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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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ほんのり秋色: 烏ヶ山

2022年9月21日(水) 鳥取県江府町 烏ヶ山(標高1448m) 日帰り単独行 


台風一過の21日は、11時ごろから県北が晴れるような予報だったので、久しぶりの烏ヶ山に行きました。烏ヶ山には昨年2月に鳥越峠経由で挑戦したものの、直下の尾根と西壁の雪の状態がやばそうだったので登頂はしていません。その前といえば2017年9月なので、なんと5年ぶりになります。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート ジップロングスリーブオールイヤー
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート コンベイ プロ GTX HS フーデッドジャケット
 インサレーション: バーグハウス ラムチェハイパーダウンジャケット
 グローブ: おたふく PU合成皮革手袋K-12
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ノンブランド ウールソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX
 ゲイター: なし

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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台風が過ぎていきなり秋の気候になり、ほんの数日前は日中の気温が30度を超えていたのに、この日の朝は岡山市内でも20度を下回っていました。登山天気によると、烏ヶ山山頂の気温は10度。もう冬の気温です。しかも風速9m/秒らしいので、体感気温はほぼ0度ぐらいになりそうだということで、ウール混のシャツに、ゴアテックスのハードシェル、ダウンジャケットも用意して行きました。幸い、山頂は風が直接吹き付けてくることは無く、ダウンジャケットを着るほど寒くはなかったのですが、ゴアテックスジャケットは脱げませんでした。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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10:00 新小屋峠を出発します。今回キャンプ場前から入る正面道を使わなかったのは、台風直後なので、南峰直下の以前崩落したあたりの自分が緩んでいたりする可能性を考えて、安全性の高い新小屋峠ルートにしたわけです。結果的にですが、新小屋峠ルートとの合流点鏡ヶ成前の県道45号(大山環状道路)と114号(蒜山大山スカイライン)の十字路で45号の大山方面が通行止めになっていて、正面道も森林整備作業で平日通行止めになっていたので、どちらにしても新小屋峠からしか登れませんでした。


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登山道に入って数分歩いたところで、登山道がドロドロの湿地帯のような状態になっている場所に出くわしました。とてもそのまま歩いて通過できる状態ではないので、横の笹が生えているぎりぎりのところを横向きになって通過しました。その後も、何度かこういう状態になった場所があり、台風一過の山の洗礼を受けたような感じです。


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しかし、苦難はそれだけではありませんでした。もうひとつの苦難は笹薮漕ぎです。といっても、登山道でない所を歩いたわけではなく、れっきとした登山道が、左右から伸びてきた笹にすっかり覆われていて、しかもその高さが背丈よりも高いので、登山道の状況を確認するために腰を落として体をかがめながら歩かざるを得ず、なかなかつらい姿勢を強いられました。それにしても、これほど笹が伸び放題になっているということは、今年は登山道の整備は行われていないようです。


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10:44 登山口から40分が過ぎたあたりで傾斜がきつくなり、ロープ場が現れました。確かこれを登り切れば1230ピークのある尾根上に出られたはずです。


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10:47 尾根に出ました。おぼろげな記憶でしたが、ロープ場が終わると尾根上でした。ここで小休止をとりました。地面が濡れているので、バックパックやジャケットを道標に掛けて、立ったままのドリンク休憩だけです。空は曇りで、烏ヶ山はガスの中でした。


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11:00 休憩を切り上げて出発です。ここからは尾根道で、ドロドロの道はないと思いますが、その分急登が多くなります。


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途中、烏ヶ山山頂がちょっとだけ見えました。天気予報では、そろそろ晴れてくる時間です。このまますっきりと晴れてくれればいいのですが、どうでしょうか。


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いったん下ってから、登り返しが始まります。


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この登り返しがかなりの急登の上、雨で大きく掘れている場所があったりして、なかなか厳しい区間です。


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11:25 1300mの尾根まで上がってくると、烏ヶ山が見えました。さっき見たときよりもガスは薄くなっていて、山頂付近がわずかに白っぽくなっているだけなので、どうやら天気は回復に向かっているようです。


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1300mあたりから南峰直下の急登までの区間は、一部笹薮漕ぎの場所があったりして、あまり楽な区間ではありませんでした。また、台風のためなのか、やたらちぎれた葉っぱのかけらが落ちてきて、登っていくうちに葉っぱのかけらまみれになってしまいました。


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11:47 南峰直下の急登の取りつきです。ここからロープが設置された急登になりますが、これを登り切れば正面道との合流点です。


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11:51 正面道との合流点に着きました。


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北から流れてきたガスが烏ヶ山にぶつかって尾根の北面を吹きあがって南側へと流れ込んでいます。このため、尾根上は直接ガスに巻かれることはありませんが、すぐ頭上をガスが飛び越えて行くので、下の方は見えているものの、頭上は真っ白です。


休憩がてら、正面道がどうなっているのか確認しに少し下ってみると、崩落地点のところで通行禁止の看板が設置されていましたが、但し書きで土日祝日は通行可となっていて、登山道自体は問題ないようです。


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12:00 少し休憩してから、南峰に取りつきました。この取り付きから上の平坦な場所までの区間がけっこう濡れた岩をよじ登るので、そこそこ神経を使いました。


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南峰の端まで来ると、ようやく烏ヶ山本峰が見えました。うっすらとガスで霞んでいますが、とりあえず雲の中という状態ではないのでひと安心です。南峰のの頂上付近は赤くなった木もあったりして、ほんのりと秋の色に染まり始めていました。


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鞍部まで下って、烏ヶ山本峰の斜面に向かいます。あいかわらずの急斜面と巨岩のミックスですが、台風の後にしてはあまり状態は悪くありませんでした。


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12:16 山頂に着きました。少し青空も見えて、思っていたよりも悪くない天気です。心配していた風と寒さも、烏ヶ山北壁を下から上へと風が吹き上げていくために、山頂に直接風が吹き付けることは無く、寒さで震えるようなことはありませんでした。


南峰を望む岩の上に座り、暖かいカップラーメンを食べた後、スティックカフェラテとデザートのホイップクリーム入りジャムパンを食べて、貸し切りの山頂でのんびりすることができました。のんびりしすぎて、写真を撮るのをすっかり忘れていたため、今回はランチの写真はありません。


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食事中は晴れていて、南峰はもちろん、北側の展望と西側の大山南壁も見えていたので、食後に写真撮影をするつもりでいたら、食事が終わる頃には再びガスに巻かれてしまいました。しかも、朝見たような結構濃いガスが猛烈な風と共に烏ヶ山を北から南へと越えていきます。


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13:23 しばらく晴れるのを待ってみましたが、どうやらその雰囲気は無さそうなので、あきらめて下山開始です。上からのぞき込むとまるで絶壁のような烏ヶ山を下ります。


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天候の回復をあきらめて下山し始めたものの、南峰まで来きて振り返ると、やっぱり晴れてました。本当にイケずな山です。


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13:38 南峰下の正面道分岐まで来ると、日も差してきました。あと15分山頂にいればすっきりと晴れたというのに、ムカつきます。でもまあ、下山すると晴れるというのは登山あるあるなので、仕方がありません。


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矢筈ヶ山の山頂は、わずかに雲の中に飲み込まれていました。妙な天気です。


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14:51 といことで、下りは一心不乱に下って、1時間半で登山口まで戻ってきました。パンツの裾や靴がけっこう泥で汚れましたが、転倒はなかったのでひどく汚れることもなく、無事に下山することができました。


帰りは下蒜山近くにある快湯館に立ち寄ったのですが、定休日で閉まっていたので、下湯原温泉に入って帰りました。下湯原温泉に入るのは初めてです。内湯がなく露天風呂だけという温泉ですが、けっこうぬるめのお湯で、洗い場に座っていると寒くて震えました。寒い時期に立ち寄るのは厳しそうです。

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| 2022年9月 烏ヶ山 | 18:44 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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渓流と美林に癒される: 大万木山

2022年9月9日(金) 島根県飯南町 大万木山(1218m) 単独日帰り 


三瓶山で膝痛が出てしまったものの、ゆっくりと温泉に浸かり、寝る前に膝に消炎鎮痛薬を塗って寝たおかげで、朝にはすっかり全快となりました。多少の疲れと、ごく軽微な足の筋肉痛はあったものの、登山に支障があるようなものではなく、予定通り大万木山(おおよろぎやま)に登ることにしました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュノースリーブクルー
 ベースレイヤ: マムート コンフォートジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: おたふく PU合成皮革手袋K-12
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ランボールドパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ミズノ ドライベクターソックス中厚
 シューズ: マムート デュカンハイGTX
 ゲイター: なし

