場所を歩くと急に痛みがきつくなったりして、よくわからない膝痛です。行動不能になるほど悪化しないのは助かりますが、長引くというのも困りものです。


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西島駅からは、塔の丸の稜線を越えて雲海が祖谷渓のほうへ流れ込み始めているのが見えました。もうしばらくすると、すっかり雲海になるかもしれません。


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8:30 膝の痛みもかなり引いたので、出発です。ルートは、刀掛けの松のある尾根ルートで行くことにしたので、リフトとトイレの間から奥へ進みます。


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尾根に出てしばらく行くと、展望が開けて眼下に広がる雲海が一望できました。左奥に頭をのぞかせているのは、見ノ越の北にある丸笹山です。標高1712mなので、雲の高さは1600mほどのようです。


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8:46 刀掛けの松に着きました。一の森方面にトレースがついているのを見て、ここから直接一の森へ行ってみようかと思いましたが、1時間以上かかるうえに膝痛のこともあるので、素直に剣山山頂へ行くことにしました。一の森は膝の様子を見て考えることにします。


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冷え冷えとしていた尾根筋の道ですが、日が当たるようになると一気に暖かく感じました。やはり太陽は偉大です。


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気が付けば山小屋下の鳥居まで上がってきました。もう頂上ヒュッテはすぐそこです。


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神社の前からは、洋々とした白い海が広がっているのが見えました。


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9:12 階段を上って、頂上台地に出ました。雲海の下の見ノ越から上がってくると、頂上台地は爽快な青空が広がっていました。どうやら誰もいないようです。であれば、ひとまず剣山山頂を踏んでおくことにします。


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9:20 チェーンスパイクを外し、雪のない木道をぽくぽくと歩いて、山頂まで来ました。広い台地の片隅のちょっとした高みが山頂なので、あまり山頂っぽさはありません。左手には次郎笈、右手遥かに三嶺が見えています。


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誰もいないし、せっかくなので、三脚を使って記念撮影です。しかし、撮影後三脚を片付けていると人がぽつぽつとこちらに向かってくるのが見えたので、一の森へのルートがある方へ移動することにしました。


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9:35 一の森へのルートが始まる頂上台地の末端部は、広いテラスのようになっていますが、風があってけっこう寒いのが問題です。


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テラスの端から一の森方面に1段下がっていて、そこに座ると風がさえぎられて暖かいので、そこに荷物を下ろしました。雲海は消え始めていましたが、この壮大な風景を独り占めしながら休憩です。


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目の前には一の森へ向かうトレースが見えています。見たところ一の森までは30分ぐらいで行けそうですが、帰りは登りになるので時間がかかりそうです。木道を歩いてくるときにやっぱり膝痛が出てきたので、これから一の森まで往復するのはちょっと厳しいかもしれません。ということで、もうしばらく休憩してから下山することにしました。


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頂上台地の日当たりのいい南向きの斜面は、ほぼ雪が解けています。見た目はほぼ春山です。厳冬期真っ盛りの山なのに、なんだか残念な感じです。



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次郎笈のほうは一面白くなっていますが、笹の上をうっすらと雪が覆ったような感じで、真っ白なホイップクリームで覆われたような厳冬期の雪山の風情はかけらもありません。


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10:00 頂上台地から下ります。


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頂上ヒュッテ前の日当たりのいいベンチで、チェーンスパイクを装着してから出発です。


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すぐ下の鳥居の所から、下山は往路と別のルートで行くことにしました。往路では右の道から登ってきましたが、復路は左の大劒神社経由で下山します。


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10:26 大劒神社御神体の炎のような巨岩のすぐ上に出ました。背後には次郎笈が見えています。


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大劒神社前に降りてくると、神社前に登山者が2人いるのが見えました。ちょっと立ち寄って行こうと思っていましたが、そのまま下山することにしました。


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10:45 中島駅に着きました。大劒神社から少し下ったあたりから右膝痛が出て、歩くのがつらくなったので中島駅のベンチで少し休憩をとりました。15分の休憩で痛みがだいぶん和らいだので、11時に出発しました。


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11:29 リフト下のトンネルを通過します。トンネルを過ぎて急斜面に差し掛かったところで、前方から女性ばかり4人の登山者とすれ違いました。同じグループなのか、別々なのかわかりませんが、最後の一人はハイキング客のような服装だったので、大丈夫かいなとちょっと気になりました。


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登山口の剣神社に着きました。朝と同じベンチで、今度はチェーンスパイクを取り外しました。


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階段を下るのは膝にきつそうだと思っていましたが、意外にもそれほど痛みもなく下れました。


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11:50 駐車場に戻ってきました。予想通り車は日向でぽかぽかになっていました。ちょうどお昼時なので、ランチに持ってきていたカップラーメンを食べてから帰ろうかと思いましたが、のんびりしていると下山者が増えて国道438号線の下りで渋滞しかねないので、誰もいないうちに出発することにしました。


見ノ越からの下り道は、朝と違って通行した車が多かったせいか、踏み固められてけっこうツルツルになっていて、時速20㎞を越えると減速するたびに簡単にタイヤがロックして冷や冷やしました。幸い後ろから車が来ることもなく、終始自分のペースでゆっくりと下ることができ、無事に雪のない場所まで降りてきたときは、ほっとしました。

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| 2022年1月 剣山 | 20:41 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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ポータブル電源EB120で車中泊用電気製品を使ってみた

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冬期の車中泊で容量不足を気にせず電気製品が使えるように昨年末に購入したポータブル電源EB120ですが、膝痛で遠征ができなくなり出番がなくなってしまいました。とりあえず、使うつもりだった電気製品が使えるかどうかの確認だけでもしておこうと、車中泊で使う予定だった電気製品をテストしてみました。


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まずは、冬期車中泊必須ともいえる電気毛布です。使っているのは、なかぎし「水洗いOK」敷毛布NA-023Sというものです。サイズ的に狭い車中で使うのに最適な140㎝×80㎝というコンパクトサイズです。定格消費電力は55Wで、消費電力は強で約31W、中で約18W、弱で約3Wとなっています。




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EB120に接続して、まずは弱で電源を入れてみると、起動電力は約60Wでした。


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少しの間57W~60Wで変動していましたが、すぐに0Wになりました。これは、EB120の仕様で、DC負荷が3W未満、またはAC負荷が50W未満の場合、出力ワット数が表示されません。なので、消費電力が約3Wの弱では、消費電力が表示されないというわけです。


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次に、強に設定してみました。設定直後はやはり57~60Wを行ったり来たりという状態でしたが、2分ほど経って毛布の温度が上がってくると52~60Wあたりで消費電力が変動していました。5分ほど経っても同様の状況だったので、安定するまでわりと時間がかかるようです。結局、5分ほどで切り上げたので、強の消費電力が約31Wになるのかどうかの確認はできませんでしたが、実際には強の設定を使うのは最初だけで、暖かくなったら中~弱に変更するので、たとえずっと52~60Wのままだったとしても問題ありません。



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昨年末に新しく購入したのが、IHクッキングヒーターです。これは、EB120を購入したことで使えるようになったということで導入した電気製品です。いままでは、当然ながらガスを使っていましたが、狭い車中でガスを使うのは、換気の問題や火災のリスクなどがあるため、使わないで済むのであればそれに越したことはありません。定格消費電力1000WのEB120があれば、IHクッキングヒーターも使えるので、今後はこちらを使うことにしたというわけです。





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購入したのは、山善のYER-S100という製品です。5段階の火力加減ができ、弱の200Wから200W刻みで強が1000Wとなっています。起動時の電力がどの程度まで行くのかわからないので、もしもEB120が過電流でシャットダウンしてしまうようなら使えないということになってしまいますが、おそらく600Wあたりの火力なら起動電力が1000Wを越えることはないだろうと思って購入しました。


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実際に、強の設定で電源を入れてみると、消費電力は最大でも1020W程度でした。


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なので、シャットダウンすることもなく、100ml程度の水は、本当にあっという間に沸騰しました。使用したのは、最近まったく出番のなくなったステンレスの登山用クッカーです。ただし、一つ問題がありました。IHクッキングヒーターの表面がスベスベであるため、これまたスベスベのステンレスクッカーが排気ファンの振動で動いてしまうのです。もっとも、完全に水平であれば問題ないでしょうし、水の量がもっと多ければ動かないのではないかと思います。車中泊時は、完全な水平というのは期待できないので、少量のお湯を沸かすときは滑り落ちないように監視する必要がありそうです。もっとも、ほんとにあっという間に沸くので、特に苦になることはなさそうです。


