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2024/05/21

1万円台で買えるR値6.2の高断熱エアマット

先日の塩見岳登山で使用した就寝用マットは、新しく手に入れたエアマットです。いままでは、クローズドセルの折りたたみマットと4mm厚のシルバーシートの組み合わせで使っていました。その前は、サーマレストのトレイルスカウトという自動膨張式のマットを使っていましたが、GWの北アルプスで就寝中にパンクしてしまい、夜冷たさで寝られなくなってしまったという苦い体験をしたので、積雪期のテント泊で使うマットはクローズドセルを使うようになりました。


今回、なぜまたエアマットを使ったのかというと、クローズドセルマットの物理的な体積が積雪期のテント泊装備において圧倒的に不利である、つまり邪魔だというネガティブ要素を払拭したかったことと、R値6.2というこれまで使ったことのない圧倒的な断熱性能のマットが1万円台前半で買えるという驚異のコストパフォーマンスを目の当たりにして、どうしても試してみたくなったためです。


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使用したのは、以前スノースパイクを紹介したときのHikentureというブランドのエアマットです。アマゾンでわりとよく見かけるNaturehikeと似ていますが別ブランドです。このブランドは、たまたまスノースパイクを売るために作られたブランドだろうぐらいにしか考えていませんでしたが、いまアマゾンのHikenture storeのフロントページを見ると、ちゃんとデザインされたページが作られており、マット類を中心にそれなりに商品展開されていて、新興のアウトドアブランドとして商品開発を行っているようです。アマゾンでエアマットの検索をしてみても、同じものだろうと思われるものは見当たらなかったので、どこかからOEMで調達したものではなく独自に企画開発をしたマットだと思われます。もっとも、販売元はLSTJPとなっているので、HikentureはあくまでもLSTという会社のブランドということのようです。



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HiketureのR値6.2のエアマットですが、この数値がASTM規格をクリアしているという記載はどこにもありません。なので、この値の信憑性に関しては、若干怪しいところもあります。とはいえ、さすがにここまで言い切って実際はたいした断熱性能がなかったとなれば、すぐにばれてしまいネットで晒されることは火を見るより明らかなので、6.2はなくても雪山で使えるぐらいの断熱性能はあるのだろうと判断したわけです。


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エアマットの難点は、空気を入れて膨らませる作業が大変だということです。内部にウレタンマットが入っている自動膨張式でも最後は空気を入れる必要がありますが、ウレタンが膨らむ分エアを入れる量はたかが知れています。しかし、エアマットは最初から最後まで空気で膨らませる必要があり、小型の電動ポンプを持って行かないと話になりません。しかし、このエアマットは収納袋が空気入れになっていて、わざわざ電動ポンプを持って行く必要はありません。


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実際に収納袋で空気を入れてみたところ、おおむね4回でほぼ充填できますが、この状態ではまだけっこう柔らかいので、底突きしないぐらいまでパンパンにするには、かなり力を入れて空気を入れてやる必要があります。


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三伏峠のテント場で実際に使ってみた感想は、十分実用になる断熱性能と寝心地でした。今回は雪の上にグランドシートを敷いて、その上にテント、テント内に片面アルミ蒸着した別のグランドシートを敷いて、さらに100円ショップの薄い断熱シートを敷いた上にこのマットを置いて使いました。薄っぺらいグラウンドシート2枚と100円ショップの断熱シートではあまり冷たさを軽減することはできていませんでしたが、エアマットの上にいる限り下からの冷たさを感じることは皆無でした。


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エアマットとはいえ8cmの厚さがあり、内部にアルミ蒸着フィルムとアルミ断熱コーティングが施された層が2重になっているので、さすがに冷気を上まで伝えることはできなかったようです。ただし、初日の夜中に少しマットが冷たいなと感じました。おそらく、‐8度まで気温が下がったことで、マット内部の空気も影響を受けたのでしょう。しかし、寝られなくなるほどのことではなかったので、外気温に敏感というほどのことではなさそうです。そうはいっても、‐10度を下回ることもある厳冬期に使うともっと深刻なことになる可能性があり、エマージェンシーシートをマットの上に敷くなどの対策は必要になるかもしれません。


また、底突きしないようにしっかりと空気を入れたマットは、体重をしっかりと支えてくれて、快適な寝心地を提供してくれました。耐久性がどれぐらいあるのかわかりませんが、基本的に積雪期にしか使う予定は無いので、尖った小石がある場所で使わない限り外的要因で穴が開くことは無さそうです。問題は、生地の溶着などがどれだけしっかりしているかです。


とりあえず、積雪期に使う高断熱マットとしては低価格で十分実用的な断熱性能をもった、高コスパのエアマットと言えそうです。しかしながら、どんなに断熱性能が優れていても、エアマットである限りパンクのリスクから逃れることはできません。リペアキットがあっても現地で穴が開いた場所を見つけて修理するなんてことはほぼできないと思った方がいいので、パンクのリスクをどれだけ許容できるかがこうしたマットを利用するかどうかの判断材料となります。キャンプ場での冬キャンプなら、予備のマットを車に積んでおけばいいのでしょうが、登山となるとそうもいきません。本格的な雪山登山の場合は、ハイリスクであることを承知で荷物のコンパクト化を優先するか、リスクを避けてでかいクローズドセルマットを持って行くか、状況やコースに応じて使い分けるしかないのかもしれません。

Hikenture高断熱R6.2エアマット アマゾンのページへ


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2024/05/19

漆黒の鉄兜に三度目の挑戦: 塩見岳その3 

2024年5月3日(金)~5日(日) 長野県大鹿村 塩見岳(標高3052m) テント泊単独行 


5月4日(土)2日目後編 

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10:36 冬装備をすべて外してバックパックに装着したことで身軽になり、いよいよ塩見岳本峰に取りつきます。結構な傾斜の岩場が立ちはだかっていますが、雪や氷がないのであれば、難易度は劇的に低くなるので、まったくもって気楽に登って行くことができます。


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10:43 天狗岩との間にある鞍部を過ぎて、しばらく歩きやすい土の道を上って行くと、岩場が現れました。ここからが本番です。


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厄介そうに見えた岩場ですが、きちんと鎖が設置されていて、見た目ほど難しくはありませんでした。


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その後も普通に登るには斜度がきつすぎると思われる岩場が次々と現れますが、鎖のおかげでそれほど苦労することなく登って行けます。もちろん、冬装備がないことも楽に登れる理由です。もしもここが雪で埋まった1枚バーンになっていたら、そしてガチガチに凍り付いた状態だったら、はたして先に進めたかどうか怪しいところです。


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60度を超えているだろうと思われる斜度の岩場をゆっくりとクリアしながら、まだまだ近づいてくる気配のない塩見岳山頂を目指して登り続けました。


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10:53 相変わらずの岩場が続きますが、なんとなく傾斜が少し緩んで、眼前に立ちふさがるような威圧感のあった岩壁がわずかながら威圧感を弱めたような雰囲気になってきました。


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とはいえ、すぐに楽に登らせてもらえるわけでもありません。



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10:59 急に岩場が終わり、目の前に山頂らしいピークが現れました。あれが山頂だろうかと思いましたが、往々にして偽ピークに騙されることがあるので、あまり期待しないでピークを目指しました。


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先ほど見えていたピークまで来ると、その先に別のピークが現れました。やはり、最初に見えたピークは偽ピークでした。この先に見えるピークはどうだろうかとおもいながらなだらかな道を進んで行くと、先の方からカエルのような鳴き声が聞こえてきました。


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雷鳥がいるな、と思いながら進んで行くと、登山道脇の岩の上につがいと思われる2羽の雷鳥を見つけました。すぐにカメラを取り出したものの、メスの方は岩陰に隠れて見えなくなってしまったので、オスの後ろ姿だけをカメラに収めることができました。しかし、直後にオスの方も岩の反対側に降りてしまい、これ以上の写真はもちろん動画も撮ることはできませんでした。


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11:06 2つ目のピークは、本当の山頂でした。バックパックがいくつも置かれているものの、人の姿は見当たりません。その先にあるもう一つのピークの方に人影がたくさん見えたので、どうやらあちらのピークに行っているようです。


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誰もいない塩見岳西峰山頂に着きました。西峰は、標高3047mで、東峰よりもわずかに低いのですが、それでも3000m峰であることに変わりはありません。東峰に人が集まっていて、偶然にも誰もいない西峰に登頂することができたので、東峰から集団が戻ってくるまで静かな西峰で展望を楽しみながらのんびりと過ごしました。


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11:12 東峰から集団がこちらに戻ってき始めたので、入れ替わりで東峰に向かいます。


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11:16 塩見岳東峰に登頂です。標高3052mの塩見岳の最高地点に三度目の正直で立つことができました。日本の3000m峰21座の内、15座目の登頂です。特に全座登頂を目標にしていたわけではありませんが、残り6座となるとやはりすべて登頂したいという気持ちが強くなってくるものです。残るは、奥穂高岳、前穂高岳、悪沢岳、赤石岳、荒川中岳、聖岳の6座です。奥穂、前穂は年内中にまとめて登ることができそうです。荒川三山と赤石は一度に縦走できる位置関係なので、うまくすればこちらも年内に登れるかもしれません。残る塩見岳は、以前撤退したルートで、挑戦しようと思っています。光岳から逆回りで縦走するというのもありかもしれません。いずれにしても、早いに越したことは無いので、1~2年のうちには全山制覇といきたいものです。