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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前日の三瓶山と上下逆の色の組み合わせになってしまいました。今回もニューアイテムはなしです。湿度が高く、ときおり雨がぱらつくような天気でしたが、特に暑くも寒くもなくいい具合でした。


三瓶山から下山後、県道40号を東進し、波多町にある波多温泉満壽(まんじゅ)の湯に寄ってゆっくりと温泉に浸かりました。結構な田舎の山間部にある温泉だし、平日の夕方ということで狭い浴室ながら空いていたのでゆっくりすることができました。なにしろ、入浴料が310円と破格の安さですから、お得感たっぷりです。


風呂上りの時間が17時を回っていたのですが、食堂がまだ営業中だったので、唯一残っていたカレーライスを食べました。こちらも400円と安価で、しかもごはん大盛で追加料金なしなので、温泉と夕食が710円で済んでしまいました。


波多温泉からさらに東へ進み、国道54号に入ってから南下、頓原の町にあるAコープで翌日の朝食と昼食用のパンなどを買ってから、少し戻って道の駅頓原で車中泊。前日の反省で、しっかりと重ね着をしておいたので、途中寒さで目が覚めることもなく朝までゆっくり寝ることができました。



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6:30に起床し、自販機でホットカフェオレを買ってゆったりと朝の時間を楽しみながら、朝食のパンを食べ、かなりのんびりと時間を使ってから、8:30頃出発しました。少し疲労感があり、大万木山方面にかなり分厚い雲が出ているのを見てやめようかと思ったりもしましたが、標高差は500mほどしかないし、往復しても3時間もかからないぐらいの山行なので、思い直して行くことにしました。


当初は門坂登山口から滝見コースで登り、渓谷コースで下ってから、横手コースで門坂登山口に戻るという周回ルートを考えていました。しかし、門坂登山口の駐車場に着くと、今にも雨が降り出しそうな天気だったので、山行時間を短縮するために渓谷コースで登り、権現コースで下ることにしました。これで20分ぐらい短縮できるだろうという計算でした。


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9:12 車で15分の距離にある道の駅頓原で6:30に起床したというのに、すでに2時間40分以上経っているという事実に妙ながっかり感を感じつつ、位出谷(いでだに)登山口を出発です。ちなみに、他に車は停まっていませんでした。


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案内図で今日のルートを確認します。現在地から緑色の渓谷コースを登り、山頂からピンク色の権現コースで下ってきて、最後は青色の横手コースで戻ってくるという予定です。登りの渓谷コースは75分、権現コースの標準コースタイムが不明ですが、下りはおそらく60分ぐらいだろうという予想です。休憩込みで2時間半とみていました。


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駐車場の奥から階段の登山道に入ります。


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渓谷コースという名前の通り、きれいな渓流沿いに登っていきます。


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長い階段があったりして、初めからそこそこ体力を削られます。


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0.6㎞地点で登山道は渓谷沿いから左手の斜面のほうへ登っていくようになります。


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Uターンするように斜面をトラバースするのですが、傾斜はそれほどでもなく、階段でもないのでゆっくりと歩けば比較的楽でした。


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9:47 龍門滝という道標が出てきたので、寄って行こうと思ったら・・・


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ルート廃止のため通行禁止でした。


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気を取り直して進んで行くと、高さ15mぐらいありそうな岩壁の下に出てきました。このあたりは、すり鉢状の地形になっていて、あちこちから小さな渓流が流れてきて、岩壁の下で合流していて、妙に湿度が高い感じがありました。


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岩壁を過ぎると登山道の勾配が急になり、ちらほらブナを見かけるようになってきました。大万木山に来たのは、山頂付近にきれいなブナ林が広がっているらしいということで、ブナ林オタクとしてはぜひ見ておきたいというのが理由です。


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10:16 標高1000mを過ぎたあたりですっかりブナ林となりました。


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島根県のHPによると、大万木山のブナ林は県内有数のブナ林で、樹齢100年以上だそうです。わざわざ樹齢100年以上と書いているところをみると、人の手が入っていない原生林ではなく、それなりに伐採されて自然に再生したもののようです。


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確かに、見た限りでは大木・巨木というものは見当たらず、原生林ではなさそうだというのはわかります。それでも自然林特有の明るくしっとりとした森の雰囲気は濃厚で、ガスにけぶる幻想的な雰囲気も相まって歩いているうちにすっかり癒されたような気がします。


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10:35 稜線の縦走路に出ました。右に行けば南の琴引山まで縦走できるようですが、大万木山へは左へ進みます。


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縦走路との合流点から数分のところで1144ピークを通過しますが、ピークを越えた先で大万木山がガスの向こうに一瞬だけ見えました。


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山頂が近くづいてくると、再び登山道周辺にブナ林が広がっていました。


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11:00 11時ぴったりに山頂に出ました。森の中の静かな山頂広場には誰もいません。


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男三瓶山よりも標高が高いというのがちょっと意外です。


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ひとまず記念撮影をして、ランチタイムにしました。


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3組ほどあったベンチとテーブルのひとつに荷物を下ろし、昨日頓原で買ったパンをほおばりました。初めて見るやきとり風味パンでしたが、まさにやきとりの風味がして美味でした。このパンは岡山ではついぞ見たことがありません。岡山にはヤマザキパンの岡山工場がありますが、見たことがないということは岡山では作っていないということでしょうから、広島工場でだけつくっているのかもしれません。


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もうひとつ、こちらも初めて見るパンのような気がします。


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ランチ休憩後、案内図を確認すると、山頂大ブナと山頂展望台が帰路で使う権現コース沿いにあることがわかったので、下山ついでに立ち寄ってみることにしました。


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ただ、山頂にも1本だけそれなりに大きなブナが立っていて、まさかこれが山頂大ブナじゃないよなあと思いつつ、権現コースに向かいました。


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11:20 権現コースに入ります。入口に山頂大ブナを示す道標があったので、どうやら山頂のブナとは別の木のようです。


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3分ほど行くと、登山道から左へ入ったところに大ブナがありました。いわゆるタコブナと言われるタイプの姿でした。


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これは何度も枝を伐採されて、その都度再生した新しい枝が四方に広がってこういう形になったものですね。この山にはたたら場跡がいくつもあるそうなので、おそらく山頂付近のブナも、製鉄用の燃料として伐採されたのでしょう。大万木山のブナ林の樹齢が100年以上というのも、たたら製鉄が廃れる大正期以降と合致するので、1900年代初頭までは伐採されていたということのようです。


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大ブナのすぐ先で右に折れて展望台に寄ってみました。


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三瓶山にあるような、ウッドデッキが組まれた展望台があるのかと思いきや、低木などがある程度刈り払われた小さな広場にベンチが2つほど設置されただけの場所でした。ガスガスなのでもちろん展望はありません。それにしても、ここからどのような展望が見られるのでしょうか。


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展望台から権現コースを下り始めたのですが、低木の枝が左右から覆いかぶさるようになっていて、利用者がほとんどいないだろうことが想像できます。しかも、雨がぱらついているために葉っぱが濡れていて、わずか1分ほど歩いただけでけっこう濡れてしまいました。レインウェアを着ないとびしょ濡れになってしまいます。人が歩いていないために、クモの巣トラップもたくさんあるし、無理してこんな道を下る必要はないということで、すぐに引き返しました。


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山頂まで戻って、登ってきた渓谷コースへ向かいます。


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縦走路と渓谷コースの分岐を右へ曲がり、位出谷登山口へ向かいます。


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途中、ちょうど顔の高さあたりに立派なクモの巣トラップがありました。登ってきたときにはなかったはずですが、わずか2時間もしないうちにこれを作り上げたのだとしたらたいしたものです。わずか数ミリの小さなクモですが、その能力を尊重して叩き落さずに避けて通過しました。その後も2つばかり同様のクモの巣がありましたが、1つは気づいたときには手遅れで、完全にぶっちぎってしまってクモに申し訳ないことをしてしまいました。


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12:43 無事に駐車場に戻ってきました。2時間半で戻ってこられると思っていましたが、ブナ林でのんびりしたり、権現コースを下りかけて戻ったりしたこともあって、3時間半ほどかかってしまいました。それでも、特に疲労感もなく、筋肉痛にもなっていないので、比較的楽な登山だったようです。


その後、登山口近くにある頓原天然炭酸温泉ラムネ銀泉で汗を流してから、のんびりと帰路に着きました。ラムネ銀泉は5人も入ればいっぱいになるような小さな内風呂が1つあるだけなので、週末の混雑する時間帯は避けた方が賢明です。

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| 2022年9月 大万木山 | 12:11 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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4つのピークをぐるり縦走: 三瓶山その3 