さて、もう一つ大切な実験があります。はたしてIHクッキングヒーターでチタンクッカーは使えるのかです。取説には、アルミ鍋は使えないと書かれいますが、チタン鍋については何も記載がありません。使えるとも使えないとも書いていないので、実験しなければわかりません。ということで、スノーピークのチタントレック 900というチタンクッカーを使ってお湯を沸かしてみました。


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結果は、見事お湯を沸かすことができました。沸くのにかかった時間もステンレスクッカーとほぼ同じような感じでした。水の量が200mlぐらいだったためか、振動で滑ってしまうこともなかったので、コップ1杯分ぐらいの水なら振動で動いてしまうことはないのかもしれません。


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もうひとつ、冬期の必需品である電気ストーブも実験してみました。


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200Wの弱設定では、消費電力は約180Wでした。


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suaoki PS5Bでは使えなかった400Wの強設定ですが、約370Wと取説の記載よりもやや低めの消費電力でした。これまでは200Wで車内が温まるのをしばらく待っていましたが、これからは起床時の寒い時は400Wで素早く車内を温めることができ、無駄な時間を使わなくて済みそうです。やはり1000Wクラスのポータブル電源があれば、使用できる電気製品の種類も増えて、より快適な車中泊が実現できるというわけです。車中泊が趣味という人はより大容量のポータブル電源があったほうがいいのかもしれませんが、僕のように登山のために必要に迫られて車中泊をするというだけの人なら、1000Wと500Wぐらいのポータブル電源を2つ併用することで、コストも抑えられて現実的なところかもしれません。


ということで、冬期車中泊で使う3大電気製品、電気敷毛布、IHクッキングヒーター、電気ストーブの3つは問題なく使うことができるとわかりました。これ以外はとくに大きな消費電力を必要とするものはないので、必要にして十分な電化が実現できたと言ってもよさそうです。


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2022年登り初めは樹氷満開の縦走路: 毛無山 

2022年1月3日(月) 岡山県新庄村 毛無山(標高1218m) 日帰り単独行 


12月30日の中蒜山で右膝痛を発症し撤退してから3日しか経っていませんが、天気がよさそうだったので2022年初の山行に行ってきました。膝痛がでても、1週間たてば次の山行からは膝痛がでることはないのですが、3日間のインターバルではどうなるかわかりません。とはいえ、5日から信州へ遠征することができるかどうかの判断をするための材料が必要なので、このタイミングで行く必要があったことも事実です。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート ディライトウールジップL/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイトアルパインフーディ
 ハードシェル: マムート スリルトリップジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: モンベル ジオラインLWインナーグローブ
        ショーワ テムレス02ウィンター
        マムート メロングローブ
 キャップ/ハット: マムート ストーニービーニー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: ノースフェイス ウォームトラウザーズ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス(インナー)
       ハリソン 総パイルクライミングソックス
 シューズ: シリオ 712GTX
 ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 クランポン: グリベル G10ワイド
        モンベル チェーンスパイク
 アックス: なし
 ワカン: エキスパート・オブ・ジャパン スノーシューズL


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装備は前回の中蒜山とほぼ同じです。気温も風速も前回よりは穏やかな予報だったので、山シャツは少し薄手のものにしました。とはいえ、ウールの混紡率は今回のもののほうが高く、46%がウールなので保温力は同等かもしかしたら高いぐらいかもしれません。それなのに、なぜか前回よりも寒さに悩まされました。



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今回は頑張って早起きしましたが、若干寝不足気味でした。6時過ぎに起きて、7時20分に出発。高速で中国道北房ICまで行き、そこからは一般道で新庄村毛無山登山口に9時20分頃に着きました。


世間的にはUターンラッシュのピークになるという日なので、登山者も少ないだろうと思っていたのですが、駐車場には5台ほど停まっていて、それなりに入山者がいるようです。


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9:52 出発です。


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直前に、ソロ男性が先に出発して行ったので、すこしゆっくり目のペースで追いつかないように歩き始めました。雪はそれほど多くは無いようです。向かいの山の斜面に笹の葉が見えていたので、まだバリエーションルートは踏み抜いて大変だろうということで、西毛無山経由のルートはやめて、夏道通りのルートで白馬山への縦走路を歩くことにしました。


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九合尾根に直接つながるバリエーションルートへの分岐点に来ましたが、バリエーションルートへのトレースはありませんでした。この程度の雪では、やはりバリエーションルートに入る人はいないのでしょう。


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渓流沿いの区間が終わり、夏道を山の方へ入ります。


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渡渉箇所を過ぎると、小さな尾根へ上がります。どうやらトレースは夏道を忠実にたどっているようです。この後で、先行の男性がトレースの真ん中で立ち止まって荷物を下ろしているところに追いつきました。人が一人しか通れない幅のトレース上に立ち止まって荷物を下ろせば、他の人がトレースを歩けないということがなぜ理解できないのでしょうか。しかも、近づいても避ける気配すら見せません。見たところ60代ぐらいの男性ですが、なぜ自分のことしか考えられないのでしょうか。さすがに不愉快だったので、追いついたところで、「休憩するならトレースを外れて休憩してください」とひとこと注意しておきました。もちろん、僕がトレースを外れて深雪の中を迂回して先に進んだのは言うまでもありません。


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10:26 四合目の道標を通過します。積雪期にこの道標を見ることはあまりありませんが、まだ埋まり切っていないので、積雪量はたいして多くないことがわかります。


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四合目を過ぎたあたりでやたら暑くなってきて汗をかき始めたので、巨岩の横で休憩することにしました。出発して40分ぐらい経ったところなので、いいタイミングです。


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トレースから1mほど入ったところを踏み固めて荷物を下ろし、立ったまま汗を拭いたりして短い休憩をとっていると、先ほどの男性が黙って通り過ぎていきました。なんとなく気まずい雰囲気でしたが、まあ気にしないことにします。


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休憩後、徐々にきつくなってくるトレースを辿って登っていきますが、雪の下から結構笹が顔を出していて、2度も寒波が来て大雪が降ったはずなのに、毛無山では思いのほか積雪量はそれほどでもないみたいです。ところで、この辺りからやはり右ひざが痛くなってきました。今回は出発前にちゃんと屈伸運動などしてきたのですが、やはり3日しか休養がとれていないのがまずかったようです。膝痛が悪化しないようにペースを落としてゆっくりと登りました。


前方に、先ほど休憩時に先行して行ったソロ男性がまた休憩しているのが見えました。またトレースを塞いでいたらもう一度注意するつもりでしたが、今度はちゃんとトレースから外れて休憩していました。ただの老害爺ではなく、ちゃんと聞く耳とまともな判断力を持っていたようで、何よりです。


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10:57 谷筋から右手の尾根に出ました。まったくもって夏道通りです。まだ積雪が多くないから夏道通しでも大丈夫なのでしょうが、ハイシーズンであれば、もっと手前から尾根に登っているはずです。


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尾根上に出ても、トレースは夏道通りについています。例年なら急斜面を直登して九合尾根に出るパターンのトレースがついていますが、このトレースはかなり忠実に夏道を辿っていて、毛無山をよく知っている人がつけたトレースのようです。


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尾根から外れて八合目の巨岩の方へトレースが向きを変えるあたりでは、尾根を直登するトレースも一人分ついていましたが、あまり踏み固められていないトレースを辿るとめんどくさいことになりかねないので、素直にメインのトレースを辿ることにしました。


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八合目の大岩下を通過します。


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八合目を過ぎて、ようやく九合尾根にのりました。


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あいにく気温が高いので樹氷はありませんが、その分見通しが良く、毛無山山頂が見えていました。


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11:39 九合目避難小屋に着きました。膝の痛みもあるし、なんだか妙に寒さを感じていて、手も足も冷たいし、体の方も寒いので、避難小屋で早めのランチタイムにすることにしました。