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塩見岳山頂からは、絶好の登山日和のおかげで360度の眺望が楽しめました。南に並び立つのが荒川三山から赤石岳、聖岳へと連なる南アルプスの核心部です。


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東には富士山。


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北には、白峰三山の農鳥岳、間ノ岳、北岳が連なります。


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さらに北西方向には甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳の2ショットです。


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絶景の眺望を楽しんだ後は、塩見岳山頂でランチタイムです。今回もローソンのパンで簡単にすませます。ドリンクは、行動用のスポーツドリンクで代用します。一応お湯も持ってきていますが、本来下山する時間を過ぎていることもあり、できるだけ時間をかけないために、いつものカフェオレはやめにしました。


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11:35 パンをスポーツドリンクで流し込んで、少し休憩時間をとってから下山開始です。西峰に戻ってきて振り返り、東峰と富士山に別れを告げたらすぐに下山です。


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長い下山ルートを見下ろしながら、岩場を下ります。この時点ですでに6時間半の行動時間となっているので、思っている以上に疲労が蓄積されている可能性があるため、岩場はかなり慎重に下りました。


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無事に塩見小屋までもどり、再びクランポンを装着して、登ってきた道を下ります。


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13:15 塩見新道分岐まで下りてきました。わざわざクランポンを装着したのは、ここから権右衛門山のトラバース区間へ下る道が、凍結したきつい下りの道だったからです。


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14:04 権右衛門山のトラバース区間を抜けて、本谷山との間にある広い鞍部にでたところで、休憩を取りました。かなり疲労感がでてきたところなので、これから始まる本谷山への長い登り返しでばてないように、最後の行動食を食べておきました。特に空腹だったわけではないのであまりおいしいとは思いませんでしたが、無理におなかに入れておきました。


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15:20 本谷山への登り返しの途中で、足の疲れが気になってきたのでクランポンを外しました。まだ雪が残っているものの、クランポンはもうなくても困らない程度の斜度なので、脚が軽くなって楽になりました。そして、前方に現れたピークを見つけて、時間的にそろそろ本谷山山頂に着く頃だろうということで、長い本谷山への登り返しが終わりに近づきつつあることを知りました。


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15:41 本谷山山頂です。本谷山の登り返しが終われば、帰路の2/3は終わったという感じです。前回来たときもそうですが、この登り返しは本当にうんざりするようなきつさです。無理しないで塩見小屋に泊まればよかったと後悔しながら登り返すので、本谷山は言ってみれば後悔の山です。


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本谷山で休憩しながら塩見岳を眺めてみると、雪がなくてよかったと思いました。もしもたっぷり雪が張り付いていたら、登頂し下山するのにもっと時間がかかっていたはずですし、体力も精神力も倍以上消耗していたことでしょう。そうなると、下山の行程はもっと過酷な状態になっているはずです。このGWに塩見岳に登る気になったのは、もしかしたら今がチャンスだと何か感じるものがあったのかもしれません。


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16:04 本谷山から下る途中に、のぞき岩という道標があったので、立ち寄ってみました。往路で気が付いていましたが、塩見岳登頂を最優先にしていたので、下山時に余力があれば立ち寄ることにしていました。


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登山道からすぐのところに、ちょっとした展望台のような岩が谷に向かってせり出しています。


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先端に立ってみるとなかなかの高度感です。


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下の方はほぼ垂直な崖になっているようです。高さはどれぐらいあるのかわかりませんが、かなりの高さみたいでした。


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16:18 三伏山への登り返しが始まりました。北斜面なのでここから雪が現れます。しかし、傾斜がそれほどきつくないので、登山靴のままで問題なく登って行くことができました。


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16:55 本谷山への登り返しよりも傾斜が緩く距離も短い三伏山の登り返しですが、さすがに1日の最後に現れる登り返しということで、体力的にも精神的にもきつい区間です。さらにダラダラと続く先の見えない樹林帯の登りなので、いつになったら山頂に着くのかとイライラするばかりでした。そして、ようやく見えた山頂に心底安堵しました。


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17:01 三伏山山頂です。三伏峠小屋も見えているので、もうテント場に着いたも同然です。それにしても、この山への登り返しもかかった時間以上に長く厳しい道のりでした。体力も限界に近い状態だし、行動時間が12時間を超えて精神的にもつらい状態で、いつまでたっても山頂が見えないダラダラと続く登り返しに、何度絶望しかけたことか。本谷山が後悔の山なら、この山は絶望の山です。三伏峠から往復する塩見岳登山の帰り道は、後悔と絶望にさいなまれながらの過酷な道のりでした。


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頭上に黒い雲がかかり始めた塩見岳に別れを告げて、三伏山を下りました。


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17:16 テント場に戻ってみると、雪はかなり少なくなっていました。


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自分のテントの周りの雪もほとんどなくなっていて、地面が見えていました。テントの下にだけまだ雪が残っている状態です。


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ふと見上げると、木々の向こうに塩見岳山頂が見えていました。結局黒い雲に隠されることにはならなかったようです。


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残りの水が少なかったので、まずは食事をしてから水づくりをすることにしました。この日の夕食もほぼ昨晩と同じパターンです。レトルトの豚玉丼とご飯、具沢山の味噌汁に高野豆腐を追加するというシンプルな夕食でした。


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それでもそれなりの味とボリュームで、疲れた体には十分満足のいく食事でした。


食事の後に、明日の朝食分と下山時用の水を2L作ってから、早々と就寝しました。2日目の夜は初日の様に強く冷え込むことは無く、寒さで目覚めることなく安眠することができました。

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5月5日(日)3日目 

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3日目の朝は7時過ぎまでゆっくり寝て、朝食はおかゆとみそ汁というシンプルなメニューでした。当初は、小屋でカップラーメンを買って食べようと思っていましたが、予備食が残っていたので、食料をすべて消費して荷物の軽量化を少しでもしておくことにしました。アルファ米はそのまま白米として食べると味の方はいま一歩という感じですが、おかゆにするとアルファ米っぽさがなくなるので、アルファ米が苦手という人はお湯を多めに入れておかゆにするといいかもしれません。


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テントを撤収してみると、きれいな雪のベッドが現れました。このままなら今日中には溶けてなくなりそうです。


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9:48 撤収作業に手間取ってしまい出発が遅れてしまいましたが、ようやく下山開始です。


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9:57 小屋まで200歩の道標まで来ると、この先から長い下りの始まりです。下りは念のためスノースパイクを装着しておきました。水場までは凍結した雪が残っていることも多々あったので、スノースパイクは結構役に立ちました。


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10:33 水場で休憩を取りました。出発してから1時間も経っていませんが、すでに汗だくになっていたこともあり、唯一の水場で顔を洗ってさっぱりしたかったので、迷わず荷物を下ろしました。


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11:40 豊口山間のコルに着いて、ここでも休憩を取りました。水場からおおむね1時間ぐらいの距離なので、休憩するのにいいタイミングの場所です。


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12:37 登山口から登ってきて最初に休憩を取った場所で、最後の休憩を取りました。時間的にはそのまま下っても良かったのですが、急ぐわけではないので最後の下りにかかる前にしっかりと休憩しておくことにしました。


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12:41 休憩は短めに切り上げて、最後の下りに入ります。


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入山時に見落としていた1/10の道標をしっかりと確認しました。しかし、ここから登山口までがずいぶん長く感じました。


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13:02 登山口まで下りてきました。これでもうきつい下りはおしまいです。ここでもしっかりと休憩を取りました。


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13:55 長い林道歩きの末にやっと鳥倉ゲートが見えた時には、心底ほっとしました。


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N-VANは、3日前に停めた時のまま、静かに僕を待っていてくれました。


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靴を脱いでいる時に、右足のソールのかかと部分が再びはがれ始めているのを発見しました。昨年の表銀座縦走ではがれてしまった場所です。きっちり修理したつもりでしたが、十分ではなかったようです。今回はべろりと垂れ下がっていないので歩行に支障はなかったのですが、一度剥がれるとどうしても弱くなるみたいです。


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大鹿村へと下る道では、カラマツの新緑の美しさに目を奪われました。


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小河内岳から板屋岳へと連なる稜線の眺めも美しく、南アルプスへの再訪を考えながら車を走らせました。


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下山後は、天竜川沿いに少し北上したところにある望岳荘に立ち寄って、温泉で汗を流しました。こちらも来たときに訪れた松川温泉と同じく入浴料500円とリーズナブルです。もっとも露天風呂は無いし、浴室もわりとこじんまりしていて、同じ金額なら松川温泉のほうがコスパは良いと言えます。距離的にはどちらも同じぐらいですが、日曜日なので混んでなさそうな望岳荘にしたのですが、狙いは当たってわりと空いていました。ただし、そろそろ出ようかと思っていたころに子供が5人ぐらいまとめて入ってきて、突然騒がしく混雑感が強くなってきました。子供連れは夕食を18時過ぎぐらいからとることが多そうなので、ちょうど17時ごろが温泉に入りに来るタイミングなのでしょう。混雑と子供の騒々しさを避けるのであれば、遅くとも16時までに入るか、いっそ18時過ぎまで待つか、どちらかのほうがよさそうです。


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その後は、夕食を買うために国道153号線に出たところにあるチャオ生鮮食品館という地元のスーパーに立ち寄りました。