2022年9月8日(木) 島根県大田市三瓶町池田 男三瓶山(1126m) 単独日帰り 


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12:42 大平山から緩やかなアップダウンを経て奥の湯峠に着きました。ここから室の内へ下ることができます。膝痛がひどくなったら室の内に下って、孫三瓶山や子三瓶山をパスするということも考えていましたが、幸い悪化するようなこともなく、痛みはあまり出ていないので、そのまま縦走路を行くことにしました。


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奥の湯峠からすぐに孫三瓶山への登りが始まります。最初はそれほどでもありませんが、すぐに結構な急登になりました。


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13:10 急登が緩み、そろそろ山頂かと思いながら登っていくと、孫三瓶山山頂の標柱が見えました。


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目の前には子三瓶山が見え、その後ろにいまだに山頂がガスに覆われた男三瓶山も見えていました。


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山頂から南へ下る道の先にあるベンチで小休止をとることにしました。


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休憩しながら子三瓶山の山頂を眺めていると、何やら白いものが広がっているのが見えます。何だろうと思いながらよくよく見ると、どうやらススキの穂が光っているようです。



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13:19 休憩を終えて出発です。


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孫三瓶山から子三瓶山まで35分とのことです。見た限りではもっとかかりそうな感じもしますが、見た目ほど遠くはないようです。


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子三瓶山に向けて下ります。膝を悪化させないように、歩幅を狭め、大きな段差をできるだけ避けるようにゆっくりと歩きました。


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13:33 孫三瓶山から鞍部まで下ってきました。山頂から10分強でした。


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ここは風越という峠になっていて、縦走路と女夫松への下山路と室の内への道の十字路になっています。


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ここから子三瓶山山頂まで20分の登り返しです。


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13:47 傾斜が緩んで山頂近くまで登ってきたことがわかりました。


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振り返ると、眼下に先ほど通過した風越の十字路が見え、その先に孫三瓶山も見えています。孫三瓶山から見たときは子三瓶山は同じぐらいの高さに見えましたが、こうしてみると子三瓶山の方が明らかに高いのがわかります。見上げるよりも見下ろすほうが高さを実感するというのは、やはり普遍的事実のようです。


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つい2時間ほど前までいた女三瓶山が、はるか遠くに見え、結構な距離を歩いてきたように感じます。


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さあ、山頂かと思いましたが、実はここは山頂ではありません。


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ここから西へ少し歩いたところに本当の山頂があります。


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子三瓶山山頂付近のススキの原は、ススキの穂が少し膨らんで色も白っぽくなっており、男三瓶山山頂のススキよりも一足早く開きそうな雰囲気です。こちらの方が標高が低いのになぜ早いのか謎です。


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14:06 子三瓶山山頂です。これで三瓶山4ピークの全山同日登頂が完了しました。まさに3度目の正直でした。西の原を出発してほぼ6時間かかりました。


14:20 標柱下のベンチで少し休憩してから、下山にかかりました。


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子三瓶山から男三瓶山を正面に見ながら、北に向かって下ります。


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鞍部まで下れば、そこから左手方向に下る道があるはずです。


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子三瓶山からの下りが予想外の激下りで、しかも雨でがっつり表面が削られた地面がむき出しの道になっていたりして、スリップに気をつけながら下りてきたのですが、ここでとうとう膝を痛めてしまいました。それも、最初に痛くなった右ではなく、なぜか左膝の方です。


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14:41 なかなか分岐に着かないのでちょっと焦り気味に歩いてきましたが、男三瓶山のすぐ下でようやく分岐が現れました。ベンチがあったので少し座って膝をマッサージしましたが、長居はせず3分ほどで出発しました。


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西の原へ下る道は、そこそこ急勾配の斜面をジグザグに下ります。痛み始めた膝には厳しい道でしたが、標高差で80mほど下ると谷筋に出て、以降は傾斜も緩やかになったので助かりました。


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15:06 途中、倒木に道を塞がれていましたが、左側から木の下をくぐって比較的楽に通過することができました。


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15:19 ようやく朝通過した分岐点に戻ってきました。ここから先はもうなだらかな道だけです。


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森を抜け、広い草原に出てくると、あとはもう歩きやすいゆるやかな道をダラダラを下っていくだけです。


15:35 駐車場に戻ってきました。うっかり写真を撮り忘れてしまいましたが、GPSで時間の確認はできました。7時間35分の長旅でしたが、3年越しの三瓶山一周が実現できました。今度は、紅葉のピークの時期にゆっくりと歩きたいものです。

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| 2022年9月 三瓶山 | 13:23 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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4つのピークをぐるり縦走: 三瓶山その2 

2022年9月8日(木) 島根県大田市三瓶町池田 男三瓶山(1126m) 単独日帰り 


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10:41 山頂での休憩終えて、女三瓶山に向かいます。


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山頂から階段を下ったところで分岐があり、女三瓶山は右へ進みます。前回は左へ進み、名号登山口のほうへ下りました。


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男三瓶山から女三瓶山へは基本的に下りとなりますが、男三瓶山直下は結構な急勾配が続きます。雨で登山道がえぐられて階段も半分宙ぶらりんのようになっていたりするので、楽に下らせてはもらえません。


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しばらく下ると細尾根になり、下り始める直前にあったがけ地と男三瓶山山頂が見える場所がありました。こうしてみるとそれなりに険しい山頂です。頂上が平たんなのでなだらかな山というイメージがありますが、頂上を囲む斜面は、かなりの急傾斜です。


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さらに下っていくと、細尾根の急勾配の斜面をトラバースする道になり、黄色テープが張られた崩落個所や写真のような鎖が張られた場所もあったりして、結構な難所が連続するようになりました。あとでわかったのですが、どうやらこのあたりが犬返しと呼ばれる場所らしく、長い間通行止めになっていた崩落個所がこのあたりだったようです。もっとも、登山道自体が崩落したような場所はなかったように思うので、念のための措置だったのかもしれません。


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尾根が少し広くなり徐々に歩きやすくなってきても、滑りやすい急傾斜の道もときどき現れるので、なかなか気を緩めることができません。


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11:00 男三瓶山から30分ほど下るとようやく道が広くなだらかになり、一息つくことができました。


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3分ほど進むと、ベンチのある場所に着きました。前方に女三瓶山が見えていますが、山頂付近はガスで隠れて見えません。


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ベンチの近くに道標があり、ここで初めて難所といわれる犬戻しをすでに通り過ぎていることを知りました。とすると、時間的に黄色のテープや鎖が張ってあったあたりが犬戻しだったということになります。通行止めになるほど崩落していたのだから、行けばすぐにわかるような場所だと思っていたのですが、どうやらそれほどでもなかったようです。



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ベンチから少し下ると砂滑りのような場所があり、ここにきてようやく女三瓶山の山頂が見えるようになりました。


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11:15 どんどん下って、やっと男三瓶山と女三瓶山の間の最低鞍部まで下りてきました。ここから女三瓶山まで登り返しが始まります。


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登り返し始めてすぐに兜山という道標のある小ピークがありました。女三瓶山まであと10分です。


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11:28 緩やかな登り返しを詰めて、やっと女三瓶山直下の縦走路に出てきました。山頂は左です。


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11:31 女三瓶山山頂です。展望台がありますが、すぐ隣にテレビ塔が建っているので北側は展望がありませんが、他の3方は開けています。


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展望台から南西方向には、これから向かう孫三瓶山が見えています。その右隣の子三瓶山も良く見えていました。


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ひとまず、展望台横のベンチで休憩をとることにしました。男三瓶山からの下りで少し右膝に痛みが出てきたので、座ってしっかりとマッサージをしておきました。


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11:36 女三瓶山での休憩を終えて、縦走路を下ります。この時は男三瓶山の雲もとれていて、男三瓶山がすっきりと見えていました。


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12:06 女三瓶山から下って、リフト乗り場への分岐に着きました。ここは隣の大平山との鞍部になっていて、左がリフト乗り場、右は室の内へ下る道です。孫三瓶山へは直進です。


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道標では子三瓶山まで75分となっているので、手前にある孫三瓶山までは50分ぐらいでしょう。ひとまずすぐ先にある大平山でランチタイムにすることにしました。


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大平山までの道は、リフトで上がってくる観光客のためにやたらきれいに整備されていました。この縦走路でこれほどきれいに整備されているのはこの部分だけです。


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12:09 大平山です。ウッドデッキのある東屋にソロ男性が1人いるだけでした。


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東の原を見下ろす場所に、東屋から続くウッドデッキとベンチがありましたが、2018年に来たときは、東屋も含めてこんなの見た記憶がありません。最近つくられたばかりのようです。