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避難小屋に設置されていた温度計は、氷点下1.5度を指していました。風は弱く、気温も中蒜山の時より高いのに、なぜこれほど寒いのかわかりません。装備は前回とほぼ同じなのに寒いということは、やはり体調がよくないということなのでしょう。といっても、寝不足気味ということ以外、特に思い当たるようなこともありません。


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避難小屋には誰もいませんでした。というか、動物の足跡がついているだけで、人が利用した痕跡すらありません。


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ソフトシェルジャケットの上からインサレーションジャケットを着て防寒対策をしてから、熱々のカップラーメンを食べました。やはり寒い時のカップラーメンは最高のランチです。


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カップラーメンで体が温まったところで、装備を変えて出発することにしました。念のためにソフトシェルの上からハードシェルを着ていくことにします。グローブもマムート メロングローブに変更しました。風もないし気温も高い上に陽射しもあるので、過剰装備と思わないでもないのですが、寒いものは寒いので、我慢は禁物です。


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チェーンスパイクも装着しました。どちらかと言えばワカンのほうがよさそうですが、トレースを辿る限りにおいては、それほど踏み抜くことはなかったので、念のために滑り止めだけをつけることにしました。


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12:13 避難小屋を出発します。出発してすぐに何度か踏み抜いてしまい、やっぱりワカンにしておけばよかったと思いましたが、いまさら避難小屋に引き返して付け替えるのもめんどくさいので、そのまま行くことにしました。幸い、しばらく行くとあまり踏み抜かなくなったので、特に問題はありませんでした。


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森を抜けて山頂直下の南斜面に出ると、山頂はすぐです。


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12:25 山頂です。登山者が一人休憩していただけの静かな山頂でした。風も弱く、陽射しが降り注ぎ気持ちがよく、これなら山頂でランチでもよかったかもしれません。


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遠くに蒜山三座が見えています。


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大山は山頂付近が雲の中のようです。


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12:31 風景を見ていると、西毛無山のほうからソロ男性が登ってきて、休憩中の男性と話し始めたので、白馬山へ向けて出発することにしました。


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毛無山から白馬山までは尾根の縦走路です。スノーシューのトレースがついていましたが、どうやら2人が歩いただけのようです。ツボ足のトレースはありませんでしたが、それほど踏み抜くようなこともなく、雪はそれなりに締まっていました。


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さすがに標高の高い稜線には、樹氷が見られました。


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12:56 カタクリ広場に着きました。案内板が埋まっていないので、やはり雪の少なさを実感します。


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しかし、木立には樹氷が満開です。


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青空との組み合わせが最高にきれいでした。


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カタクリ広場から樹氷満開の尾根を白馬山へ向かいます。


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先ほどまで雲が山頂部にかかっていた大山ですが、ようやく雲が切れてきたようです。


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真っ白な花が咲いたような樹氷の森を楽しみながら尾根を下ります。


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気温は高いながら、樹氷が枝から落ちてしまうこともなく、ずっと残っているのがちょっと不思議です。相当強固に枝に凍り付いているということなのでしょうか。


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13:59 白馬山に着きました。途中で追い越された2人組が休憩していましたが、静かで穏やかな山頂です。


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雪に埋もれていたベンチを掘り起こして、荷物を下ろしました。カフェオレを作って飲もうかと思いましたが、遅れてさらに2人が到着して騒がしくなってきたので、あまりのんびりする気になれず、水筒の白湯と行動食だけの簡単な休憩にすることにしました。


ところが、そろそろ出ようかと思い始めた頃、他の4人が相次いで出発して行ったので、少し時間を遅らせて出発することにしました。


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14:17 白馬山を出発します。毛無山と歩いてきた稜線が木立の向こうに見えています。毛無山から白馬山までは30分の行程でしたが、こうしてみると案外長い稜線です。



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白馬山直下の稜線はやや踏み抜きやすい状態でした。


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少し標高が下がってくるとすぐに雪が重くなってきました。しかし、雪が少ないので大きく踏み抜くことがなくなり、トレースを外れなければ歩きにくいということはありませんでした。


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15:03 毛無山登山道に合流しました。ここまでは右膝痛はほとんど気にならない程度の状態でしたが、平坦な縦走路に出たとたんに、けっこう激しい痛みが出てきました。少ないとはいえ積雪がクッションになり膝への負担が軽減されていたのが、踏み固められた平坦な道にでたことで、衝撃が膝を直撃するようになったということなのかもしれません。


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15:11 駐車場に戻りました。残っていたのは、ホンダの軽自動車ばかりで、偶然にもN-BOX2台とN-VAN1台が並んで停まっていました。


さて、今回の山行で膝痛がでなければ信州に遠征するつもりでしたが、わずか標高差500m5時間の山行で歩くのがつらくなるほどの膝痛が出てしまうということは、とても3000m級の山へ登るのは無理と言わざるを得ません。残念ですが、今回の正月休みの遠征は中止することにしました。せめて週末の3連休で、どこか近場でもテント泊山行をしたいところです。

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| 2022年1月 毛無山 | 20:29 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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あけましておめでとうございます

あっという間に年末からお正月になってしまいました。時の流れは加速していくばかりのように感じます。


さて、年越し寒波の影響で大変な地域もあると思いますが、岡山は時折陽射しも降り注ぐ穏やかなお正月を迎えています。とはいえ、気温は低く寒いお正月です。つい先日は氷点下3度の中蒜山でシャツ1枚にジャケットといういでたちでのんびりとティータイムを楽しむことができたというのに、20度程度の室温でたくさん着込んでも寒いと感じるのはなぜなのでしょうか。ほんと、人間の感覚というのは不思議です。


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お正月ということで、今年送った年賀状の画像を掲載して、年始のごあいさつに代えたいと思います。もともとは、夜明けの涸沢の写真を使っていたのですが、プリンタの不調できれいに印刷できなかったので、黒色のきつい部分がないこの写真に差し替えました。

2022年も元気に楽しく安全な山行ができる年になりますように。


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| 時事ネタ・ニュース | 12:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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寒波の間隙に中蒜山アタック 

2021年12月30日(木) 岡山県真庭市 中蒜山(標高1123.4m) 日帰り単独行 


クリスマス寒波が28日まで長引いて、29日は雨で天気が悪く、30日からは年末の年越し寒波がやってくるということで、もう正月があけるまで山行は無理かと思っていましたが、GPV天気予報をよくよくみるとワンチャン行けそうな場所が見つかりました。それが30日の蒜山です。


30日の9時ごろから16時ごろまで、どういうわけか蒜山上空だけスポット的に雲の薄い場所があり、この予報を信じるなら、30日なら蒜山登山は可能だろうと考えたわけです。とはいえ、登山天気では、1000m付近で氷点下5度、風速15m/秒という厳しい天候なので、楽に登れるわけではなさそうです。15m/秒といってもいまいちピンときませんが、時速54㎞のバイクで風を浴びているといえばわかりやすいかもしれません。


25日から28日まで、クリスマス寒波でほとんど家から出ない生活をしていたため、いきなり寒さの厳しい雪山に行くというのもなんだかなあということで、29日は午後からウォーキングを兼ねて都心部の銀行まで歩きで行ってきました。ビックカメラや好日山荘にも立ち寄り、かれこれ2時間歩き回ったのですが、どういうわけか思いのほか疲れてしまい、帰路はかなり疲労感に包まれてしまいました。


そのうえ、家に帰ってから年賀状を印刷し始めたらプリンタの調子が悪く、なぜか黒色だけがつまっていて色がちゃんと出ません。PGBKとBKの2種類の黒インクがあるのですが、文字印刷で使うPGBKはインクカートリッジを交換して無事に印刷ができるようになりました。しかし、写真印刷で使うBKのほうは、カートリッジを交換してもインクが出てきません。


しょうがないので、真っ黒な部分がない写真に差し替えて、なんとか年賀状を印刷し終えたのですが、そのおかげで食事やら山行の準備やらの予定が大幅に遅れてしまい、午前0時ごろになってようやく寝ることができました。


当然ながら翌朝は早起きができず、目覚ましを6時にセットしていたのに、気がついたら8時を回っていました。もう蒜山は無理かなと思ったものの、このチャンスを逃すと年明けまで雪山に行くチャンスがなくなってしまいかねないので、強行することにしました。