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4割引きの弁当としじみの味噌汁、うの花の3品でわずか540円という安さでした。電子レンジの横に電気ポットも用意されていて、味噌汁のお湯も無料でもらえたので、なかなかサービスのいいスーパーでした。


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安価に夕食を済ませてから、一番近い道の駅 花の里いいじまへ移動して、車中泊させてもらいました。GW最後の日でしたが、かなり空いていました。


天気が悪くなければ1~2日観光して帰るつもりでしたが、翌朝目が覚めてみると空はどんよりとした雲が覆っていて、気温も低く、天気予報も下り坂だったため、観光は取りやめて帰宅することにしました。時間がたっぷりあったので、土岐市まで一般道で戻り、揖斐川温泉 藤橋の湯に立ち寄った後、滋賀県長浜市まで一般道で移動して、道の駅 近江母の郷で車中泊し、7日の午前4時前に米原ICから高速道路に乗って帰りました。


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今回の塩見岳遠征は、総走行距離1103.6㎞、平均燃費は16.9㎞でした。往復とも一般道の走行が半分ぐらいあったので、これまでの遠征で一番いい燃費になりました。ちなみに、タイヤはスタッドレスのままでした。ノーマルタイヤよりも燃費が悪化する傾向にあるスタッドレスでこの燃費なら、なかなか優秀です。


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ちなみに、帰路に土岐市で給油してから帰宅するまでの区間燃費は、18.1㎞とかなりの高燃費となりました。ルートは、土岐市から可児市、美濃加茂市、関市、山県市、揖斐川町を経由して滋賀県長浜市へ抜け、米原ICから姫路東ICまで高速道路、姫路東ICから竜野バイパスを経由して国道2号で岡山まで走りました。岐阜から滋賀へ抜ける道は山坂道でしたが、思いのほか燃費が伸びてくれました。4WDターボでもおとなしく走ればそこそこいい燃費が出るということです。

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2024/05/17

今年売却した株のその後

今年になって保有していた銘柄をいくつか売却しましたが、その判断ははたして正解だったのかどうかを検証してみました


1、TOYO TIRE(5105)

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2024年1月19日にホンダへ納品されていた部品の検査結果が改ざんされる不正が行われていたという報道によって、突然の大暴落が発生し、たまたまリアルタイムで気が付いたこともあり、2200.5円で売却(取得価格1566円)しました。TOYO TIREの不正問題発覚はこれで3度目となるので、さすがにただでは済まないだろうと判断してストップ安になる前に成り行きで売却したわけですが、結果的に失敗でした。社会問題化することもなく、そんな事実は無いという会社側の発表で事態が収拾し、その後株価は上昇しています。最近でこそやや軟調ですが、株価は売却価格よりも500円ほど高い水準にあります。内部告発による不正発覚だったので信憑性は高いと判断したわけですが、デマだったのか会社がもみ消したのか、まったくもって意味のない暴落となってしまったわけです。たまたま、リアルタイムで暴落を知ってしまったのが運の尽きでした。後で知っていたら翌日の値戻しを見てそのまま静観していたでしょうから、せっかくの値上がり益を不意にすることは無かったわけです。あまり頻繁に株の値動きを見るものではないということですね。また、新聞やテレビではなく週刊誌が報道するスキャンダルは、信憑性が高くない可能性があるので、すこし静観したほうが良さそうです。



2,フェローテックHD(6890)

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特定口座で保有していた銘柄ですが、あまりにも思惑と株価の動きが違い過ぎて、2024年4月24日に2910円で売却(取得価格2890円)しました。半導体関連銘柄なので、半導体関連株のブームで値上がりを期待していたのですが、少し上げたらすぐに売られるを繰り返しながら、じりじりと上値を切り下げる動きが続いていたので、いったん手仕舞ったほうがいいだろうとの判断でした。売却直後はいったん値を戻してきたので失敗したかと思っていましたが、ここにきてまた売られているし、移動平均線は短期、中期、長期のすべてが下降トレンドになってきたので、おそらくこのまま下落が続くのではないかとみています。その意味では、売却したのは正解だったと思います。



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3,中国電力(9504)

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2024年5月1日に、決算発表があまりにも悪すぎたことが理由で、995.5円で売却(取得価格987円)しました。今期の予想が大幅な減収減益となり、配当も年間10円に減配されることになったので、資産の運用効率が悪すぎるとの判断で売却しました。売却後はわずかに値を戻して1000円近辺で停滞しているので、いまのところ売却は正解だったと判断しています。もっとも、この後急回復したら大失敗となってしまいますが、円安による火力発電燃料のコスト高に加えて国内GDPがマイナス成長になるなど、当面は利益が回復する要素があまりないので、停滞もしくはジり下がりになるのではないかと思っています。


4,帝人(3401)

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2022年5月30日に1350円で取得して以来、けっこう浮き沈みの激しい動きをしていて、昨年の秋以降ずっと含み損状態がつづいていましたが、今年の4月からは含み益に転じ、ここから回復してくれるのを期待していました。ところが、先日の決算で大きく売られて、再び下落トレンドに入りそうな雰囲気になってきたので、見切りをつけて5月16日に1440円で売却(取得価格1350円)しました。月足で見ると、まだまだ大底から反転し始めたばかりのようなチャート形状ですが、なにしろ5年間という期限のある旧NISA口座での保有銘柄だし、配当利回りも2%程度まで下がっていてうま味がないので、含み損を抱えて売却する羽目になるぐらいなら利益があるうちに処分したほうがいいとの判断でした。直近3ヶ月の業績は黒字転換しているし、今期の予想も特に悪くなるわけではなさそうなので、とことん売り込まれることはないかもしれませんが、配当利回りがもうすこし良くならないと手を出しずらいところです。


というわけで、売却益は4銘柄合計で約74,000円でした。たいした金額ではありませんが、含み損が膨らんで損切りしたという銘柄はなく、今後の上昇期待がもてないと判断して売却したものばかりなのがせめてもの救いです。株の値動きに関しては、何が正解というものはないので、結果論でしかありません。その場その場の状況を自分なりに判断して売却するか、様子を見るか、はたまた買い増すかという判断をするわけですが、失敗するにしても成功するにしても、あとあと引きずらないで、済んだことは忘れて次のチャンスをものにすることに専念したほうが精神衛生的に良さそうです。もっとも、自分の判断がどうだったのかを検証して今後に活かすというのも、忘れないようにしたいものです。


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2024/05/14

漆黒の鉄兜に三度目の挑戦: 塩見岳その2 

2024年5月3日(金)~5日(日) 長野県大鹿村 塩見岳(標高3052m) テント泊単独行 


5月4日(土)2日目前編
2日目の朝は予定通り午前3時過ぎに目覚めました。前回寝坊をして山頂を踏めなかった反省があったので、今回はきっちりと腕時計を耳元に置いてアラームをセットしておいたおかげです。


昨晩、寝ていると夜中に寒さで目が覚めて、しばらくの間寝付けなかったのですが、寝袋をたくし上げて丸まっているうちに寒さが和らいで再び眠りにつくことができました。寒い時は体を丸めて寝袋を圧縮してやると断熱性能が上がるのか、それとも寝袋内の余計な空間が減って熱損失が減るのかよくわかりませんが、だいたいそれで寒さはしのぐことができます。


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起きてからすぐにテント内の気温を確認してみると、なんと-8度でした。昨晩は晴れていたようなので、放射冷却現象で冷えたようです。それにしても-8度まで下がるとは思いませんでした。天気予報ではそれほど低い予報は出ていなかったし、寒気が来ているという話もありません。この時期の山の気温は本当にあなどれません。もしも予報をうのみにしてもう一つ下のランクの寝袋にしていたら確実に寒さで眠れない夜になっていたことでしょう。


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4:51 東の空が明るくなってきたころ、準備を整えてテントを出ました。


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4時半出発の予定でしたが、20分遅れで塩見岳に向かいます。他のテントはおおむね人の気配がなかったので、先に出発しているようでした。


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4:56 テント場から少し下ったところに分岐点があり、右は小河内岳方面、左が塩見岳方面です。


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5:09 分岐を左へ進み、10分ちょっと緩く登って行くと、三伏山(さんぷくやまと読むらしい)に出ました。遥か彼方にそびえる塩見岳までの距離感に多少の不安を感じます。


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南方向に見える高い山々は、おそらく左から荒川岳、赤石岳、聖岳の並びだと思われます。


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西方向には中央アルプスが朝日を浴びて光っていました。右端のカール地形が千畳敷で、そのてっぺんに宝剣岳がちょこんと頭を出しています。真ん中やや左のひときわ高いのが空木岳、その左のピーク付近が黒い岩肌になっているのが南駒ケ岳、左端の雪をかぶったなだらかなピークが越百山でしょう。空木岳は何度も登山計画を立てたものの、いまだに登れていない山なので、近いうちに登ってみたいものです。


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後光を背負ったように神々しい姿の塩見岳をしっかりと確認して、そのピークに向けて歩き出しました。



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三伏山から緩やかな尾根を下って行くと、すぐに雪のある道になりました。朝早いので雪はしっかりと締まっていて、トレースから外れてしまわない限り踏み抜くようなことはありませんでした。なお、12本爪クランポンはテント場から装着してきました。


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本谷山への登り返しになると、雪のない区間も多くなりました。やはり南向き斜面は雪が融けるのが早いようです。


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6:19 本谷山に着きました。


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樹林越しに少し近づいた塩見岳を眺めつつ、小休止をとりました。