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ひとまず空いているテーブル付きベンチに荷物を下ろし、子三瓶山・孫三瓶山を見ながらランチタイムです。


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男三瓶山・女三瓶山もすぐ目の前にそびえています。


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今回はセブンイレブンのおにぎりと、チョコブラウニーのデザートですが、お湯を持ってきていないのでカフェオレを作って飲むことができません。なので、デザートはやめておきました。まだ夏山のイメージが強いので、ついお湯を用意するのを失念してしまいました。さすがに9月になれば、山では暖かいコーヒーぐらい飲みたくなるので、今後は忘れないようにしなければ。


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正面に見える双コブのピークが男三瓶山から下ってくる尾根道ですが、双コブピークの下のあたりが難所の犬戻しがある場所です。双コブピークの左後ろの平坦な場所が男三瓶山の頂上になります。今回の写真は出発から子三瓶山まではスマホで撮ったのですが、最高画質で撮影していないせいもありますが、拡大するとどうしても画質が荒くなります。やはりスチル写真は画質劣化のない光学ズームが使えるデジカメで撮るに限ります。


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12:25 ランチ休憩を終えて出発です。東屋にいた男性は、少し前に女三瓶山方面に出発して行きました。てっきり普通の観光客でリフトで下りたのだと思っていたら、なんと子三瓶山山頂で再び見かけました。他にも、男三瓶山から女三瓶山に向かう途中ですれ違ったソロ男性とも子三瓶山の登りで再びすれ違ったので、けっこう周回縦走をしている登山者は多いようです。

つづく。

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| 2022年9月 三瓶山 | 23:37 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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4つのピークをぐるり縦走: 三瓶山その1 

2022年9月8日(木) 島根県大田市三瓶町池田 男三瓶山(1126m) 単独日帰り 


台風が近づいてくるものの、8日と9日は山陰側は晴れ予報となっていたので、かねてから考えていた三瓶山の1周縦走と近くの大万木山(おおよろぎやま)の2日連続登山にでかけました。


とはいえ、直前まで天気予報がビミョーな感じだったので、同様に2日間晴れそうな大分の九重連山も有力候補になっていて決めかねていました。三瓶山は過去に2度登っているので、どうせ行くのならまだ登ったことのない九重連山に惹かれていたものの、九重連山まで行くとなると距離的に信州まで行くのとあまり変わりません。それなのにわずか1泊2日で帰ってくるというのはあまりにももったいないということで、比較的距離の近い三瓶山方面に行くことに決めたというわけです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート ディライトウールジップL/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: おたふく PU合成皮革手袋K-12
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ボルダーライトパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ハリソン 毛混総パイルクライミングソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX
 ゲイター: なし

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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新アイテムはなしです。夏の名残が色濃い時期なので基本的に夏装備と同じですが、ベースレイヤだけは多少風で寒くなる可能性を考えて、ウール混のシャツにしておきました。



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三瓶山は岡山から約200㎞と距離があるので前泊で行くことにしたのですが、準備に少し手間取って家を出られたのが23時40分ぐらいになってしまいました。尾道自動車道を北上しているうちにかなり眠くなってきたので、世羅で下りて世羅ICのすぐそばにある道の駅世羅で車中泊して行くことにしました。


N-VANを購入してすでに2か月が過ぎますが、ここにきてやっと初めての車中泊となります。フロアボードを作ったばかりなので、その使い心地を確認するのにもいいタイミングです。結論から言うと、フラットな床のおかげで寝心地はばっちり。また、荷物スペースも1泊2日程度の旅なら全然困らないぐらいの余裕があり、室内の快適性も上々でした。


明け方5時前に寒さで目が覚めてしまい、そのまま出発。三瓶山の西の原駐車場に7時過ぎに着きました。三瓶山に最初に来たときは東の原からリフトで登り、女三瓶山から子三瓶山まで縦走し、室の内を経由して下山。2度目は北の原から男三瓶山にだけ登頂ということで、どちらも三瓶山一周ができなかった山行でした。3度目となる今回は、西の原からまず男三瓶山に登り、長らく通行止めになっていた男三瓶山と女三瓶山の間の縦走路が今年の春ごろにやっと開通したということで、念願の1周縦走に挑戦します。


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8:00 西の原を出発します。男三瓶山の山頂付近は雲が隠していますが、空は晴れているので、そのうち雲も消えるのではないかと思っていましたが、それほど甘くはありませんでした。


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西の原の広い草原の中を東に向かって登っていきます。


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10分ほどで草原は終わり、草が繁茂した登山道になりました。ここまで草が繁茂しているということは、あまり利用者は多くないのかもしれません。


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8:27 男三瓶山の西麓にある登山道の分岐点に着きました。


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ここから山麓をぐるっと回って北の原の姫逃池に続いている中国自然歩道、男三瓶山に直登する登山道、谷筋を扇沢まで登る登山道の3つが分岐しています。男三瓶山に登るには、直登するか、扇沢から縦走路で登るかのどちらかです。案内図を見ると山頂までの時間は、直登で110分、扇沢経由で40+60=100分となっていて、扇沢経由のほうが早いし楽そうですが、扇沢から山頂までは急傾斜で足場が悪いと書かれています。とりあえず、10分早い扇沢経由で行くことにしました。下山は扇沢からここへ下ってくる予定なので、扇沢経由で行けば完全な一周縦走ができるわけです。


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しかし、直登と扇沢経由の道が分岐する場所に来ると、直登の道の方にだけ男三瓶山の方向を示す道標が設置されていました。扇沢方面に関しては道標すらありません。道の状態も明らかに直登のほうが多くの人に歩かれている状態で、扇沢経由の方は利用頻度が少ないと思われます。なので、やはり直登の道で行くことにしました。10分余計にかかっても、多くの人に歩かれている道の方が歩きやすく疲れにくいだろうとの判断です。完全一周にはあまりこだわりはなく、男三瓶山、女三瓶山、孫三瓶山、子三瓶山の4つのピークをつなぐことができれば十分です。


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9:08 展望もなく変わり映えのない森の中を延々と登り続けていくうちに、出発から1時間が経過し、ちょうど登山道が少し広くほぼフラットに近い傾斜の場所があったので、小休止をとることにしました。


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といっても座って休憩できるような場所でも状況でもないので、しゃがんで休憩するだけです。小腹が空いてきたので、アミノバイタルガッツギアでエネルギー補給しておきました。


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休憩を終えて登っていくと、登山道脇にマツムシソウが咲いていました。下に見えるピンクの花は、おそらくシコクフウロでしょう。


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9:36 ずっと展望のない森の中の道でしたが、標高910m付近でようやく少し展望のきく場所がありました。展望のきかない山道は難行苦行でしかありませんが、こうして眼下の風景を眺めることができると、気持ちがリセットされます。


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さらに少し登ると岩ごろの道になり、樹木もほとんどなくなって森林限界を超えたような雰囲気になりました。


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進行方向右手には、今日の最後に登る予定の子三瓶山が見えます。


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標高1000mが近くなってくると、急に登山道の傾斜がきつくなりました。しかし、これを登り切ればあとは緩い傾斜の頂上台地だけとなるはずなので、ここは頑張るしかありません。


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9:54 標高1000mの道標がありました。山頂まで残り標高差は126mです。


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標高1000mの道標を過ぎると道の傾斜は緩くなり歩きやすくなってきましたが、ガスが漂い始めました。山頂付近にかかっていた雲はあいかわらずとれていなかったので、雲の中に突入して行くことになります。


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さっきまで見えていた子三瓶山も雲に隠れて見えにくくなっています。


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振り返れば、麓の方は日も差していて晴れているようなので、やはり山頂付近だけ雲がかかっているわけです。


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10:07 地形図に描かれている1073ピークを過ぎると、道はほぼ平坦になりました。もう頂上台地に上がってきたわけです。周りはすっかりススキの原になりましたが、さすがにススキの穂はまだ固く閉じていて、秋を感じるには少し早いようです。


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10:14 縦走路と合流しました。山頂へは左へ進みます。


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しばらく平坦なススキの原の中を進んでいくと、階段が現れました。これを登れば山頂広場だったはずです。


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10:20 男三瓶山の山頂に着きました。三瓶山の最高峰で1126mになります。登山者は、ソロの男性が1名いただけでした。


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三角点もあります。


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銅製の案内板もありましたが、ガスガスで何も確認できません。


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北の原を見下ろす展望テラスで休憩していたら、突然ガスが切れ陽射しが差し始め、登ってきたススキの原が見渡せるようになりました。