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9時過ぎに家を出て、高速道路を使って湯原ICでおり、蒜山の見える場所まで来ると、正面に中蒜山と下蒜山が見えました。GPV予報は見事に的中したようです。


中蒜山登山口に着いたのは11時過ぎでした。駐車場の奥に車が5台ほど停まっていたので、それなりに登山者はいるようです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス L/S ハイブリッドパラマウントメッシュクルー
 ベースレイヤ: マムート ジップロングスリーブオールイヤー
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: マムート アルティメイトアルパインフーディ
 ハードシェル: マムート スリルトリップジャケット
 インサレーション: マムート メロン イン フーデッド ジャケット
 グローブ: モンベル ジオラインLWインナーグローブ
        ショーワ テムレス02ウィンター
        マムート メロングローブ
 キャップ/ハット: マムート ストーニービーニー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインEXP.タイツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: BVD 5本指化繊ソックス(インナー)
       ノンブランド ウールソックス
 シューズ: シリオ 712GTX
 ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 クランポン: グリベル G10ワイド
        モンベル チェーンスパイク
 アックス: なし
 ワカン: エキスパート・オブ・ジャパン スノーシューズL


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寒波が本格的に到来する直前とはいえ、低温と強風という厳しい気候に合わせてウェアを選びました。春に購入したマムート アルティメイトアルパインフーディは今回がデビュー戦です。登りは汗をかきやすいとはいえ、強風対策を考えなければやばそうなので、ウィンドストッパーのソフトシェルジャケットを選んだわけです。それでも寒ければハードシェルを重ね着することになります。


休憩時の防寒には、こちらも山デビューのマムート メロン イン フーデッドジャケットを選びました。1000mクラスの低山ではオーバースペックかなと思いましたが、気温が低く強風ということで使ってみることにしました。もっとも、実際には使うことはありませんでした。


グローブには最近定番となっているテムレスを選びましたが、念のため防寒用のマムート メロングローブも持っていくことにしました。メロングローブは2018年1月に購入して以来、1度短時間使っただけで、全然使う機会がなかったのですが、今回ようやく本格的に使用することができました。半端ない暖かさで、持ってきて良かったと心底思った次第です。


雪は結構あったのですが、クランポンやワカンは、持って行っただけで使う機会はありませんでした。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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11:43 かなり遅くなりましたが、出発です。過去の中蒜山登山では、山頂まで休憩込みで2時間半ぐらいかかっているので、調子よく登れたとして山頂に着くのは14時30分頃でしょう。今の時期は16時過ぎには暗くなり始めるので、下山に1時間半ほどかかることを考えると、遅くとも16時に下山するためには、14時半に山頂を出発しなければなりません。とすると、山頂でゆっくりする時間はないということになります。おそらく、今日は登頂は無理だろうなと思いつつ、歩き始めました。


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登山口前にある公衆トイレは、ぱっと見シャッターが閉まっていて使用できないように見えますが、トイレの入口は右側の小窓の奥にあり、ちゃんと使用することができました。


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トイレも済ませて、登山開始です。


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登山口付近の積雪は足首ぐらいまでで、トレースもしっかりついていました。傾斜もほぼない平坦な場所をサクサク歩いていると、あろうことか右ひざが痛くなってきました。いつもは左膝が痛くなるのですが、珍しく右膝痛です。出発が遅かったし、駐車場でもけっこう風があり寒かった上に雪も降っていたので、準備運動もしないで歩き始めたのがまずかったのかもしれません。といっても、いつも入念な準備運動をしているわけではありません。昨日の街ブラウォーキングが良くなかったのでしょうか。立ち止まって屈伸運動をしたりしているとだいぶん痛みが治まってきたので、再び歩き出しました。


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12:05 一合目まで来ました。膝痛はなんとかほぼ気にならない程度まで収まっていますが、なくなったわけではないので、膝に負担をかけないようにゆっくりと進みます。


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谷筋まで降りてきて、渓流沿いの区間に入ります。初めて雪の中蒜山に来たときはこんな立派な道標はなく、どこを歩けばいいのかわからず右往左往したものですが、いつの間にかちゃんとした道標が設置され積雪期でも迷うことなく歩くことができます。


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12:28 渓流沿いの区間を抜けて、尾根への取り付き口まで来ました。ここから尾根道の登りが始まります。


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12:42 三合目を通過します。


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12:59 四合目を通過します。一合あたり15分程度のペースなので、山頂まで1時間半かかる計算になります。とすると、やはり山頂には14時30分に着くことになります。果たして、計算通りに行くでしょうか。


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13:10 五合目に着きました。四合目から10分しかかかりませんでしたが、無意識に少しペースアップしてしまったのかもしれません。そういえば、12時前までにソロ男性3人とすれ違い、四合目あたりでさらに1人、五合目手前で2人とすれ違いました。都合6人とすれ違ったので、そろそろ降りてくる人もいなくなるかなと思っていたら、その後誰にも会いませんでした。


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五合目あたりから落葉した冬枯れ広葉樹林帯の尾根になるので、かなり風が強く寒くなってきました。とりあえず、出発して1時間以上過ぎているし、右膝も少し痛み始めたので、休憩して行くことにしました。風は西から吹いてくるので尾根の東斜面にタコつぼを作り、背中側に風よけの壁を作ったら風の当たらない快適な休憩場所になりました。


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時間的にランチタイムを過ぎているので、持ってきたカップラーメンを食べようかとも思いましたが、そうすると登頂は完全に無理になってしまうので、行動食とアミノ酸顆粒だけで簡単に済ませました。


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気温は氷点下2度でした。風が当たると結構寒いのですが、雪壁のおかげで風があたらないので、わざわざダウンジャケットやハードシェルを着なくても寒くありませんでした。メッシュのドライレイヤーとベースレイヤのシャツ、ソフトシェルジャケットだけというレイヤリングでしたが、氷点下の気温下で寒さを感じずに休憩できるというのも不思議な気がします。山シャツはウールが13%入っていますが、それだけで寒さ対策になるとも思えません。もちろん登山でハードに体を動かしているので、体温が上がっているというのが一番の理由だと思いますが、ソフトシェルジャケットのウィンドストッパーの防風効果が効いていて、生地が少し厚めなので保温力もそれなりにあるということなのでしょう。さすがのアルティメイトジャケットといったところです。


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13:29 休憩を終えて出発します。予定より5分ほどオーバーしてしまいましたが、先を急ぎます。


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13:38 六合目を通過します。五合目を出てから強風の吹き付ける尾根を歩いてきたのですが、手の指が強烈に冷たくなってきました。体の方はアルティメイトジャケットがしっかりと風をさえぎってくれて寒さは感じませんが、手の指はそうもいかないようです。


テムレスは風がなければ氷点下10度ぐらいまで防寒性能がありますが、風があると一気に冷たくなってしまいます。休憩時にマムート メロングローブに交換しておけばよかったと思いましたが、この強風の中でグローブの交換をするのはできれば避けたいところです。もう少し行けば針葉樹が密生した場所があったはずなので、落葉してスカスカになった広葉樹の尾根よりは風が弱まるはずです。そこまで行ってからグローブを交換することにして、足を速めました。


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ようやく針葉樹林帯にたどり着き、うまい具合に風よけになる雪の盛り上がった場所があったので、急いでグローブを交換しました。


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バックパックの中に入れていただけで、何も保温はしていませんでしたが、メロングローブに手を入れるとすぐに暖かさを感じました。3本指ということもあるのでしょうが、さすがの防寒グローブです。テムレスも優秀なグローブですが、本来は雪山用の登山用品ではないので、やはりちゃんとした防寒グローブは用意しておかないと安心できません。凍傷で指を切断なんてことにはなりたくないですからね。


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14:01 七合目です。グローブを交換し、手指の寒さからも解放され、ペースを速めて登ってきました。14時で七合目となると、山頂に着くのは14時45分ぐらいになりそうです。しかも、ペースを速めたために、右膝痛がひどくなってきました。右膝に力を入れると鋭い痛みが出るようになってきました。こうなると、これ以上ペースを上げることはできません。となると、この時点で14時30分登頂は完全に無理ということになります。