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日帰り登山以外ではまずもってこないゼリー飲料でエネルギー補給です。重いので、テント泊登山では持ってこないのですが、今回は長丁場だし、2泊だけということもあって、塩見岳アタック用に2つ担いできました。


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7:18 本谷山から長い尾根を下って隣の権右衛門山との鞍部まで下りてきました。


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ちょうど1時間近く経っていることもあって、ここで小休止をとることにしました。


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8:32 休憩後、権右衛門山の南麓を横切るようにトラバースして、塩見岳に連なる尾根上にある塩見街道の分岐点まで登ってきました。塩見街道は、塩見岳に登るルートとしては一番短くて便利なルートですが、林道の距離が長い上に、現在は閉鎖されているようです。この分岐点でも塩見街道入口にはロープが張ってありました。ちなみに、権右衛門山下のトラバース区間は、アップダウンはそれほどなくてほぼ平坦な道ながら、長い樹林帯歩きの末に、最後は尾根上に出るための急斜面が待っているというなかなかつらい区間です。


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9:03 塩見小屋に着きました。前回ここで引き返したので、ここから先は初めて歩く区間です。塩見小屋はまだ営業していないのだと思っていたのですが、すでに営業中でした。昨年からGW期間中だけ臨時営業を始めたようです。


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小屋前の雪原に座って休憩しながら、装備を整えました。小屋前にはたっぷり雪があるし、塩見岳に雪は少ないものの谷筋などにはまだ雪が残っているので、登山道の日陰になっているところには凍結した雪が残っている個所も当然あるだろうということで、当たり前のようにアックスとクランポンを装着した冬山装備で登ることにしました。


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小屋前から甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳がずらりと並んでいるのが見えました。


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真ん中のとんがりを挟んで右が農鳥岳、左が西農鳥岳です。


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圧倒的存在感を放つ間ノ岳の左奥に北岳が見えています。


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右奥が甲斐駒ヶ岳、左が仙丈ケ岳です。


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山頂へのアタックに備えて、2つ目のアミノバイタルゼリーを飲んでおきました。


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9:28 山頂に向けて出発です。


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小屋を出ると、突然雪のない登山道になりました。前方の景色を見る限りでは、上の方には雪が多く残っていて、冬山増備は必須のように見えますが、実際の登山道にはなぜか雪がありません。


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雪のない登山道をアックスを持って、クランポンを装着した場違いな格好で登って行きます。前方に見える巨岩のピークが塩見岳の手前に立ち塞がる天狗岩です。登山道は天狗岩の右側、つまり南側を巻いてついています。


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10:03 天狗岩直下の鎖場まで来ました。あいかわらず雪は全くありません。この切り立った岩場をクランポンを装着したまま登る羽目になるとは思っていませんでした。アックスは使うところが無いので、ヒップベルトに挟んでおきました。


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鎖場を過ぎると、さらに切り立った岩場が続きますが、ここでも雪は影も形もありません。それでも、この先の塩見岳本峰には雪が残っているだろうということで、クランポンもアックスも装着したまま登りました。


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天狗岩を巻く道もほぼ終わりに近づきました。この先の岩を乗り越えればどうやら終わりのようです。


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最後の岩場を乗り越えると、目の前に塩見岳本峰が姿を現しました。しかし、登山道を覆うような雪渓は全く見当たりません。ここから見る限りにおいては、冬山装備などまったく必要ない状況であるとしか思えません。ちょうど下山してきた人がいたので、登山道に雪や氷があるかどうか聞いてみると、まったくないので滑り止めは必要ないとのことでした。


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というわけで、ここまで歩きにくいだけでまったく役に立たなかった冬山装備はすべて外すことにしました。


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クランポンもアックスも外して、バックパックに装着しました。このバックパックはストックなどを2本装着できるようになっていますが、ストック2本とアックスの3本になってしまうため、ストック2本をひとまとめにして1本として装着し、クランポンはバックパックの横にコンプレッションベルトで止めました。やたら装備が増えてしまいましたが、なんとかすべて装着することができ、これで身軽になって塩見岳を登ることができます。


それにしても、もっとも標高の高い塩見岳本峰への登りが、まったく雪がない状態になっているとは想定外でした。南向きだし、岩場なので日差しを浴びると温まりやすく、もともと雪が少なかった分早く溶けてしまったのでしょう。結果的に夏道を夏山装備で登れるわけですから圧倒的に楽になって良かったのかもしれませんが、雪山を登るスリルや緊張感、達成感がなくなってしまうのが少し残念でもありました。

つづく。


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2024/05/12

N-VAN: イエローハットでオイル交換

2023年8月に「値引きがなくなったディーラーのオイル交換」という記事を書きましたが、あれから約5000㎞走行し、車のインフォメーションディスプレイにオイル交換を促す表示が出たので、オイル交換をしてきました。


今回は、ディーラーではなくてイエローハットでオイル交換をしました。自宅から近いということもあるし、イエローハットの株主になれば、100株で年に2回3000円分のお買物券がもらえるため、いずれ株主になった時のことを考えて、まずはお試しで行ってみたというわけです。なお、お買物券は1000円ごとに300円の割引が受けられるという内容です。


オイル交換はアプリを使って簡単に予約を取ることができます。実際に予約したのは昨日のことで、日曜日の午前11時の予約がすぐにとれました。



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11時前にイエローハットのお店に行くと、すぐに受付をしてくれて、オイルの種類を決めました。通常の3L缶なども選ぶことができますが、N-VANはオイル交換だけなら2.4Lしか使わないので、イエローハットオリジナルの量り売りオイルのスタンダード0W-20を選びました。N-VANのターボ車は、ホンダの指定オイルがSMグレード以上で0W-20もしくは5W-30となっています。5W-30のほうが若干安いのですが、ほとんど変わらないため、ディーラーでオイル交換したときに使われていた0W-20にしたわけです。注文するときに、スタンダードのグレードを聞いたところ、SPだということだったので、グレードに関しても何も問題ありませんでした。


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そこそこ混んでいたためか、40分ぐらい待ちましたが、オイル交換が終わるとすぐに会計をしてもらいました。内容は、
オイル 168円/100cc×2400cc=4032円
技術料 550円
割引クーポン -500円
合計 4082円

イエローハットアプリの利用で500円オフクーポンが使えたので、4582円のところが4082円ですみました。技術料に関しては、550円のメンテナンスパックというのに加入すれば1年間の有効期間中に何度オイル交換しても技術料が無料という特典がありますが、自分の今の利用状況だと年間5000㎞走るかどうかというレベルなので、オイル交換はせいぜい年に1回しかしないため、メンテナンスパックに加入するメリットはありません。それに、イエローハットの株主になれば買物券がもらえるので、オイル交換で4000円かかるなら300円×4=1200円分の買い物券が使えるので、あえてメンテナンスパックに加入する必要もありません。


ちなみに、ディーラーでオイル交換をすると、
オイル ホンダLEO SP 170.5円/100cc×2400cc=4092円
技術料 1100円
ワッシャー、ドレンプラグ 77円
合計 5269円

となり、イエローハットの方が1187円お得ということになりました。仮にクーポンがなくても、687円お得です。しかし、ディーラーが値上げする前は2700円ぐらいでオイル交換してもらっていたので、いままでディーラーでやってもらっていたのは大正解だったわけです。ちなみに、イエローハットにワッシャーとドレンプラグの費用が含まれていないのは、作業指示書のオイル交換方法の欄の「上抜き」に〇がついているので、オイルを上から吸い上げる方法で作業することで、エンジン下部にあるドレンプラグは触っていないためだと思われます。


ということで、家から近くて価格も安いイエローハットで、今後もオイル交換を行うことにしようと思います。


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2024/05/10

漆黒の鉄兜に三度目の挑戦: 塩見岳その1 

2024年5月3日(金)~5日(日) 長野県伊那市 塩見岳(標高3052m) テント泊単独行 


2018年の年末に初挑戦となった塩見岳ですが、入山前に風邪気味の体調不良状態だったことがよくなかったようで、アタック日の朝寝過ごしたうえに準備に時間がかかったり、片手のオーバーグローブをテントに忘れたりとトラブル続きで、塩見小屋で時間切れとなり登頂をあきらめて下山しました。


2019年のGWに二度目の挑戦をしたのですが、今度は登山口からひと登りしたところで不意に腰痛に襲われて、我慢しながら少し登ってみたものの、痛みが治まる気配がまったくないため無念の撤退となりました。


それ以来、かれこれ6年が経ってしまったのですが、3度目の挑戦となる塩見岳登山に行ってきました。今回は体調不良ということもなく、腰痛もまったく心配ないものの、6年という年月がもたらした体力の低下が一番の不安材料です。そのため、無理無茶をしない、余裕を持った日程で臨みました。


まずは、出発日を5月1日の夜として、当初は一般道を走ったのちに午前0時過ぎに高速道路に乗り、適当なPAで車中泊をすることにしました。GWの中日で平日ということもあり、3割引きの権利を確定するためには午前0時~午前4時の時間帯に高速道路に乗るか降りるかしないといけないわけですが、午前4時前に高速を降りるというのは寝過ごすリスクが高いので、0時過ぎに乗ることにしたわけです。