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これから進む女三瓶山方面の避難小屋も見えます。


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最後までよく見えなかった北の原方面も、少し姿を見ることができました。しかし、このまま一気に晴れてくれるのかと思ったら、再び雲が押し寄せてきて、視界を奪われてしまいました。その後も、少し晴れてはまたガスに覆われるという繰り返しでした。

つづく。


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| 2022年9月 三瓶山 | 18:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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新登山道カラ松コース: 泉山その2 

2022年8月19日(金) 岡山県鏡野町大町 泉山(1290m) 日帰り単独行 


3週間ぶりの山行となった泉山ですが、幸い帰宅後に筋肉痛になることもなく、またきつい疲労感を感じることもなく、高熱を出して寝込んだことの影響はあまりなかったようで安心しました。これなら、お盆明けの空いている時期に信州遠征もできそうな感じです。


それでは、泉山山行記録その2をどうぞ。


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11:16 カラ松コースとBコースとの合流点から8分ほどで巨岩が尾根を塞いでいる場所まで登ってきました。この区間は、巨岩をかわしながら尾根の北斜面を登っていくのですが、けっこうな急勾配です。


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11:23 巨岩のある区間を過ぎると勾配は緩やかになり、稜線の縦走路に出てきました。当初は左折して泉山山頂へ直行する予定でしたが、せっかくなので泉山の3ピークをすべて登頂していくことにしました。なので、井水山へ向けて右に進みました。


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合流点から少し登って小ピークを越えると、前方に井水山が見えました。縦走路は思っていたよりも暑く、欲を出して井水山へ行くことにしたことをちょっと後悔しましたが、そのまま井水山を目指します。


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11:32 井水山に到着です。


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昔はもっと展望が開けていたような記憶がありますが、木々が成長して展望がきかなくなったように感じます。登山道の先にかろうじて泉山が見えていました。


とりあえず荷物を下ろし座って休憩しようとすると、東側の中林からソロ男性が登ってきました。少し話をした後ですぐに男性は泉山へ向かって出発したので、ほぼ貸し切り状態のままゆっくり休憩することができました。



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11:44 10分ほど座って休憩した後、泉山へ向けて出発しました。Bコース合流点方向へ行くと、小ピークに登り返す必要があるので、井水山直下の分岐を右へ進み、避難小屋経由で行くことにしました。こちらのルートで行くと、Bコース合流点の先の鞍部にでることができ、登り返しがほぼないので楽です。


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久しぶりに見る避難小屋ですが、とくに劣化しているような感じはありません。


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中を覗いて行こうと思ったら、入口前のブロックの上にまだ生々しい蛇の抜け殻があって気持ち悪かったので、そのまま通過しました。


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中林の滝コースへの分岐は左へ進みます。


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縦走路に合流し、中央峰へ向かいます。


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12:08 中央峰です。誰もいませんが、さすがにここでは休憩はとらずに、そのまま泉山へ向かいました。


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中央峰からダラダラと下ってきて、泉山直下の鞍部までくると、泉山への登り返しが眼前に見えました。


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かなり暑くなってきて登り返しがつらいところですが、立ち止まることなく淡々と登ります。


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12:26 井水山山頂に着きました。さすがに平日だけあって人はいません。


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井水山で会った男性が山頂の道標前で風景を眺めているだけでした。


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かなりおなかが減っていたので、すぐに座ってランチタイムです。本日は、ローソンでおにぎりを買ってきました。まずはシーチキンマヨネーズです。


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続いてわかめごはんのおにぎりです。どちらも美味でした。


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食事中にソロ男性が井水山の方へ出発したので、山頂は貸し切りとなりました。ランチタイムを終えて、記念写真を撮っておきました。


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この日はややもやっているものの、大山がかすかに見えていました。大山の右手に矢筈山や甲ヶ山も見えています。


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北側の三ヶ上から花知ヶ山への稜線も良く見えます。


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歩いてきた井水山から中央峰への稜線ですが、木の枝の隙間からかろうじて井水山と中央峰を同時に見ることができました。来年には井水山を泉山から見ることはできなくなりそうです。


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12:54 ほぼ30分のランチ休憩を終えて、笠菅峠に向けて出発します。


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笠菅コースは、泉山から何度もピークを越えるアップダウンがあるので、正直あまり好きではないコースです。泉山北側にある小ピークを越えると、笹原の斜面が広がる次のピークが見えました。


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小ピークと小ピークの間の鞍部まで下りてくると、泉山の文字の刈込が見えました。あいかわらず意味のない刈込は維持されているようです。誰にとっても何のメリットもない刈込を維持している理由は何なんでしょうか。コストの問題、環境の問題など、考えるべきことは多々あります。


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刈込のある斜面を登り終えるころ、足元にあまり見かけない蝶々がとまっていました。帰宅後ネットで調べてみると、ツマグロヒョウモンの雌だそうです。オスは羽根の先端の黒い部分がなく、羽根全体が黄色で黒い斑点模様らしいので、それは見たことがあります。なので、雌を見るのは初めてかもしれません。


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13:20 電波反射塔を通過します。


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再び小ピークに向けて登り返しが始まりました。おそらくこれで最後のはずですが、地形図で見るとツインピークスになっているのがいやらしいところです。


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13:31 標高1090mの最後のピークを越えて、ようやく下りだけの区間に突入です。


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道標のある場所で右に折れて、やや勾配のきつい尾根の下りになりました。


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雨で落ち葉などが流されて土が露出して滑りやすい道を、足元に気を付けながら下ります。


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少し左膝に痛みが出始めた頃、偽木の階段が現れました。この階段がある区間は林道からすぐの場所だったはずなので、林道の登山口までもうすぐだろうと思いながら下って行くと、下の方に林道がちらりと見えました。


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13:58 林道の登山口に着きました。これでもう傾斜のきつい下りはありません。膝痛もひどくならずに済んでひと安心です。


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笠菅峠まで林道をのんびりと下ります。


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14:08 笠菅峠です。本日の山行は事実上これにて終了です。


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駐車場所までは、朝ここまで車で来てデポしておいた自転車で下るだけです。


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ベンチで少し休憩した後、出発です。


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車の通らないアスファルト道を遠慮なくガンガン下りました。最初のうちはけっこう勾配がきついので、スピードが出過ぎてちょっと怖いのですが、幸いブレーキはよく効くので、安定感のあまりない20インチの折りたたみ自転車でも無事に下ることができました。


14:24 駐車場所に戻ってきました。最後にちょっとだけ上りの区間があるのですが、ずっと下り一辺倒だった反動で、案外上りがきつく感じました。自転車の区間が下りだけになるのであれば、自転車を使った縦走というのもありだなと思いましたが、途中に登りの区間がある場合は、さすがに電動アシスト自転車かバイクでないときついかもしれません。なにしろ縦走して疲れたあとでさらに自転車で坂を上るのは勘弁してほしいところです。せっかく購入した自転車なので、今後は積極的に使っていこうと思います。

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| 2022年8月 泉山 | 14:38 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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新登山道カラ松コース: 泉山その1 

2022年8月19日(金) 岡山県鏡野町大町 泉山(1290m) 日帰り単独行


7月末に風邪をひいて以来、体調不良が長引いた上に天候との相性も悪く、3週間もダラダラと過ごしてしまいましたが、ようやく山に行くことができました。今回は泉山に新しくできたカラ松コースで登り、笠菅コースで下山して、最後は自転車で駐車場所へ一気に下るという行程です。


カラ松コースは、奥津ゴルフ場の東側からBコースの標高1000m付近へ出ることができるコースです。以前、Bコースを下っていた時に、新しく笹が刈りはらわれたコースができていたのでちょっとだけ下ってみたのですが、結構勾配がきつく、あまり下ると面倒なことになりそうだったのですぐに引き返しました。しかし、それ以来あのコースは一体どうなっているのか気になっていました。


たまたまネットで泉山の山行記録を探していたらカラ松コースに関する記録を見つけ、あの時のコースがカラ松コースと呼ばれているということがわかりました。というわけで、今回はこの新しいコースを登ってみることにしました。下山はCコースでも良かったのですが、病み上がりで3週間ぶりということを考慮し標高差の小さい笠菅コースで下り、最後は自転車で楽をさせてもらいました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: マムート ボディクール ロングスリーブAF
 ミドルレイヤ: マムート アジリティハーフジップTシャツ
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: なし
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: フェニックス クエストパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: クロスプロ 5本指ウォーキングソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX
 ゲイター: なし

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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今回はマムート アジリティハーフジップTシャツが新しいアイテムです。セール品だったので、7000円ぐらいで購入できたのですが、購入後1年ぐらい放置状態でした。山で半袖は基本的に着ないのですが、マムート ボディクール ロングスリーブAFをベースレイヤ-にして重ね着するという着方であれば使えるとわかったので、ようやく使うことができました。