であれば、ここで引き返してもいいのですが、今回は雪慣れ、寒さ慣れとトレーニングを兼ねての山行なので、もう少し登ってみることにしました。



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七合目から15分ほど登ると、左上に中蒜山の山頂が見えてきました。しかし、右膝痛は悪化してきて、これ以上登るのは厳しい感じです。なによりも、下りで悪化すると下山に余計な時間がかかってしまうので、無理は禁物です。標高が上がったためか風も強くなり、ときおり耐風姿勢をとって立ち止まらないといけないほどの状況になりつつあるので、天候のことも考えてここで引き返すことにしました。


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おそらくもう少し登れば八合目があるはずですが、道標らしいものは見当たりません。ということで、八合目手前で撤退です。


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きびすを返して尾根を下ります。この辺りはけっこう傾斜がきついのですが、雪質が良く斜面に足を置いても全然滑らないので、スノーシューなどは使わずに下ることができました。結局、この日はずっと滑り止めは使わないで行動することができました。


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途中、下蒜山がきれいに見えていました。中蒜山上空はそこそこ雲が出ていましたが、下蒜山上空はすっきりと晴れています。下蒜山に登っても良かったかもしれません。


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14:48 五合目に戻ってきました。膝痛を悪化させないために、もう一度休憩して行くことにしました。


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再びタコつぼに座り、膝を休ませます。膝痛が出たときの特効薬は、無理をせず座って休むことです。膝の荷重を抜いた状態で休憩すると膝痛が和らぐので、痛くなったらすぐ休憩をとることが一番の薬です。


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休憩ついでにカフェオレとドーナツでティータイムを楽しみました。結局ランチ抜きということになりましたが、行動食とおやつでカロリーを補います。


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15:06 休憩しているうちに上空を雲が覆ってしまい、陽射しがなくなってしまいました。寒波襲来で天候は悪化する一方なので、さっさと出発することにしました。


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15:34 膝が悪化しないように気を付けながらゆっくりと下り、尾根の取りつき口まで降りてきました。ここからは急傾斜の場所はなくなるので、膝の負担も軽減されます。


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15:53 一合目まで戻ってきました。渓流沿いの区間からの登り返しで少し膝痛が悪化しましたが、なんとかひどくならずに戻ってくることができました。


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一合目のすぐ先の牧草地から登山口方面にトレースがついていました。前からこの牧草地をまっすぐ下れば駐車場に直接出られるはずだと思っていたので、行ってみることにしました。登山口からのルートをそのまま戻ると最後に少し階段があるので、それが嫌だったというのもあります。


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雪の積もったなだらかな防草地は、雪がクッションになって膝への負担が少なく、膝痛がでることなく快適に歩くことができました。


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遠くに駐車場が見えてきました。5台ほど停まっていた車は、すべていなくなっていました。


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16:10 駐車場に着きました。ぽつんと停まっているN-BOX+がちょっと寂しげでした。


着替えて帰る準備をしていると雪が降りだし、束の間の晴天は下山と同時に終了となりました。寝坊して出発が遅くなってしまいましたが、結局膝痛が出て撤退することになったので、朝から来ていても同じだったかもしれません。とりあえず、今期の雪山デビューは果たせましたし、寒さ慣れ、雪慣れもなんとかこなせましたが、果たして日本アルプスに登れるほどのトレーニングになったかということ疑問符がつくところです。なにしろ、翌朝の疲労感は半端ないぐらいでした。


昨年同様、日帰り登山を2つぐらいするというスタイルで遠征するという手もありますが、とりあえず天候しだいなので、年末年始は天気予報をにらめっこしながら過ごすことになりそうです。

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| 2021年12月 中蒜山 | 13:34 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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今季最強寒波で世の中てんやわんや

数年に一度という強烈な寒波でどこにも出かけられず、請求書の処理をしたり、残していたNISA口座の残高を使い切るために株式市場をにらみつつ株の購入をしたりと、家で半分引きこもりのような生活をしていたこの数日。スタッドレスタイヤに交換したとはいえ、うかつに出かけるとスリップ事故や意味のない渋滞に巻き込まれかねないので、こういうときは君子危うきに近寄らずです。


ニュースを見ると、いろんなところで大変なことになっているようです。歴史的な積雪となった滋賀県彦根市付近では、高速道路が通行止めになり、国道8号線もトラックのスリップなどで何時間も車が立ち往生する大渋滞が発生したようです。高速道路や一般道で多くのスリップ事故が発生し、警察やレスキューの方々も対応に追われて大変だったようです。


そうした中で、案の定山岳遭難事故も何件か発生したようで、この悪天候の中で山へ入る登山者は後を絶ちません。天気予報を見ないのか、自分は大丈夫という根拠のない自信があるのか、それともまともな判断力を持っていないのか知りませんが、荒れた雪山はリスクが非常に高いということをもう少し冷静に考えるようにしてもらいたいものです。


クリスマス寒波が終われば天気も回復するかと思いきや、年末年始は再び寒波に襲われるらしく、今シーズンの年末年始は遠征するのは難しいかもしれません。雪はたっぷりあるので、近場で日帰りもしくは1~2泊程度の雪山登山を楽しむことにしたほうがよさそうです。幸い9日までの長期休暇なので、帰省ラッシュと寒波が過ぎ去った3日以降に遠征するというのもありかもしれません。


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| 時事ネタ・ニュース | 11:17 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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スタッドレス装着で冬の準備完了 

16連休の初日は惰眠をむさぼることなく8時過ぎには起床し、のんびりと朝食を楽しんだ後、冬用の羽毛布団を押し入れから引っ張り出してきて、外に干しておきました。今晩からは明け方寒さで目を覚まさずにすみそうです。それから、しばしネットでアマゾンを覗いて、買い忘れたもの、年内に買っておくべきものがないかどうかを確認しました。


10時半ごろになって、そろそろ朝の寒さも緩んできただろうということで、タイヤ交換を始めることにしました。昨日よりも気温は低く、風もやや強めにふぃていましたが、陽射しもあり凍えるほどではないのが救いです。


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今回はタイヤ交換を楽にするための新しい工具を2つ準備しました。インパクトレンチと車載ジャッキヘルパーです。前回まではインパクトドライバーを使っていたのですが、ちょっと使い勝手が良くないので、タイヤ交換のためだけにインパクトレンチを購入したというわけです。といっても、年に2回しか使わないものに万円単位のものを買うほど金満野郎ではありません。このインパクトレンチはタイムセールだったとはいえ、なんと3,365円という激安価格で購入したものです。


Abedenという中華ブランドですが、アマゾンでは何年か前からよく見かけるメーカーなので、ある程度ちゃんとした会社のようです。なにより購入の決め手になったのは、マキタのバッテリーがそのまま使えるという点です。いわゆるマキタ互換機メーカーということになるわけですが、コピー商品と違って製品自体はちゃんと自社で設計製造しているようで、パーツの精度を含めて作りは悪くないと感じます。動作に関しても、見た限り回転軸がぶれているようなこともなく、トリガーの反応が若干鈍いのと、トリガーを引く力に応じて回転数が変化する度合いがマキタに比べるとやや唐突に変化するきらいがあるぐらいで、わずか3,365円で購入した工具としては、必要にして十分です。




このインパクトレンチはHY-S480というモデルで、400N・mのパワーがあります。軽自動車のタイヤは100N・m程度の力で締め付けるので、400N・mもあれば十分です。前回まで使っていたマキタのインパクトドライバーは160N・mですが、何も問題なく使えていました。とはいえ、中華製品の性能は説明をうのみにすることはできないので、本当に400N・mもあるとは思っていません。しかし、半分の200N・mでもタイヤの交換には十分です。安かった理由は、500N・mの上位モデルが出ているので、おそらく在庫処分のためだと思われます。


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ちなみに、なぜインパクトドライバーでは使い勝手が悪いかというと、ホイールナットのつけ外しをするときに、インパクトレンチであればソケットを直接取り付けることができるのに対して、インパクトドライバーだとソケットを取り付けるためのアダプターが必要になるからです。インパクトレンチなら、トルクレンチに付属のソケットを直接取りけることができます。


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なので、新たにソケットを買う必要もないし、ホイールのつけ外しはインパクトレンチで簡単に済ませ、最後の仕上げにソケットをトルクレンチに付け替えて規定値の力で締め付ければ完了というわけです。