21時過ぎに自宅を出発し、少し買い物などで時間を取られたため、実際に岡山を出発したのは21時45分ぐらいでした。国道2号で一路東に向かい、姫路バイパスのPAでトイレ休憩をとった時に0時過ぎのいいタイミングに到着できるICを検索してみると、山陽道の三木小野ICがぴったりだったので、三木小野ICから高速に乗りました。そして、滋賀県の名神高速 菩提寺PAまで走って仮眠を取りました。翌朝は急いで起きる必要もなかったので、ゆっくりめの起床で8時前まで寝ることができました。5時間ほどしか寝ていませんが、比較的すっきりとした目覚めでした。


5月2日は単純に移動日としていたので、のんびりと車を走らせて給油のタイミングを考えていたのですが、どうせ時間はたっぷりあるのだから、高速を降りて一般道で信州入りすればわざわざ価格の高い高速道路のガススタンドで給油しなくても済むということに気がつきました。そこで、多治見ICで降りて国道19号を東進し、土岐市内の国道19号沿いにあるENEOS メガセルフ土岐SSで給油しました。エネオスアプリを使ってレギュラーが167円とけっこう安く済みました。養老SAのガススタンドでは197円の表示だったので、リッター当たり30円も安く済みました。満タンにすると900円ほど違います。


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その後は、瑞浪市から県道33号を右折し、恵那山の南側を迂回するように国道418号、153号とつないで阿智村から飯田市へ抜け、グーグルマップに導かれるまま中央道に沿って北上し、松川ICの近くにある信州まつかわ温泉 清流苑でゆっくりと温泉に浸かることができました。平日の15時過ぎだったこともあり、良く空いていて1時間半ほどゆっくり過ごすことができました。料金は500円とリーズナブルです。


温泉の後は、JR伊那大島駅の東側にあるキラヤ 大島店というスーパーで値引きの始まった弁当を買って安価に夕食を済ませ、大鹿村の道の駅歌舞伎の里大鹿で夜を過ごさせてもらいました。ここは以前来たときも利用させてもらったのですが、そのときは18時を過ぎると建物が施錠されて中のトイレを使うことができず、24時間使えるトイレのない道の駅ってどういうことだと不満を募らせていたのですが、実は建物に向かって右手の奥にある物置小屋のような建物にトイレが設置されていたということを後で知りました。しかし、当時はそのことを知らせる案内など掲示されておらず、夜間は電気も付いていないので、まったく気が付いていませんでした。


ところが、今回訪れてみると、なんと本館の建物内にあるトイレが24時間利用できるようになっていて、わざわざ離れた屋外トイレまで行かなくても良くなっていました。構造上、屋内トイレと売店を仕切ることができない構造になっていたのを、アコーディオンカーテンのようなもので仕切れるようにして、屋内トイレを24時間利用できるようにしたようです。


道の駅の利便性が向上したのは良いものの、なぜかその夜はなかなか寝付くことができず、3時頃に起きるまで2時間ほどうとうとしただけという最悪の状態で登山初日を迎えました。やはり、前回の腰痛がトラウマとなって不安を感じていたのかもしれません。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュノースリーブクルー
 ベースレイヤ: アイスブレイカー メリノウールBODYFIT200モンドジップ
 ミドルレイヤ: モンベル スーパーメリノウールEXP.ハイネックシャツ
 ソフトシェル: マムート アルティメイト V ライト SO フーデッドジャケット
 ハードシェル: マムート オールラウンダージャケット
 インサレーション: バーグハウス ラムチェマイクロダウンジャケット
 グローブ: ショーワ テムレス02ウィンター
       ブラックダイヤモンド ソロイスト
 キャップ/ハット: マムート サブライムビーニー

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: ミレー スーパーパワーパンツ
 ミドルレイヤ: なし
 ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
 インサレーション: ノースフェイス プロダウン アコンカグアパンツ
 ソックス: バーグハウス メリノウール トレッキング ソックス
 レッグウォーマー: M&M SOCKSふわもこレッグウォーマー
 シューズ: ラ・スポルティバ トランゴアルプGTX

●ギア
 バックパック: ミレー マーカムスウィッチ75+15
 サブバックパック: マムート トリオンライト28L
 テント: アライテント Xライズ2
 寝袋: モンベル ダウンハガー800 #1
 マット: Hikenture R値6.2 エアーマット
 ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
 アックス: ブラックダイヤモンド ベノムアッズ ウィズ リーシュ
 クランポン: グリベル エアーテックニューマチック
        Hikentureスノースパイク
 ヘルメット: グラビティリサーチ アルパインヘルメット


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装備としては、R値6.2という高断熱のエアーマットを新しく導入しました。今回が初使用です。天気予報では比較的温暖で晴天続きになるとのことでしたが、何しろ標高2600m近いテント場なので、夜の冷え込みは油断ができません。とはいえ、厳冬期並みの保温性能を考える必要はないだろうということで、ダウンジャケットは中厚手のバーグハウス ラムチェマイクロダウンジャケットを選び、念のためモンベル スーパーメリノウールEXP.ハイネックシャツをフリースがわりに持って行きましたが、これが無かったら大変なことになっていました。


まずいことに、テントシューズを持ってくるのを忘れてしまい、残雪期とはいえ雪上テント泊で2泊もするのにどうやってテント内で過ごせばいいのかと道中考えていました。この時期はもうお店に厚手のソックスなどは置いていないだろうし、どこかで買うということもできそうにありません。しかし、ゲイターがわりにハードシェルパンツの中にレッグウォーマーを装着しているので、それをソックスがわりにすれば何とかなるだろうと思いつき、事実それで2日間乗りこえることができました。




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5月3日(金) 1日目
GWの後半戦が始まる日ということもあり、混雑する可能性を考慮して鳥倉ゲートには午前4時過ぎに到着しました。


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前夜、道の駅に出入りする車や前の道路を通過していく車もそれなりにあったので、けっこう満車に近い状態かもしれないと少し不安を感じながら登ってきたのですが、到着してみるとまだ半分も埋まっていないぐらいの状態でした。さすがにGW中日の平日もすべて休みで、アプローチが長く登山が難しい塩見岳にわざわざ登りに来る人はそれほど多くは無いだろうという読みは間違っていなかったようです。皆ゲート近くに車を停めていたので、自分は一番手前のゲートから一番遠い端の区画に車を止めました。ここなら助手席側に駐車されないので、助手席側を全開にして準備をすることも楽にできるというわけです。


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6:09 5時過ぎには出発するつもりでしたが、のんびりしすぎて出発が遅くなってしまいました。75リットルのバックパックがいっぱいの状態なので、重さは確実に20kgあるだろうと思われましたが、わざわざ計測しても軽くなるわけでもないので、量るのはやめました。


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自宅で作ってきた登山届をポストに入れて歩き出します。


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鳥倉登山口とはこの先の林道の終点にある場所のはずですが、なぜかここにも鳥倉登山口と書かれた案内板が設置されていました。


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アスファルト舗装された林道をてくてくと1時間近く歩きます。


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途中、雄大な風景も広がっていました。


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絶壁のような急傾斜の山肌に設けられた林道ですが、谷筋を渡る部分ではカーブした橋もあり、よくこんなところに道を作ったものだと感心するばかりです。


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7:07 ちょうど1時間で鳥倉登山口に着きました。


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5年前に来たときにはなかった小屋が建っていました。テーブルの高さが立ったままバックパックを下ろすのにちょうど良かったので、荷物を下ろして休憩を取りました。小屋の右側にグレーのゴミ箱のようなものがありますが、これは三伏峠でテント泊する人の使用積み携帯トイレを回収するための汚物入れです。三伏峠のテント場には外トイレがないので、テント泊受付時に携帯トイレを渡され、使用した携帯トイレを下山時にここのポリバケツに入れるように説明されます。以前はテント場に工事現場などで見かける仮設トイレがあったのですが、どうやら撤去されたようです。小屋泊の場合は、おそらく小屋内にトイレがあるのでしょう。


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このような看板もありました。地学好きにはたまらないかも。


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7:25 休憩中にバックパックに装着したスコップなどを装着しなおしたりしていたので、少し時間が長くなってしまいましたが、いよいよ登山道に足を踏み入れます。


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尾根上に出るまで、そこそこきつい登りが続きます。


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8:01 尾根上に出ました。5年前に、休憩後に立ちあがったら腰痛に見舞われた場所です。当然その時の記憶がよみがえってきて、なんとなく不安感がぬぐい切れませんが、ひとまずここで休憩を取りました。


10分ほど休憩して、再びバックパックを背負ってみると、腰痛に襲われることはなく問題は無さそうです。ところが、登山道を登り始めるとなんとなく腰に痛みが走るではありませんか! まさか、今年もか? と茫然としかけましたが、腰を伸ばして極力前かがみにならないようにして登ると腰の痛みはすーっと消えていきました。急登を少し前かがみになって登っていたため、バックパックの重さが腰に負担をかけていたようです。前回も同じような状況でしたが、腰を伸ばして痛みが薄らいでも、歩きはじめると再発したし、痛みのレベルも数段強かったので引き返したわけです。そもそも前回は自宅でパッキングをしていた時から腰痛を感じていたので、悪くなる原因はすでにあったわけです。


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登って行く途中で、3/10の看板に気が付きました。そういえば三伏峠まで10分割の看板が設置されていたのを思い出しました。しかし、この前の2枚を見た記憶がまったくないので、すっかり見落としていたようです。


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9:00 登山道が一部崩落している場所に来ました。ここを過ぎれば豊口山間のコルまで遠くなかったはずです。