フェニックス クエストパンツも久しぶりに使いましたが、マムートのパンツと比べるとやっぱりシルエットがダボっとしていてかっこよくないなと思います。ミズノあたりよりはまだましですが、日本ブランドはもう少しデザイン面で改善してもらいたいものです。



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車はBコース入口前のスペースに停めました。


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9:27 駐車場所を出発します。いつもなら左へ行くのですが、今回は右、奥津方面へ下ります。


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9:31 駐車場所から4分で、カラ松コースへの分岐路に着きました。カラ松コースは正規の登山道として整備されたものなのか、それとも林業の作業道がたまたまBコースとつながっただけなのかわからないので、登山口がどこになるのか、はたまたそんなものはないのか良くわかりません。


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分岐路を左折して進んで行きます。アスファルト舗装された立派な道ですが、左右から木の枝が張り出していて、あまり利用されている雰囲気はありません。


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9:42 分岐路の突き当りまで来ました。突き当りの少し手前に左へ登っていくコンクリート舗装の道があり、どうやらこれを左折するようです。


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結構な急勾配です。土道だとすぐに荒れてしまうので、コンクリート舗装したようです。


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コンクリートの道を上がり切ったところで未舗装になり、丁字路がありました。右へ進みます。


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その後は、よく整備された未舗装路が続きます。


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9:52 1つ目の分岐は道なりに右へ進みます。


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9:55 2つ目の分岐も、同様に右へ進みます。


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10:02 倒木が道を塞いでいました。どうやらこの先は長い間利用されていないようです。


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予想通り、倒木の先は草が生い茂り荒れた感じになってきました。


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10:04 3つ目の分岐がありましたが、右は下っていく方向なので、今回は左へ進みます。


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道端にイノシシ捕獲用の檻がありましたが、イノシシは入っていませんでした。これってどれぐらいの頻度でチェックに来るんでしょうか。倒木がそのままになっていて車が入ってきた様子はないので、設置されてからかなり長い間経っているようですが、もしも設置直後ぐらいにイノシシが入っていたら今頃は白骨化していそうで、想像すると気持ち悪くなりました。


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10:08 左前方にそこそこ高さのある尾根が見えて、どうやら道を間違えたらしいと気が付きました。


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というのも、事前に地形図で確認していたのですが、標高750mの所にある小高い小ピークの手前で左折して斜面を東方向に登っていくはずなのですが、そのあたりには他に高い尾根やピークのようなものはなく、かなり傾斜の緩い斜面になっているはずです。なので、左手前方に小高い尾根のようなものが見えるということは、左折場所を通り過ぎたと考えられるわけです。GPSで確認してみると、やはり750mにある小高い小ピークのすぐ北側まで来ていました。


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2分程度引き返すと、分岐がありました。4つ目の分岐です。このあたりちょっと考え事をしながら歩いていたので、うっかり分岐を認識しないで通過してしまったようです。


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下から登ってくるとこういう風景です。いままでの分岐と違って草が生えていて明確な道っぽさがないのも、分岐を認識できなかった原因かもしれません。


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よくよく見ると、分岐にある低木にピンクテープと、笹に隠れるように小さな道標が設置されていました。


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道標には、「登山道 泉山カラ松コース よぼし岩」と書かれていました。手作り感満載の道標なので、やはりこのコースは、正規に登山道として切り開かれたものではないようです。


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ということで、ずっと歩いてきた林道を左折して、緩やかに左上へと登っていきました。


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分岐から5分ほどで、5つ目の分岐がありましたが、道なりに左へ進みます。


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さらに3分ほどで、6つ目の分岐があり、ここも左へ進みます。


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6つ目の分岐のすぐ先で、道は大きく左へカーブし、斜面をトラバースすように北に向きを変えました。


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10:22 北に向きを変えた先で、再び右へカーブして東に向きを変え、小さな尾根の北斜面にそって少し行くと、林道は行き止まりになりました。ネットの情報ではこの尾根を登っていくようなので、この辺りから右上の尾根に出る必要があります。


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林道の行き止まりから背の低い笹の中に薄いトレースがあったので、進んで行くと、すぐにピンクテープがありました。ここから右上に登るということなのかもしれませんが、右上方向にトレースといえるような痕跡は見当たりません。むしろ、そのままさらに斜面をトラバースしながら奥へつながる薄いトレース痕があったので、とりあえずまっすぐ進んでみましたが、すぐにトレース痕もわからなくなりました。


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ピンクテープの場所までもどり、右上の尾根へ出るために、斜面を登ってみるとにしました。


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少し行くと、なんとなくトレース痕のようなものもとぎれとぎれに見え隠れするものの、果たしてこれでいいのかどうかビミョーなところです。しかも、登るにつれてかなりの急傾斜になり、立木につかまりながらでないと登るのが難しいほどの状態でした。


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10:29 なんとかずり落ちることなく尾根上にでることができました。


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尾根に出たところで、小さなピンクテープを見つけました。


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尾根の上方向少し先にもピンクテープがあり、どうやら正しいコースにいるようです。


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それにしても、この尾根に登る部分はあまりにも違和感があったので、もっと別の場所に明確なトレースがあるのではないかと思い、少し尾根を下ってみることにしました。ところが、尾根の先のほうにそれらしいトレースはなく、ピンクテープも見つかりません。


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やはり自分が登ってきた斜面が正しいコースだったのだろうかと思いながら戻ってくると、尾根の反対側の斜面にピンクテープがあるのを見つけました。反対側は尾根の南斜面になりますが、自分が登ってきた北斜面よりも傾斜もゆるそうだし、すぐ下にはさらになだらかな斜面が広がっています。


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地形図を見ると、南側の斜面を下れば登ってきたときの6つ目の分岐の先にあった左カーブのあたりへ出られるようなので、もしかしたらその左カーブのところに正しいコースの入口があったのかもしれません。とはいえ、再び下って確認するのは時間もかかるしめんどくさいのやめておきました。


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とりあえず、尾根を登っていくことにしました。


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尾根上は笹や下草もなく、トレースも比較的明瞭で歩きやすかったです。ピンクテープもそこそこ頻繁に設置されていました。


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気温は23ぐらいだったし、ずっと植林帯で陽射しも当たらないので、涼しくて大汗をかくこともなく快適でした。


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とはいえ、かなり急傾斜の区間もあり、あまり楽なコースではありません。尾根にのるまでは平坦な林道歩きで面白みがありませんでしたが、尾根にのっても展望はないし傾斜は急だしで、どちらかといえば苦行のような山行でした。


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急勾配の傾斜は40度ぐらいありそうです。


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10:48 笹や下草のない歩きやすい尾根でしたが、笹が覆い始めました。


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しかし、登山道になっているところは、一度刈りはらわれたようで笹に覆われることはなく、基本的に歩きやすい状態でした。


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10:50 別の尾根に合流しました。Bコースの尾根かと思ったら、違いました。標高940m地点なので、Bコースの尾根との合流点までまだ標高差70mほど登らなければなりません。とはいえ、この尾根が直接Bコースから分岐しているので、あとはただただ尾根に沿って登るだけです。


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巨岩の横を通過します。この先にも丸い巨岩があり、いくつか大岩が集まっている場所でした。


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11:03 やっとBコースの尾根に合流しました。


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分岐に道標のひとつも設置されているのかと思いきや、木の枝を地面に並べてカラ松コースのほうへ行かないようにされていました。やはり登山道ではなく林業用の作業道というのが真相みたいです。出発してから1時間半の間、ほぼノンストップで登ってきたので、さすがにここで5分程度の小休止をとりました。とはいえ、荷物を下ろして座って休憩するような場所でもないので、荷物を背負ったまましゃがんで水分補給をした程度です。


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11:08 休憩後、Bコースを稜線に向けて進みました。

つづく。


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| 2022年8月 泉山 | 21:33 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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大汗かいてずぶ濡れ: 伯耆大山弥山 

2022年7月28日(木) 鳥取県大山町 弥山(標高1709.4m) 日帰り単独行 


17日に鬼城山、23日に丸笹山・赤帽子山とこなして、1ヶ月半のブランクから復帰するためのトレーニング登山の第三弾として、標高差の大きい伯耆大山に登ってきました。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュノースリーブクルー
 ベースレイヤ: マムート パフォーマンスドライジップ L/S
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: おたふく PU合成皮革手袋K-12
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: アイスブレイカー メリノウールミディアムクルー
 シューズ: マムート テトンGTX
 ゲイター: なし