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インパクトドライバーを使う場合に必要となるアダプターとは、写真右のものです。これに左側のソケットを取り付けるというわけです。もっとも、このソケットはホイールを購入したときに一緒に購入した専用ナットに付属していたものなので、もともと車載工具のレンチに取り付けて使うためにこういう形になっていますが、通常はインパクトレンチの取り付け部分とおなじ12.7㎜(1/2インチ)の差込角がついたアダプターを使うのが一般的だと思います。どちらにしても、インパクトドライバーはあくまでもドライバーの電動工具なので、レンチとしてつかうならインパクトレンチのほうがなにかと便利というわけです。



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もう一つの工具である車載ジャッキヘルパーは、インパクトレンチでジャッキを上げ下げするためのアダプターです。




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黒いパーツをジャッキにセットして、左のボルトナットで固定するわけです。


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ジャッキに装着するとこのようになります。黒いパーツについている四角い穴が12.7㎜の差込角なので、直接インパクトレンチに接続することができます。


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ホイールナットのつけ外しは電動工具で楽になりましたが、ジャッキの上げ下げは相変わらず手動だったので、これがけっこうな重労働でした。それに比べるとインパクトレンチのトリガーを引くだけであっという間に上げ下げすることができるので、めちゃめちゃ楽でした。これでタイヤ交換の時間と労力をかなり低減することができました。


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というわけで、タイヤ交換自体は30分程度で終了しました。その後、外したノーマルタイヤのホイールを洗って、ついでに自転車も洗ったりしたので都合2時間ほど費やしましたが、無事に冬の準備が終わりました。


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装着したスタッドレスタイヤは今回で4シーズン目となります。フロント1回、リア2回のタイヤをフロントに装着して、これで前後とも2回の使用となります。3シーズンを使ったにしてはそれなりに溝は残っています。


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スタッドレスタイヤの寿命を示すマークもまだ余裕があるので、今シーズン中は問題なさそうです。


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リアに取りつけた方のタイヤは、フロント2回、リア1回の使用なので、フロントに取りつけたタイヤよりも若干摩耗が進んでいますが、リアで使う分には十分です。


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スタッドレスタイヤの寿命マークはあまり余裕はありませんが、今シーズンはリアでの使用なのでなんとかなるでしょう。


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ノーマルタイヤの方は2シーズンが終わったグッドイヤー GT-Eco Stageです。装着時はまだ両端の横溝がありましたが、すっかりなくなってしまいました。


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スリップマークまではもう少し余裕があるので、まだ交換しなくてもよさそうです。


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リアのほうも同様です。どちらも前後1回ずつ使っているので、摩耗度合いもほぼ似たようなものです。


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スリップマークの余裕もほぼ同じです。


タイヤ交換時の走行距離数は171,900㎞でした。春にタイヤ交換したときが160,034㎞だったので、2シーズン目は11,866㎞走行したわけです。過去の記事を確認すると昨年の走行距離は約16,000㎞となっていますが、今年は4,000㎞も少ないというのがどうも腑に落ちません。まあ、某ハウスメーカーの仕事が減ったせいなのかもしれません。とりあえず2年分の走行距離を合算すれば、約28,000㎞走行した後の摩耗状態といえます。来年は、5000㎞走行したあたりでタイヤローテーションをすれば、なんとか3万㎞以上の走行距離で3シーズンはもちそうな気がします。ヨコハマ Blue Earthも3シーズンと2か月でほぼ寿命が尽きていたので、性能的には同等と考えてよさそうです。


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今日で仕事納め&長期休暇スタート

世の中クリスマスイブのせいか今日は車が多かったように感じました。ところで、今年の仕事は今日が最後でした。明日からは、年末年始の休みが始まります。


某ハウスメーカーの検査業務を20日でやめたおかげで、1月9日まで16日間の長期休暇をとることができます。とはいえ、明日から強烈寒波が来るそうで、あまり天気は良くないみたいです。とりあえず、明日はタイヤをスタッドレスに交換し、雪山行きの準備を完了させようと思います。


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| 時事ネタ・ニュース | 17:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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岩稜を上って岩稜を下る: 和気アルプスその2 

2021年12月19日(日) 岡山県和気郡和気町 日帰り単独行 


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12:02 山の学校前から3分ほど歩くと、木立の先に白岩様が見えました。前方から声が聞こえていたので、誰か登っているのだろうと思っていましたが、やはりクライミングをしているパーティーがいました。


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落葉でトレースが不明瞭ですが、枯れた小さな沢を渡ります。


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渡った先の立ち木の足元に道標がありました。ここでは涸れ沢に沿って右手方向にもなんとなくトレースらしい雰囲気がありましたが、道標に従って左に進みます。


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その先も落ち葉でトレースが良くわかりませんが、なんとなく斜面を登っていくようなトレース痕があり、どうやらここから登りが始まるようです。


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12:08 小さな白い道標がある分岐に着きました。


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トレースの明瞭さから言えば、右上に続くトレースのほうがメインのルートっぽいのですが、白岩様には左となっています。小さくバイパスとも書かれているので、白岩様の下に出るクライマーが利用する道が右のルートで、白岩様の南端を岩に沿って登る一般ルートが左ということかと思いましたが、実は右上のルートはチンネ・スラブルートでした。


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分岐を左折してすぐ先でトレースがわからなくなり、斜面上方向に右折するような雰囲気だったので少し登ってみたのですが、すぐにトレースの痕跡が消えました。


どうやら違うようなので、右折したところへ戻ってルートを探すと、シダに隠された岩に黄色いペイントがあり、右折場所からまっすぐ斜面をトラバースするように進むことがわかりました。



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12:13 わかりにくい斜面をトラバースしていくと、涸れ沢のところで赤テープと白い道標がありました。


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歩いてきた方向が、チンネ・スラブルートということらしいのですが、バイパスってなに?という疑問は残ります。この道がバイパスなのか、さっきの分岐から右上に行く道がバイパスなのかわかりません。とりあえず、涸れ沢を渡って先に進みます。


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涸れ沢を渡ると、ルートは右の斜面を登るようになりました。この辺りからトレースは比較的明瞭になってきました。


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濡れた岩を登る場所もあり、スリップしやすく要注意です。


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やがて狭く急傾斜の涸れ沢のような場所を登るようになりました。シダや低木などにつかまりながら登らざるを得ず、掌が皮革のグローブをしていて助かりました。


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突然目の前に巨大な岩壁現れました。どうやら白岩様に着いたようです。


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岩壁の基部を左に登っていくトレースがあり、こちらがおそらく一般ルートだと思われます。


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岩壁の下を右に行くトレースもあります。こちらはおそらくクライミングする人が白岩様に取りつくためのルートだと思われます。白岩様を直接したから見てみたかったので、一度右の方へ行ってみることにしました。


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岩壁に沿って右の方へ進んでいくと、巨大な岩塔が見えました。


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クライマーの姿も見えます。さらに奥まで行ってみたかったのですが、時間もあまりないので、戻ることにしました。


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岩壁の下を左手方向に登っていきます。この辺りはそれなりに傾斜はあるもののまだ楽に登ることができました。


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さらに登っていくと、右手に先ほど見た岩塔が見え、クライマーの姿も近くに見えました。


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途中からは岩壁を登るようになりましたが、傾斜もきつく初心者にはちょっと厳しいかもしれません。とはいえ、一般ルートなので、慎重に手がかり足がかりを探しながら登ればロープなしでも問題はないレベルです。もっとも、それなりに高度感があるので高所恐怖症の人はやめた方がよさそうです。


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白岩様の壁が近くに見えてくると、先ほど見えていたクライマーの他にも登っているパーティーがいるのが見えました。


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のんびりとクライマーを見ながら登っていくと、けっこうきつい岩壁が現れました。よそ見しながら登っている場合ではありません。滑落しないように手がかり足がかりをしっかりと探しながら慎重に登りました。


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12:34 きつい岩壁を登りきると、そこが白岩様のてっぺんでした。


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クライマーのいる白岩様の先端まで行ってみようとしたら、ちょうど上から団体が下りてきたので止めてランチタイムにすることにしました。


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登ってきたルートの上に、やや傾斜があるものの広い岩場があったので、そこに荷物を下ろしました。