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9:07 豊口山間のコルに着いて、ここでも荷物を下ろして休憩を取りました。今回は初日から疲労困憊にならないために、少なくとも1時間ごとにちゃんと休憩をとることにしました。


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ここから三伏峠まで2㎞2時間とのことですが、冬山装備だとさすがに2時間は無理でしょう。おそらく、休憩込みで3時間近くかかるだろうという心づもりで出発しました。


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9:26 4/10を通過します。


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9:31 この登山道に特有の壊れかけたような橋が現れました。見た目ほど壊れかけているわけではなく、上に乗ってもたわんだりゆがんだりということはありませんが、やはり見た目には不安感を強く感じます。


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9:47 ようやく半分まできました。しかし、これからが本番みたいなものです。


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2つ目の橋を通過します。


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そして3つ目の橋です。もはや橋と言えないレベルの状況ですが、見た目と違ってけっこうしっかりしていました。


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この道は、アップダウンもありますが、ときどきほぼ平坦な区間もあり助かります。


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10:07 6/10まで来ると、一気にゴールが近づいてきたように感じます。


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しかし、登山道を雪が覆うようになってきて、歩きにしくさが増してきました。


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あいかわらず壊れかけのような橋も現れます。


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10:22 水場に着きました。しっかりと水が出ていたので、ここでペットボトルの水を飲み干して、給水しておきました。なお、汲んだ直後にペットボトルを見た限りでは、特に目立つようなゴミや汚れはなかったものの、テント場で念のため水をキッチンペーパーで濾過してみたところ、それなりにゴミがとれたので、直接飲むのは避けたほうがいいかもしれません。


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水場で休憩をとったついでに、行動食も食べました。ここから先、山頂直下にけっこう急勾配の区間があったはずなので、シャリばてしないようにあらかじめエネルギー補給しておくことにしたわけです。


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10:41 結構傾斜のきつい半ば凍結した雪の道もありました。まっすぐ斜めに登って行くショートカットの足跡もありましたが、その先の橋に上がるのに苦労しそうな感じがあったので、登山道通りに右上に登ったところ、その上で橋が半分崩れていて、さらに上の雪の斜面をトラバースすることになり、素直にショートカットの方へ行けばよかったと思いましたが、とりあえず無事に通過することができました。なお、登りでは最後まで滑り止めは装着しませんでした。


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10:46 とうとう7/10まで来ました。ここまでくれば三伏峠までそう遠くありません。


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しかし、登山道の雪はどんどん増えてきて、7/10を過ぎるとほぼ雪道の状態になってきました。


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そんな道を進んで行くと、不意に真新しい鉄製の階段が現れました。よく見ると壊れかけた木橋の上にかぶせるように設置されていましたが、これなら安心して渡ることができます。以前は無かったので、さすがに少しづつ登山道の改修は行われているようです。


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11:14 8/10の看板がありました。7/10からおよそ30分かかっていますが、残り2区間で1時間ということはあり得ないので、たまたま7/10から8/10の間が時間がかかっただけなのでしょう。


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11:25 塩川小屋からのルートが合流する場所です。


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塩川ルートは通行禁止になっていて、ロープが張ってありました。


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塩川ルートとの合流点から急に傾斜がきつくなり、しかもガチガチに凍結した雪が登山道を覆っていて、けっこう登るのに苦労しました。重い荷物を担いでいると、ちょっとバランスを崩しただけで即転倒になります。しかも荷物のせいで余計な負荷がかかるため、ちょっとした転倒でも大けがの原因になりかねず、とにもかくにも転倒しないことが最優先です。


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11:33 三伏峠に向かって登って行くと、登山道脇に9/10の道標を見つけました。前回来たときにこの道標を見ていなかったので、てっきりないものだと思っていたのですが、単に見逃しただけだったようです。


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最後の道標を見て半ば到着したような気になったものの、実際には最後の道標からが一番長く感じました。最初の内こそ急斜面でも長いスパンのジグザグ道だったので比較的楽でしたが、途中から急斜面を小さくジグザグに登って行く道になってほぼ直登のような状況になり、最後の最後に一番きつい区間になったように感じます。


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12:10 きつい急坂を登り詰めて、やっと小屋まで200歩の看板にたどり着きました。本当に200歩あるのかどうかなど、この際どうでもいいことです。この先はほぼ平坦な道なので、200歩だろうが300歩だろうが大差はなく、もうしんどい坂道を上らなくていいことだけで十分です。


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12:18 三伏峠小屋に着きました。豊口山間のコルから約3時間と読んでいましたが、ほぼ予想通りでした。営業中のはずですが、閉まっています。というのも、GW中は、冬期小屋のある別棟のほうで営業しているためです。


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というわけで、本館の前から奥の方へ進みます。


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別棟の入口で幕営の受付をして、小屋裏のテント場に来ました。下の段のほうが空いていましたが、雪がフカフカで整地が面倒くさそうだったので、一番上の一番端っこで、雪が踏み固められている場所を少し手直ししてテントを張ることにしました。


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ちなみに、2泊で2700円でした。テント1張り500円と1人1泊1100円×2=2200円の合計2700円ということです。料金に簡易トイレキットが1つ含まれます。大は簡易トイレを使用して登山口まで持って降りてバケツに入れてくれとのことで、小は少し離れたところで適当にしてくれればいいとのことでしたが、女性の場合はどうするのでしょうか。クラウドファンディングなどで、外トイレ建設の資金を集めればいいのにと思うのですが、北アルプスあたりと違って登山客が圧倒的に少ないので、難しいのかもしれません。


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テントを張り終えると早速水づくりに取り掛かりました。あまりきれいな雪はないので、小屋の軒下に積もっている屋根から落ちた雪の中を掘って、きれいな雪をビニール袋に採取してテントに戻り、とりあえず3リットル分の水を作りました。浄水器を忘れてきたので、いつもクッカーの汚れをふき取るために使っているキッチンペーパーを2枚重ねてシリコン製のジョウゴに入れて水をろ過したところ、やはり結構な汚れが取れていました。


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水ができたところで、テント内を整頓したり、少し塩見岳方面に行って様子を見てみたりして夕方まで時間をつぶし、16時半頃夕食に取り掛かりました。メニューは、ごはんとレトルトの麻婆豆腐でマーボー丼。そして、具沢山の味噌汁に高野豆腐を追加の具材として入れます。


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出来上がりがこちら。けっこうボリューム感たっぷりで、満足でした。


その日の夜は、寝不足の上に疲労が重なって、19時過ぎには深い眠りにつくことができました。

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つづく。


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2024/05/07

南アルプス塩見岳から帰宅

先週5月3日から2泊3日のテント泊で、南アルプスの塩見岳に登山に行っていました。本日7日に無事帰宅です。


GW前半は天候が良くなかったので、なんとなくそのままだらりと終えてしまうような雰囲気だったのですが、天気予報を見ると3日から5日まで快晴の登山日和が続くことがわかり、これは無駄にするにはもったいないということで、4月30日に急遽予定を立てて、5月1日の夜に出発しました。


いままで2度登山に出掛けて、2度とも山頂を踏むことができなかった塩見岳に、今度こそという気持ちで行ったわけですが、過去の2回はどちらも自分のミスによる失敗なので、体調管理やスケジュール管理をちゃんとすれば登頂できない山ではありません。


とりあえず、そのあたりのことを念頭に入れて、無理のない計画を立てて行ったおかげで、無事に山頂を踏んで帰ってくることができました。まあ、予想外の出来事もあったりしましたが、ケガや装備の紛失・故障といったトラブルもなく、万事うまくいった山行でした。しかし、体力の限界を試されるきつい山行であったこともまた事実です。冬装備のテント泊登山ができる体力の維持が当面の課題ですね。山行記録はこれから鋭意アップロードしていきます。


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2024/05/01

中国電力株の決算発表を見て成行売却

9504中国電力が昨日引け後に決算を発表しましたが、なんと今期の予想が-60%を超える減収減益予想で、その上配当が前期の35円から10円へと減配されてしまったので、本日寄り付きで成行売りの注文を出しました。


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昨晩のPTS夜間取引で1000円ぐらいまで売られていたので、今朝は1000円を割るところまで下げるだろうと予想はしていましたが、995.5円で売却することができました。平均取得単価は990.5円だったので、わずか1000円とはいえ利益を出せただけましでした。それに、この3月末の配当が25円から30円に引き上げられたので、6000円の配当金と合わせて7000円の利益となりました。20万円弱を4ヶ月ほど投資して、利回り3.5%という結果なので、まあ悪くは無いかなという感じです。


中国電力株を購入したのは実は最近で、昨年末と今年の2月初旬でした。どちらも1000円を下回ったタイミングで購入していたので、今回の暴落でもなんとか利益を確定させることができたのですが、長期保有を目的にしているNISA口座で、わずか4ヶ月ほどで売却せざるを得なくなったのは痛恨の極みです。そもそも中国電力を購入した理由は、昨年春以降株価が上昇基調にあり、業績も黒字転換し、このまま電力需要も回復して株価が上がるだけでなく配当も以前の様に年間50円に復配するのではないかという目論見があったわけですが、見事に予想が外れました。2年ぐらいすればまた状況が変わるかもしれませんが、少なくとも今年1年は大幅な減収減益で株価は低迷するだろうし、配当利回りも現状で1%程度しかないので、ホールドしてもメリットはありません。もっと高利回りで株価の値上がりも期待できる銘柄はいくらでもあります。なので、特定口座での資金運用でもまだましだろうという判断で売却しました。