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: レキ マイクロバリオタイタニウム


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登山天気やてんきとくらすでは天気は良さそうな予報でしたが、GPV気象予報でみるとお昼前から雨雲がかかる予報になっていました。どちらを信じるかです。基本的にGPV気象予報のほうが正確なことが多いと思っていますが、GPV気象予報もそれなりに外すことがあるので、2対1なら晴れる方にかけてみることにしました。結果としては、GPV気象予報が正しかったのですが、目的はトレーニングなので、晴れなくてもあまり問題はありません。


今回はパンツの選択を間違いました。標高の高い伯耆大山なので、夏用の薄手のパンツではなく3シーズン用のマムート ソフテックトレッカーズパンツでも大丈夫だろうと思ったのですが、これがサウナパンツのような結果となり大失敗です。もっとも、かなり湿度が高く蒸し暑い状態だったので、夏用の薄手パンツにしたとしても大差はなかったかもしれません。


膝痛対策にストックを使いましたが、これは大正解でした。下山時に左膝痛が出始めたのですが、ストックのおかげで最後まで歩行に影響がでるほど悪化することはありませんでした。


靴はいつものデュカンではなく、久しぶりにマムート テトンGTXを選びました。デュカンよりも靴底が固く、岩場の多い六合目から八合目までの区間でも足裏への刺激を低減してくれるでしょうし、標高差の大きい大山ならデュカンよりも向いているだろうとの理由です。



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今回も早起きして、5時に出発。高速を使わずに一般道で大山寺まで走りました。片道139㎞を3時間を少し切るぐらいだったので、グーグルマップの所要時間をほぼ同じでした。溝口から桝水高原へ登っていく途中で、大山の姿がきれいに見えていたので、今日は晴天登山になりそうだと思ったのですが、そうはいきませんでした。


平日の早朝ということで、南光河原駐車場はそれなりに空きスペースはありましたが、それでも8時前の段階で7割がたは埋まっているといった感じでした。平日といえども、遅めに到着すると満車になっている可能性が高いので、大山の平日はあてになりません。


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8:21 南光河原駐車場を出発します。


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無雪期の夏山登山道を使うのは、2018年9月以来です。


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8:32 阿弥陀堂前を通過します。


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9:28 登山道に入ると、なんだかやたら道の状況が良くなっています。丸太の階段が新しくなっているだけでなく、階段のピッチや段差もちょうどいい間隔になっていて、リズムよく淡々と歩くことができました。おかげで途中休憩をとることなく一気に五合目まで登って休憩するつもりでしたが、五合目が大声で会話している団体に占拠されていたので、そのまま六合目までノンストップでした。平日の早朝でもこういう団体がいるのが大山夏山登山道をあまり使いたくない理由です。


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幸い、五合目にうるさい連中がたむろしていたおかげか、六合目はソロ登山者が一人いただけでした。


六合目に座って休憩していて初めて気が付いたのですが、なんとパンツが汗でびしょ濡れになっていました。特に、太ももの裏やふくらはぎの部分なでが絞れば汗がしたたり落ちそうなほどぐっしょりです。もちろん、それ以外の部分も十分汗で濡れていて、もはや乾いている部分がないほどの濡れようでした。もちろん、シャツの方も汗びっしょりです。比較的気温が低かったのですが、湿度が高かったため、かつてないほどの大汗をかいてしまいました。


出発時には晴れていたのに、六合目はガスの中で視界はほとんどききませんでした。なので、急ぐ必要もないし汗を乾かすためにのんびり休憩を使用と思っていたら、五合目にいたグループらしき連中やほかの登山者が続々と集まってきたので、休憩は早々に切り上げて出発しました。


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七合目を過ぎたあたりで振り返ると、すっかりガスの中でした。


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10:03 八合目を通過します。


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10:05 頂上台地にでました。どうやらガスを抜けたようで、陽射しがあり、視界も広がりました。このまま雲の上に出るのかと思いきや、残念ながらこの一瞬だけのことでした。


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弥山にはガスが押し寄せています。


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頂上台地に出てすぐの所に、新しい木道が設置されていました。頂上台地に出てすぐのあたりは、少しの間キャラボク林の中を歩く土道だったはずですが、キャラボク林を伐採して木道を新設したようです。だったら、既存の道の上に木道をかければいいのにと思いますが、そうすると登山道を通行止めにするか、鉄パイプなどで仮設の道を設置する必要があるので、致し方ないのかもしれません。それにしても、木道の足元の伐採されたキャラボク林の無残な様子を見ると、なんだか他にやりようがなかったのかと思ってしまいます。


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10:18 山頂避難小屋に着きました。休憩込みで2時間を切ったのは、もしかしたら今回が初めてかもしれません。休憩込みといっても今回は6合目で5分程度しかとっていないし、道が良くなって歩きやすかったことも早かった理由といえそうです。


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入口前の温度計は21.5度をさしていました。温度だけ確認して、小屋には入らず、そのまま山頂に向かいました。


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10:21 弥山山頂に到着です。


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どう見ても山頂らしくないところに移設された山頂の碑は、コンクリート製でなんだか味気ないこともあり、全然ありがたみが感じられない珍しい山頂の碑です。


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ようやく休憩することができるわけですが、山頂の碑の近くの階段状の木道はすでに数人の登山者が休憩していて、このあと続々と登ってくる登山者ですぐに混雑するであろうことは明らかなので、避難小屋へ戻ることにしました。


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10:25 小屋の外に荷物を下ろして休憩にしたのですが、あいかわらずパンツもシャツも汗でびしょ濡れ状態です。2時間という個人的最速タイムで登頂したことに加えて、休憩もほとんどとっていないので、自分で気が付かないほどの大汗をかきながら登ってきたわけです。しかし、不思議なことにいつもなら頭から滝のように流れ落ちてくる汗がなく、途中で汗拭きタオルを使って顔や頭を拭いた記憶はありません。首から下だけがサウナ風呂に入っていたような状態でした。


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時間も早いし空腹感もなかったので、水分補給を兼ねてアミノバイタルゼリーを飲みながら、汗が引くのを待ちました。


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上空にぽっかりと雲の隙間ができ、そこから青空がのぞいたのですが、青空が広がっていく気配はさっぱりありません。


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10:56 陽射しがないため汗でずぶ濡れになった服が渇くこともなく、いつまで待っても張れそうにもないので、下山することにしました。


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木道脇にはところどこお花畑になっているところもありましたが、やはりユートピと比べると今一歩という感じです。


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相変わらずガスが漂う頂上台地を黙々と下ります。


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キャラボク林の間にあるちょっとした草地にもお花畑がありました。


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ピンクの花弁はやはりパッと目を引きます。


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新しく木道が設置されている場所まで来ると、往路とはまた違った風景を目の当たりにして、いろいろと考えさせられました。


七合目あたりからポツポツと雨粒が落ち始めました。まだ本降りになりそうな雰囲気ではありませんが、いつ本降りにならないとも限りません。ブナ林の中に入ってしまう五合目まで下りてしまえば、少々の雨では下まで雨粒が落ちてこないので、足を速めて五合目までノンストップで下りました。


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11:38 五合目です。ちょうど五合目の少し手前で本降りになりかけたので、ギリギリ雨に濡れずに下りてくることができました。そして、そのまま一気に下ります。


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きれいに整備された登山道は、登りと同様に下りでもとても歩きやすく、ストックを使っていいリズムで淡々と下ることができました。やや左膝に痛みが出始めましたが、歩行に支障をきたすようなことはありませんでした。


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12:10 阿弥陀堂まで下りてきました。ここまで来ると、雨はほぼ止んだようで、木々の葉っぱを叩く雨音は聞こえなくなりました。どうやら六合目から三合目あたりまでの区間だけ降っていたようです。


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12:19 南光河原駐車場に戻ってきました。下山完了です。下山はノンストップで、1時間23分でした。これも、もしかしたら個人的に最速下山かもしれません。登りも下りも最速で行動し、土砂降りの中を歩いたかのような大汗をかいて、かなり肉体的に負荷の大きい登山をしてしまいました。しかし、気分的には疲労困憊という感じはなくて、アドレナリンがでていたのか、案外余裕がありました。


豪円湯院で汗を流して、帰路も再び一般道で岡山を目指していたのですが、途中から猛烈な睡魔に襲われ、ちょっとやばい状況でした。コンビニに寄ってコーヒーを買い、なんとか睡魔も追い払って無事に家まで帰りつきましたが、事故を起こしたら元も子もありません。早起きして睡眠不足のまま体力を使いつくすような登山は、自重しようと反省しました。