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ここは展望がよく、神ノ上山への一般ルートからも外れているので、誰もいなくて静かにランチを食べることができました。


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ランチは、コンビニのおにぎりといつものカフェオレです。カフェオレはちょっとお湯が多かったみたいで、薄めになっていて味はいまいちでした。


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12:58 ランチを終えて出発です。ひとまず、神ノ上山方面に向かいます。


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13:02 チンネ・スラブルートへの分岐点です。ここから神ノ上山までおそらく15分程度だと思われますが、行って帰ってくると休憩を入れると40分ぐらいかかりそうなので、やはり神ノ上山へ行くのはやめることにしました。まだ体力回復途中なので、無理は禁物です。


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道標に従って、分岐を右に進みます。


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落葉の積もった下りの道を、スリップに気を付けながら下っていきます。


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5分ほど下ると、白岩様が右手に見えました。途中のテラスのあたりに、まだクライマーがいるのが見えました。


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さらに下ると巨岩のある尾根の末端のような場所にでました。


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道標には、チンネの頭と書かれいました。ここから岩稜下りが始まります。


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チンネ・スラブルートは急激に下り始めましたが、初めのうちはそれほど難しい場所はありません。


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しかし、徐々に傾斜がきつくなり、ワンミスが命取りになりそうな場所が増えてきました。


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鎖場も現れました。鎖は比較的細くて、これに全体重をかけるのはちょっと不安が残るような感じだったので、あくまでも補助として使いながら、極力岩場の手がかり足がかりを利用しながら下りました。


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エボシ岩らしい巨岩のすぐ上の鎖場が、このルートの核心部かもしれません。


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鎖場の下には手作りの梯子も設置してありますが、この梯子は固定されていないので、足をかけるとちょっとぐらつくので要注意です。


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13:14 おそらくエボシ岩と思われる巨岩を下から見上げると、なかなかの迫力です。


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巨岩が折り重なるようなチンネ区間が終わると、今度は巨大な岩尾根が続くスラブ区間です。30度ぐらいありそうな急傾斜の岩壁を下ります。ところどころ小石が載っていたりするので、踏んでスリップしないように気を付けながら下ります。


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長さ110mもある一枚岩の岩尾根なので、下れども下れども終わらないように感じます。


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13:28 ようやくスラブを下り切り、普通の登山道になりました。長い急傾斜のスラブを下ってきて、すこし足腰に疲労感を感じますが、膝がガクガクするほどひどくはなかったので、足腰の筋肉はそれなりに回復してきたようです。


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見覚えのある道標だと思ったら、白岩様下の分岐に戻ってきました。ここからは往路と同じルートです。


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山の学校からは和気中学校方面に下りました。さすがに御大師様ルートに登り返す気にはなれませんでした。ゲートをくぐって和気中学校方面に下ります。


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和気中学校の西側に出たところで、右の脇道に入ります。地形図ではここをまっすぐ西へ行けば、御大師様ルート登山口のところに出るはずです。通行量の多い車道脇を歩きたくなかったので、裏道から戻ることにしたわけです。


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狭い道をまっすぐ西へ進みます。


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予想通り、御大師様ルート登山口にでました。正面の家が地図をいただいた男性の家です。


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竜王山登山口前のゲートを、朝とは反対向きに通過します。ここは車道に設置されたゲートなので、他のゲートと違ってちゃんとした作りになっているので、開閉が楽です。


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由加神社に戻ってきました。写真撮り忘れたので、出発時に撮ったものです。戻ってきたときも車は増えていなかったので、晴天の日曜日ながらあまり登山者は多くなかったようです。

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| 2021年12月 和気アルプス | 09:43 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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岩稜を上って岩稜を下る: 和気アルプスその1 

2021年12月19日(日) 岡山県和気郡和気町 日帰り単独行 


和気アルプスの最高峰は神ノ上山(369.9m)ですが、今回は登頂していないので、タイトルには記載していません。


19日の日曜日の朝は、天気はいいもののシーズン最強の寒波の影響で0度近くまで下がったようです。まだ寒さ慣れしていないので、昨晩はオイルヒーターを付けたまま寝て朝ベッドから出るのが嫌にならないようにしたのですが、それでも温度計の最低気温のメモリーは12.2度になっていました。


幸い、7時過ぎには自然に目が覚め、最近の日課となっている電気敷毛布を強にして体が温まるのをまってから起床。着替えてから熱いココアをゆっくりと飲み干し、山に行く準備を整えて9時過ぎに出発しました。


本日の目的地は和気アルプスです。県南の低山の主だったところは登っているのですが、多くのルートがあり、しかも急傾斜の岩稜なども多くある和気アルプスは、何度登っても飽きない山です。しかも、日曜日でもルートによってはほとんど人に会うこともないので、その点でも比較的気持ちよく山歩きができるのがいいところです。


今回は、まだ歩いていない白岩様ルートを上り、チンネ・スラブルートで下山するという岩三昧のルートを辿ることにしました。時間と体力に余力があれば神ノ上山まで登るのもありですが、おそらく今日はパスすることになると思っていたら、やっぱりそうなりました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス L/S ハイブリッドパラマウントメッシュクルー
 ベースレイヤ: ミレー 中厚手長袖ジップシャツ
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート マサオジャケット
 インサレーション: マムート ブロードピークⅡジャケット
 グローブ: マムート メリットパルスグローブ
 キャップ/ハット: マムート バイザービーニー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEXレインパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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新しいものではありませんが、アッパーのベースレイヤ-は、装備リストを書くようになって初めて使ったジップシャツです。購入したのは10年以上前で、登山を始めた頃にどこかのセールで購入したものです。裏がワッフル状の起毛素材になっていて、生地もそこそこ厚手のためけっこう保温力があり、すぐに汗をかくためあまり山で使ったことがなく、最近はもっぱら冬期の仕事着となっていましたが、朝方冷え込んだため久しぶりに山で使ったみたというわけです。現在もっている登山用品のなかで、唯一のライトグリーンの色合いのシャツです。初めて購入したコロンビアのハードシェルジャケットをグリーンにしたのは、このシャツと合わせたというのが理由です。とっくの昔に売り払っちゃいましたが。


また、当初はウィンドストッパーのソフトシェルで行く予定でしたが、出がけに西の空に暗い雲が広がっていたため、急遽直接ハードシェルを着ていくことにして、マムート マサオジャケットに着替えてしゅぱつしましたが、結果的に雨は降らなかったのでソフトシェルでも大丈夫でした。



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和気アルプスの場合、いつもなら一般道で1時間ほどかけて行くのですが、今日は山陽自動車道で楽をしました。岡山ICから和気ICまでわずか20分ほどで着いたうえに、料金は530円と安かったので、今後は高速利用がデフォルトになりそうです。もっとも、帰路はのんびりと一般道で帰りました。


和気の市街でコンビニに立ち寄ったので、由加神社の駐車場に着いたのは10時15分ぐらいでした。準備を整えている間に登山者らしき車が2台ほどやってきたので、それなりに人ではありそうです。もっとも、広い駐車場にはほとんど車がなかったので、それほど混雑しているわけではなさそうです。出発前に由加神社に寄ってお賽銭と安全祈願をしておきました。お賽銭は、車を停めさせてもらったお礼です。なお、トイレを借りようと思っていましたが、一般に開放している公衆トイレはなかったので、そのまま出発しました。和気アルプス登山で由加神社の駐車場を利用する場合は、トイレは別の場所で事前に済ませておく必要があるので、ご注意を。


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10:40 神社に立ち寄ったりしていたので出発が遅くなりました。由加神社の駐車場の東側からすぐに北へ向かいます。


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竜王山登山口を通過し、その先のゲートを通過します。害獣避けのゲートなので、自分で開けて、通過後は元通りに締めておきます。


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2020年12月に荒神嵓(こうじんぐろ)ルートを登った時と同じ道を辿りますが、今日は前方に見えている低い尾根筋につけられた御大師様ルートを経由して白岩様方面に向かいます。和気アルプスのホームページに掲載されている全体の登山地図には、麓から御大師山までのルートしか記載されていませんが、尾根伝いに白岩様上部までつながっています。途中で、山の学校から登ってくるルートに合流するのですが、今回は合流点から山の学校にいったん下り、白岩様南端ルートで白岩様の上に出る予定です。