5月は「Sell in May」と言われるように市場が売られやすくなる時期だし、その後も夏枯れ相場で低迷する時期が続きやすいというのが一般的な傾向なので、ここで無理して期待のできない銘柄に資金を入れておくよりも、さっさと見切って優良銘柄が下がったところで新規に買った方が効率のいい資金運用ができると思われるので、NISA口座といえども盲目的に長期保有にこだわる必要はありません。特に成長投資枠での個別株投資は、状況を見ながら機動的な売買をしていくことにしているので、今回のようなケースもありです。


ところで、前場の終わりの中国電力は997.3円まで戻してますねえ。一時は-10%を超える976.8円まで売られていたのに、買い戻されるとは驚きです。現状でこの株を買う理由は見当たらないと思うのですが、人それぞれいろいろと思惑があるようです。


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2024/04/28

希少な白いカタクリを求めて: 毛無山 

2024年4月25日(木) 岡山県新庄村 毛無山(標高1218m) 日帰り単独行 


しばらく天気が良くない日が続き、やっと晴天予報が出た25日に、毛無山を訪れました。時期的にちょうどカタクリが咲く頃ということで、山頂付近にあるカタクリ広場でカタクリの花が群生しているところを見るためです。さらに、白いカタクリがあるというネット情報を見つけたので、珍しい白いカタクリを探すためでもあります。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート コンフォートジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート コンベイ プロ GTX HS フーデッドジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: SPECIALISTメッシュグローブ
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ヤドキンSOパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ハリソン 毛混総パイルクライミングソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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晴天で気温も高い予報だったので、ソフトシェルジャケットは車に置いたまま出発しました。寒ければレインウェア替わりのハードシェルジャケットを着用すれば問題ないとの判断です。パンツは、最近よく着用しているヤドキンSOパンツでしたが、さすがにちょっと暑かったので、今後はもっと薄手のパンツに変更することにします。



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8:30 駐車場を出発します。平日のわりと早い時間帯にもかかわらず、すでに車は10台近く停まっていて、まるで週末のような状況です。やはり、カタクリを見に来た人が多いのでしょうか。


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4月も下旬ということで、さすがにもう登山道に残雪は残っていませんでした。


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9:13 いつもなら七合目につく前に一度休憩をとるところですが、駐車場の車の多さを考えるとこの後も続々登山者がやってくるだろうことは想像に難くないので、山頂まで休憩なしで一気に登ることにしました。


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八合目の手前あたりから急傾斜のブナ林を登って行くのですが、まだ新芽が出始めたばかりのブナ林の中にヤマザクラが咲いていたりして、冬枯れの森から徐々に春の森らしい色づきが増えていました。


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ブナの新緑はまだまだこれからという感じです。


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9:31 八合目を過ぎてやっと緩やかな尾根道に出ました。


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9:38 九合目避難小屋を通過します。


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9:47 山頂に到着です。ノンストップできたため、駐車場から1時間7分で着きました。山頂はソロの登山者が1人いただけで、駐車場に止まっていた車の数からすると以外にも空いていました。しかし、そうであればもうカタクリ広場の方へ移動している人が多いということかもしれません。


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とりあえず、少しドリンク休憩を取りながら展望を楽しみました。大山も見えていましたが、下の方はけっこうモヤっていて、くっきりはっきりという状態ではありませんでした。さすがに大山も南壁側の雪はほぼ消えているようです。


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西側の西毛無山はきれいに見えていました。


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南側の田浪集落はややかすんでいたものの、見えていました。


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東側は白馬山への稜線はきれいに見えていましたが、金ヶ谷山あたりからはいまひとつのかすみ具合でした。


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ということで、立ったままの短いドリンク休憩を終えて、すぐにカタクリ広場の方へ下って行くと、登山道脇にたくさんのカタクリが咲いていました。今日は珍しい白いカタクリを見つけることが目的なので、白いカタクリを探しながらのんびり下って行くと、なんとすぐに白いカタクリを発見! 嘘でしょう!? というぐらいあっさりと見つかってしまったので、すっかり拍子抜けしてしまいました。こんなに簡単に見つかるということは、それほど珍しくもないということなのでしょうか。


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しかし、他のカタクリのように花弁が反り返っていないし、もしかして違う種類の花かもという疑問も抱きつつ、すぐそばに咲いていたカタクリと見比べたりしてみましたが、違う種類の花という感じもしないので、とりあえず白いカタクリであろうと判断することにしました。その後も白いカタクリを探しながらカタクリ広場まで歩いて行きましたが、さすがにもう見つけることができませんでした。やはり、たまたま見つけただけで、すこぶるラッキーだったようです。


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カタクリの花以外にも白い花がたくさん咲いた木がありました。


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なんという花か知りませんが、なかなかきれいな花でした。


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10:11 カタクリ広場に到着です。人が多いのかと思っていましたが、誰もいなくて「アレッ?」という感じでした。


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ここまでの登山道脇にたくさんのカタクリが咲いていたので、けっこう期待していたのですが、カタクリ広場のカタクリはまだほとんど花を開いていない状態でした。


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花の数も多くなくて、全然カタクリの群落という感じはありませんでした。遊歩道に沿ってカタクリ広場をぐるりと回ってみたものの、まったくの期待外れでした。誰もいないのも当然という感じです。


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10:20 すっかり肩透かしを食わされたような感じになってしまったので、さっさと白馬山方面に行くことにしました。


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カタクリ広場から白馬山へ向かう登山道脇にも、カタクリがたくさん咲いていました。毛無山からカタクリ広場までの区間は、密集はしていないもののずっと花が続いているという感じでしたが、カタクリ広場から白馬山までの区間は、たくさんの花が咲いている群落が間隔を置いてある感じで、見ごたえとしては白馬山までの区間の方がありました。


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11:02 白馬山に到着です。誰もいなくてベンチが空いていたので、出発して以来ようやく座って休憩することができました。


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おなかも空いていたので、少し早いランチタイムをとることにしました。今日はローソンで買ってきた明太マヨネーズパンと、いつものカフェラテは飲み切ったので、新しくブレンディ エスプレッソ微糖を持ってきました。パンの方はなかなかのボリュームで、味も良かったです。エスプレッソ微糖は、いままでのカフェラテがちょっと甘めだったので、これぐらい甘さ控えめのほうがいいなという感じでした。


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11:27 ランチ休憩を終えて、下山開始です。


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12:15 駐車場に着きました。出発した時よりもすっかり車が増えていて、ほぼ満車に近い状態でした。今頃は山頂やカタクリ広場あたりも人がたくさんいる状態になっていることでしょう。早起きしてきたのは正解でした。


ということで、偶然にも希少な白いカタクリに出合うことができて、なんだかラッキーな山行となりました。カタクリ広場がまだ満開状態になっていなかったのは残念ですが、登山道脇にたくさんのカタクリが咲いていたので、十分楽しむことができました。


気が付けばGWに突入してしまいましたが、前半の天気はいまいちなので家でおとなしくして、後半に出かけるかどうか検討したいと思います。

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2024/04/25

キヤノン株が-8%超えの大暴落で一気に含み損

特定口座のほうで持っている株式は、キヤノン、住友商事、フェローテックの3銘柄ですが、3銘柄の中で一番株数が多いのがキヤノンです。今年の2月以降順調に株価が上がり、2月下旬にはめでたく平均取得価格を上回って含み益状態になっていました。


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ところが、昨日発表された第1四半期の決算で営業利益が前年比で減益になったことが嫌気されたらしく、本日4月25日に-8%を超える大暴落となって、一気に20万円を超える含み損に逆戻りとなってしまいました。-8%の下落って、プライム市場に上場している大型株でそんな下落率があるなんてビックリです。営業利益が減益になったとはいえ、わずか-5%程度のことだし、経常利益や最終利益は前年度を上回っているので、ここまで売られるほどのものだろうかと思ってしまうわけです。コンセンサス予想に届いていないことや進捗率が19.8%と低かったことも理由なんでしょうけど、コンセンサスなんて第三者が勝手に期待して数字をでっちあげただけの話で、そんな数字に一喜一憂するなんてばかばかしいと思いますが、投資家と呼ばれる人たちはそういうところを見て売り買いしているので仕方がないのかもしれません。


それにしても、3月23日にキヤノン株の1/3を売却して利益確定しておいたのが、いまさらながら正解でした。3月24日以降ずっと軟調に推移してズルズルと値を下げていたところで、最後の最後にドカンと暴落したので、売りのタイミングとしてはいいところでした。


これでしばらくは軟調に推移するでしょうけど、また何かのきっかけで買われるようなこともきっとあるはずなので、キヤノン株はがっつりホールドしておくつもりです。むしろこれからまた大きく下げるのであれば、買い増して平均取得単価を下げるという手もあります。配当利回りが3.69%まで上がっているので、さらに下落すれば4%近い配当利回りになるかもしれません。



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キヤノンが含み損になったとはいえ、住友商事はその含み損を上回る含み益がでているので、いまのところ特定口座全体ではまだまだ含み益です。


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幸いなことに、昨日フェローテック株をすべて売却したので、含み損が拡大するのを防ぐことができました。半導体製造装置を手掛ける会社なので、半導体ブームで値上がりを期待して買っていたのですが、少し上がればすぐに売りが出て、なかなか大きく伸びていかないし、テクニカル的には下落基調から抜け出せない状態だったので、昨日急騰して含み益に戻ったところですかさず処分しました。微々たるものですがとりあえず利益は得られたので満足です。もしもさらなる値上がりを期待して今日まで持ち越していたら、こちらも含み損になっていたかもしれません。