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昨年は荒神嵓(こうじんぐろ)ルートに行くために、この交差点を左折しましたが、今回は直進します。


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さらにその先で丁字路にぶつかったら、ここで左折です。


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左折してからその先は民家の横で道がぐっと細くなり、行けるのかどうか若干心配になったところで、ちょうど民家の中から年配の男性が出てきたので、「おはようございます「と挨拶をしたら、「登山ですか」と聞かれました。「この先に登山道があると聞いたのですが・・・」と言いかけると、言葉をさえぎるように「登山口があるから教えてあげる」と言って、駐車場の奥にある工房のような建物に招き入れられて、手作りだという地図をいただきました。見たところ何種類か作られているようで、ここまでしっかりとした地図を自作されているところ見ると、どうやら和気アルプスの登山道整備など何らかの関係者の方だったようです。


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地図のお礼を言って道を奥に進むと、山の方へ登っていく道がちゃんと続いていました。


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地図をいただいた方のお宅を振りかえってみたところです。ルートのことも詳しく教えていただき、助かりました。


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10:52 コンクリート舗装された山道を登り始めるとすぐにゲートが現れました。


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ちゃんと行き先のかかれた登山口の看板もかかっています。


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ゲートを通過して少し登ると、道は左折します。まっすぐに進むトレースもありますが、地図をいただいたとき、直進すると道間違いと教えてもらったので、迷わず左折します。もっとも、明確な道標が設置してあるので、この状況で道を間違える人はいないと思います。かつては道間違いが多かったので、道標を設置されたのでしょう。


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左折してすぐに赤い鳥居が小屋の柱を兼ねた祠がありました。頂いた地図によると、稲角稲荷となっています。先ほどの左折箇所を直進するトレースは、稲荷社奥の院へ行く道だそうです。


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このお稲荷さんのところから道が二手に分かれています。こちらは右へ行く道。


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こちらは左へ行く道。左の道の方が岩の尾根になっていて展望がよさそうなので、左へ進むことにしました。


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少し進むと、確かに岩の尾根になりました。


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10:58 前方にお墓のようなものが見えてきました。地図によると、地神様となっています。


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近くに寄ってみると、六角柱になっていて、各面に神様の名前らしいものが彫り込まれていました。


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南を向いて立つと六角柱の北面には天照大神と彫られていました。やはり、太陽を見る方向には太陽神である天照大神が来るようです。


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地神様から10分ほど登ったところで、さすがに熱くなってきたのでハードシェルを脱ぎました。標高が低いためか風もあまりなく、陽射しがあたるのでハードシェルを着ていると蒸れてしまいます。しかし、20リットルの小型バックパックにはかさばるハードシェルを入れる余裕がなく、仕方がないので細長くたたんだハードシェルを左右のコンプレッションベルトに挟んでバックパックの上に装着しました。


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比較的明瞭で歩きやすい岩尾根は、ほぼまっすぐに伸びていました。


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11:11 不意に小屋が出現してちょっとびっくりです。


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旧和気郡八十八か所の第三十三番 泉大師堂だそうです。


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泉大師堂からは眼下に和気の町並みが眺められます。


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平均台のような手作りベンチらしいものもたくさんあるので、休憩するにはいいところです。ただし、まだ由加神社を出発して30分ほどしか経っていないので、休憩はなしで先へ進みます。


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大師堂に向かって右手にトレースがあるので、そちらへ進みます。


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そこそこ深いシダの藪漕ぎ状態の道を少し登ると、尾根に出ました。少し南に下るように進むと、分岐があり、左へ行くと白岩様方面に行けるようです。直進のトレースもあり、地図によるとその先に展望岩があるらしいので、行ってみることにしました。


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20mほど行くと、倒木に展望所と書かれた道標が設置されていました。


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展望岩というだけあって、なるほどいい眺めです。


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左手奥にこれから向かう白岩様と下山で使うチンネ・スラブルートが見えました。さらに、谷を挟んで右側に昨年下ったダンガメ稜も見えました。


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11:22 展望岩から分岐まで引き返しました。


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右の分岐を神ノ上山方面に向かいます。


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しばらくはシダの藪漕ぎ状態ですが、ロープが張ってあるので道迷いの心配はなさそうです。


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シダの藪漕ぎが終わると、普通の登山道になりました。


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3分ほど歩いたところで、左手に竜王山と涸沢峰が見えました。雰囲気的に、奥穂と前穂の吊り尾根のようです。


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すぐに道が下り始めました。結構な傾斜なので、スリップに気をつけながら慎重に下ります。


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11:29 鞍部に出ました。てっきり右に下れば山の学校に出る分岐だと思っていたのですが、どうやら違うようです。


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直進はもちろん白岩様と神ノ上山方面ですが、左は宗堂池に下る道のようです。


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では、右の道はどこへ行くのでしょうか。山の学校なら道標があってもいいはずですが、赤テープがあるだけで何もありません。GPSで現在地を確認すると、どうやら山の学校へ下る道よりもまだ南にある鞍部のようで、右へ下る道はどこへ出るのかわかりません。どうせ山の学校へ下るのなら、ここから右へ下っても同じだろうと思うのですが、東へ下るかどうかわからないので、直進することにしました。


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鞍部から直進するとすぐにけっこうきびしい岩場を越え、その後もそこそこの急登が続きましたが、ようやく傾斜が緩んだところで、左下にエメラルドグリーンの宗堂池が見えました。この池は近くで見るより遠くから見たほうがきれいに見えます。


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11:42 緩やかになった登山道を進んでいくと、不意に丸山と書かれた道標が現れました。


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尾根の末端にある小ピークのようですが、ほとんどピークらしさはなく、尾根の下りが始まる末端部分といった風情です。


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丸山を過ぎると、左前方に昨年登った荒神嵓(こうじんぐろ)の岩壁が見えました。あの岩壁を赤線のように登り、上部を右へトラバースして右奥から稜線まで登ったわけですが、こうしてみると結構な岩場です。


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11:47 山の学校に下る道の分岐に着きました。


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ちゃんと右下へ下る道に道標が設置してありました。


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結構登ってきたため、下りも案外長く感じましたが、10分で山の学校まで降りてきました。


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山の学校を出ると、和気中学校からの道に出会いました。右へ行くと和気中学校へ下りますが、ここは左に向かいます。


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左手の立ち木に道標が設置してありました。エボシ岩というのは、この時点ではどこにあるのかわかりませんでしたが、チンネ・スラブルートの上部にある巨岩のことでした。

つづく。



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| 2021年12月 和気アルプス | 23:47 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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岡山でも初雪

昨日から一気に真冬になったような感じです。岡山市内でも初雪が観測されたらしいのですが、ニュースでは観測されたというだけで、何時ごろどこらあたりで降ったのかは報道されていないので不明です。僕も見た記憶はないので、もしかしたら夜から明け方にかけての話かもしれません。


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県北地域では積雪があり、蒜山などの鳥取県境付近はもちろん、勝山や落合あたりでもうっすらと雪化粧しているのがライブカメラで確認できました。写真は湯原付近の国道313号線ライブカメラの映像です。


明日の日曜日は、車のタイヤをスタッドレスに交換していないため県北方面に行くのは無理なので、県南の山歩きに行こうと思います。


ところで、昨晩もウォーキングと階段昇降のトレーニングをしてきました。かなり気温が低く、冷えないようにトレーニングウエアの中に中綿ジャケットを着ていったのですが、ウォーキングだけだと全然汗ばむようなことがないくらい寒かったです。しかし、160段の階段昇降を2セットやったら、さすがに汗ばんできて、フロントジッパー全開で家に帰ることになりました。やはり効率的な体力回復を図るためには垂直方向のトレーニングが必要のようです。


昨日は階段昇降トレーニング2日目でいきなり2セットに増やしたのですが、思いのほか脚の疲労感はなく、スムースに2セットをこなすことができました。初日のトレーニング後、雨で1日休んでいるので、多少なりとも筋力の回復があったのかもしれません。しかし、今日自宅の階段を下りているとき、ビミョーな筋肉疲労を感じたので、それなりに疲れは残っているようで、まだまだ体力回復の途上ということを実感します。


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| 時事ネタ・ニュース | 17:33 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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