ということで、特定口座は持ち株が2銘柄だけになってしまいましたが、キャッシュポジションが増えてこの先大きな下落相場になったら買い増すことができる状況になったので、いまから購入候補をしっかりと吟味しておくことにします。


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2024/04/20

N-VAN: フロントガラスのヒビ補修

高速道路走行中に飛び石でヒビが入ってしまったN-VANのフロントガラスを補修してきました。これまでの車歴で、飛び石でフロントガラスにヒビが入ったことは無いのに、前のN-BOX+に乗り換えてからやたらフロントガラスにヒビが入ることが多くなりました。やはりフロントガラスの角度が起き上がっているために、小石がぶつかった時の衝撃がもろにガラスにかかってくるためだと思われます。N-BOX+の時は傷が3カ所ありどれもそれほど大きくはなかったものの、3つ目は運転席の前にできたため、次の車検は通らないとディーラーに言われたのですが、運がいいのか悪いのか、車検が来る前に調子が悪くなって買い替えたので余計な出費がかかることはありませんでした。


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今回、N-VANに買い替えてからまだ2年に満たないというのに、もう大きな傷がついてしまいました。場所は、助手席側の上の方です。


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直径1cmぐらいの大きな傷で、おそらく車検時に指摘されてしまうだろうと思われます。そのため、プロに補修してもらえばなんとか車検に通るレベルになるのではないかという希望を抱きつつ依頼してみたわけです。



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事前に予約をして、お店に持ち込んで30分もかからないぐらいの短時間で作業は終了しました。フロントガラスの傷を見てみると、ぱっと見はほとんどわからないぐらいにまで傷が小さくなっていました。傷があることを知らないでざっと見たぐらいなら気が付かないのではないかと思うレベルです。


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内側から見ると、ややヒビが残っているのがわかりますが、車検時に車内側からまじまじとチェックすることは無いと思うので、このレベルならなんとか車検はクリアできそうな感じです。


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ちなみに、費用は税込15,840円でした。作業を依頼したのは岡山市内にあるダックスという会社です。フロントガラスを交換すると10万円コースになることを考えれば安いものです。もっとも、確実に車検がクリアできるという保証はないのですが、N-BOX+で車検が通っていた時の傷よりもわかりにくいぐらいのレベルなので、おそらく大丈夫なのではないかと思うわけです。


というわけで、6月の車検までの間、新たな傷が増えないことを祈るのみです。


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2024/04/16

N-VAN: 運転席前にUSBポート増設 

N-VANに装備されているUSBポートは助手席前の左隅にあり非常に使いづらいため、新しく運転席前のダッシュボード下にUSBポートを増設することにしました。


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増設箇所は、ハンドル右下にボタン類が並んでいる一番下の左側のところです。ここには何かのスイッチを増設するための穴があけられていてキャップでふさいであるだけなので、そのキャップを外してUSBポートを増設するわけです。幸い、このキャップと全く同じ寸法のUSBポートがアマゾンで売られているので、それを買って取り付ければ、無加工できれいに収まるというわけです。


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キャップは、裏側に指を回して、ストッパーについている爪を上下から押しながら手前に押し出してやると簡単に外れます。三角形のでっぱりがストッパーなので、これを押してやればいいわけです。


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ところで、USBポートの電源はどこからとるのかという問題ですが、以前アクセサリポートを増設したときにヒューズからとっているので、今回もヒューズ電源を使うことにします。ヒューズのどこからとるのかをあらかじめ決めておかないとアンペア数がわからないので、マニュアルで調べてみたところ、9番にUSB CHARGE(7.5A)というのがあったので、ここを電源にすることにしました。したがって、7.5Aのヒューズ電源を購入すればいいというわけです。もっとも、結果的に9番はキーオフ状態でも電流がながれていたため、26番に変更しました。



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こちらが購入した材料一式です。



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まずは、増設用USBポートです。ホンダ車専用のもので、サイズは36X23mmです。ポートが2つついていて、各5V/2.1Aの出力です。

アマゾン LevigoカーチャージャーUSB電源ソケットのページ


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届いた商品がこちら。本体とケーブルがセットになっています。赤色のケーブルの途中に管ヒューズが付いているのですが、このヒューズは15Aのものが付いています。


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続いて、低背ヒューズ電源です。車で使われるヒューズは3種類ありますが、N-VANで使われているのは、一番小さい低背ヒューズというものです。ヒューズは7.5Aのもので、ケーブルの途中に5Aの管ヒューズがついています。増設ポートは、2つ合計で4.2A出力なので、5Aヒューズで大丈夫でしょう。

アマゾン エーモン低背ヒューズのページ


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そして、エーモンのギボシ端子セットです。オスとメスのギボシとそれぞれのカバーがセットになっているので、何かと便利です。今回使うのはオスギボシが1個だけなのですが、さすがにばら売りはしていないので、また何かで必要になった場合のことを考えて、オスだけのものではなくオスメスセットのこちらを購入しました。

アマゾン エーモンギボシ端子セットのページ


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さらに、エーモンのクワガタ端子です。これは、黒色コードの先端にとりつけて、アース線にするためのものです。

アマゾン エーモンクワ型端子のページ


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最後に、ギボシやクワガタ端子の取付のために、電工ペンチを買いました。こちらは、ダイソーで購入しました。さすがにダイソーの400円電工ペンチを下回る価格のものはアマゾンにはありませんでした。


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作業としては、まずケーブルにギボシとクワガタ端子を取り付けます。赤色の線の先にギボシのカバーを通しておきます。


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つづいて、オスのギボシを取付けます。金属線と赤色の被覆部分をそれぞれ固定する爪があるので、うまく合致するようにギボシをはめ込んで指でしっかりと押さえておきます。


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電工ペンチで、金属線の部分の爪を挟んで締め付けます。しっかりと固定できたのを確認したら、赤色の被覆部分も同様に締め付けますが、こちらは先端のペンチの部分を使って片方づつ締め付けたほうがいいようです。クワガタ端子も同様にして取り付けます。取り付けが終わったら、それぞれ先に通しておいたカバーをかぶせておきます。


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ギボシとクワガタ端子の取付が終わったら、USBポートの裏側に突き出ている金属に、赤と黒のケーブルにもともとついていた金具をとりつけるだけです。この作業は工具などは不要で、指で持って押し込むだけなので簡単です。ただし、ケーブルを取り付ける金属には+と-の区別があるので、そこだけ間違わないように要注意です。金属端子の根元部分に+と-の記号があるので、それを確認すればOKです。


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USBポートにケーブルの接続ができたら、赤色のケーブルにヒューズ電源を取付けます。ヒューズ電源のメスギボシに、先ほど赤色ケーブルの先端に取り付けたオスギボシをカチッと音がするところまで押しこむだけです。この状態では、電源からUSBポートまでのケーブル上に、5Aのヒューズと15Aのヒューズが2つついていることになりますが、過電流が流れた場合先に5Aのヒューズが飛ぶので、15Aのヒューズは気にしなくても大丈夫だろうとの判断です。15Aのヒューズを切り取ってしまうことも考えましたが、面倒なのでそのままにしたというのが実情です。とりあえず、これで事前の準備は完了です。


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取付ける場所の穴に増設USBポートを入れ込むと、見事にぴったりと収まりました。ガタツキもなく問題ありません。そして、電源をとる9番のヒューズを抜いて、代わりに電源ヒューズを差し込んだところ、なんと増設USBポートについている電圧表示の文字が光ってしまいました。エンジンは切っているし、アクセサリモードになっているわけでもありません。この状態で文字が光るということは、通電されているということです。試しにスマホをUSBポートにつないでみると、充電が開始されてしまいました。これでは、常に電気を消費し続けるとになるので、バッテリーがあがってしまいかねません。


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そこで、別のヒューズを探してみたところ、26番の電動ドアミラーが同じ7.5Aになっていたので、こちらからとることにしました。なお、21番にも電動ドアミラーがありますが、21番はスマートキー非装着車の場合と注意書きに書かれていたので、スマートキー装着車の場合は、21番はリアワイパー(10A)のヒューズとして使われているようです。


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ということで、増設USBポートの電源は、26番のヒューズに接続しました。


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クワガタ端子の方は、以前取り付けた増設アクセサリポートのアース線を接続しているボルトに接続しました。別の機器のアース線を同じボルトに取りつけていいのかどうかわかりませんが、どちらも-端子なので電流が流れることは無いはずだし、まあ問題ないだろうと判断しました。最後に余ったケーブルを結束戦で束ねてプラスチックパーツの後ろに押し込んで手前に出てこないようにして作業完了です。


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スマホを接続して充電ができているかどうかの確認をしてみましたが、無事に充電することができました。バッテリーの電圧表示もしてくれるので、バッテリーの劣化状況の確認もできて便利です。ただし、スタートボタン1回押しでアクセサリモードになったときはまだ電流が流れていないので、スタートボタン2回押しでエンジンスタートモードになって初めて電流が流れます。そもそも、エンジンがかかっていない状態で車のバッテリーを消費するような電子機器の充電をすることはないので、特に問題はありません。なお、車にはじめから付いている助手席側のUSBポートは、アクセサリモードの状態で充電が可能になります。


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