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| 2022年7月 伯耆大山弥山 | 22:52 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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晴天でも膝下はびしょ濡れ: 丸笹山・赤帽子山その2 

2022年7月23日(土) 徳島県つるぎ町 丸笹山(標高1711.9m)・赤帽子山(1620m) 日帰り単独行 


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分岐からはしばらく平坦な笹原の草原のような場所を進みます。歩きやすい場所ではありますが、笹が濡れているので、歩くにつれてどんどん靴やパンツの裾が濡れていくのがわかります。



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やがて前方に赤帽子山らしい山が見えました。この時点ではてっきりこれがそうだと思っていたのですが、ここから見えたのは1619mのピークで、赤帽子山は1619mピークからさらに東へすすんだところにあります。


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9:21 やや傾斜のある斜面をくだってくると、再び笹原の草原のような場所にでました。ここが丸笹山と赤帽子山の間の最低鞍部でここからは登り返しになるのだろうと思っていたのですが、全然違っていました。ここは、最低鞍部へ下る途中にあるもう一つの鞍部だったのです。


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この鞍部を歩いているうちに、とうとう靴の中に冷たい感覚がするようになってきました。寄りにもよって靴の中まで水がしみてくるなんて、なんてこったと思いましたが、しみてしまった以上どうしようもありません。ゴアテックスが使われているといっても、靴の一番上の足を入れる部分の縁回りにはゴアテックスは入っていないでしょうから、パンツの裾が濡れて、それが靴の一番上の縁の部分から浸みてくれば靴の中まで水が伝ってしまうのは必然です。


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中間にある鞍部からわずかに登り返してから先は、勾配のきつい斜面を一気に下ります。もっとアップダウンの小さい稜線歩きだと思っていたのですが、結構なアップダウンがあるルートでした。


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9:32 きつい下りを下りきったところが、本当の最低鞍部でした。ここもやっぱり草原のような広い鞍部です。


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鞍部の中ほどに国道438号へ出るルートの分岐がありました。しかし、写真でもわかる通り、まったくトレースらしいものはありません。地形図にも記載されていないので、歩く人が少なすぎてトレースが消滅しかけているようです。



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最低鞍部からの登り返しは、広葉樹の森の中を通るため、緑が美しく涼しい気温と相まって爽快感が抜群でした。


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日が差し始めたので、森が緑色に輝き始め、気分も盛り上がります。


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9:46 再び草原のような場所に出ると、正面に1619mピークが見えました。もっとも、この時はまだあれが赤帽子山のピークだと信じていましたが。


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靴の中がどんどん濡れてくるのが気持ち悪いと思いつつ、休憩なしでどんどん登りました。さっさと登頂して適当な岩でも探してそのうえで靴を脱いで乾かそうと思っていました。


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さあ、頂上まであと少しです。


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9:57 山頂についた! と思ったら、なんとまだはるか先まで稜線が続いていて、その先にここよりも一段高いピークが見えるではありませんか。GPSで現在地を確認したら、なんと赤帽子山よりも西にある1619mピークにいるではありませんか。だましピークだったわけです。やや失望感を感じつつも、この先はほぼ平坦な尾根道だし、最後の登りも大したことはなさそうなので、気を取り直して先に進みました。


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空はすっかり晴れ渡り、稜線の両側に展望が広がります。こちらは北側です。


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南側といっても南西向きになりますが、右手後方に剣山から一の森までの稜線が続いています剣山の山頂付近だけ、わずかに雲がかかっていました。


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10:05 今度こそ本当に赤帽子山の山頂です。


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山名板も設置されていて間違いありません。


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背後に見える剣山とともに記念撮影。


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先ほどの白い山名板の背後に倒れているひとまわりおおきい山名板があったので、ついでにこちらでも記念撮影しておきました。


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ところで、地形図では赤帽子山の山名は、今立っている場所からさらに東にある三角点のあるピークに書かれています。この写真に写っている木が数本生えているあの先のピークがそうだと思われます。せっかくなのであそこまで行ってみようかと思い、少し歩き始めたのですが、靴の中が濡れていて気持ちが悪いし、標高的には今いるピークのほうが高いので、山としての最高地点には立ったわけだから、わざわざ三角点までいかなくてもいいやと思い直して引き返しました。それよりも、早く靴を脱いで乾かしたという思いが勝りました。


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再び山頂にもどり、しばしの間剣山の姿を眺めた後、休憩場所を探しました。


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10:16 山頂の少し手前にちょうどよさそうな岩があったので、そこで休憩しながら靴を脱いで、インソールやソックスを乾かしました。


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朝早くてすでに空腹感を感じていたので、まだ10時過ぎですがランチタイムにしました。本日はおにぎりです。最初はわかめご飯のおにぎりです。


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次に、国産もち麦入り梅しそごはんのおにぎりです。もち米ならぬもち麦入りというので買ってみたのですが、美味でした。


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おにぎりを食べながら、正面に見えていた三角形の山が気になって地図で山座同定をしてみたのですがどうやら八面山(やつらやま)のようです。


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食事も終えて、ソックスを乾かしている間に周囲の展望を楽しみました。歩いてきた西方向には、左手に丸笹山、右奥に塔の丸、その間の遥か彼方に山頂部が少し雲に隠れていますが、三嶺らしき山も見えています。


中厚手のウールソックスは履いている状態だとなかなか乾かないので、途中から脱いで岩の上に広げて乾かしていましたが、それでも20分程度の短時間ではこころもち乾いたかなという程度でした。しかし、いつまでも乾くのを待っているわけにはいかないので、11時前に下山の準備に取り掛かりました。


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11:00 下山開始です。あまり乾かなかったと思っていたソックスですが、履いてみると濡れている感じがなくなっていて不快感は激減していました。これなら快適に歩くことができそうです。


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1619ピークまで戻ってきました。こちらからだと丸笹山との間にある鞍部の様子が良くわかります。


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笹原の中の道は、往路の時のようにびしょびしょに濡れることはなく、すっかり笹の葉についた水は乾いていました。下山時にまたびしょ濡れになると嫌だなあと思っていたのですが、どうやらその心配はなさそうです。


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11:27 最低鞍部まで下ってきました。左奥に丸笹山が見えています。ここから丸笹山右側に見える鞍部まで登りが続きます。


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森の中の笹はもしかして乾いていないかもしれないと思っていましたが、多少水分が残っているところもある程度で、しっかりと乾いていました。


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淡々と登り返しをこなして、ようやく分岐のある鞍部に出ました。これでもう下りだけです。


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分岐を右の夫婦池ラフォーレ方面に向かいます。


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最初こそちょっと急な下りになっていましたが、すぐに緩やかにトラバースする道に変わりました。


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すぐに苔むした涸れ沢に沿った道になり、もののけ姫の森のような美しい苔の絨毯を楽しむことができました。


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道沿いには苔むした大木もあり、最高にリフレッシュできたような気がします。この辺りは涼しいし写真好きの人にはいいロケーションだと思うので、苔むした森の写真を撮りたい人にはおススメです。


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涸れ沢を離れるとすっきりとした気持ちのいい森の中を緩やかに下ります。


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途中、結構な急斜面のところもありましたが、道がつづら折りにつけられているので、歩く分には楽でした。


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12:16 貞光川源流を通過します。堰堤より上は少し水が流れていましたが、堰堤より下は完全な伏流水となっていて、地表面に水は流れていませんでした。


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貞光川源流を過ぎると、林床に笹の生えていない原生林らしい森が広がります。大きな木もちらほらあり、森の散策を楽しむのにいい道です。


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苔むしたスライムかと思ったら、三角の岩でした。


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左手の尾根が低くなってきたなので、どうやら登山口が近そうです。


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12:37 登山口に戻ってきました。駐車場の車は出発したときよりも数台増えていて、マイナーな山とはいえそれなりに登山者はいるようです。


思っていたよりも気温が低く、空気も乾いていたのでほとんど汗をかかずにすんだということもあり、ラフォーレで入浴するのはやめて、さっさと帰宅することにしました。早い時間に出発できたので渋滞にあうこともなく、スムースに帰宅することができました。また、思惑通りハードな区間はなかったので、筋肉痛や膝痛もなく、疲労感もほとんどでなくて1ヶ月と3週間のブランクを取り戻すのにいいトレーニングになりました。

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| 2022年7月 丸笹山・赤帽子山 | 10:28 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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晴天なのに膝下はびしょ濡れ: 丸笹山・赤帽子山その1 

2022年7月23日(土) 徳島県つるぎ町 丸笹山(標高1711.9m)・赤帽子山(1620m) 日帰り単独行 


23日は、四国は剣山の北隣にある丸笹山と赤帽子山に登ってきました。那岐連峰を1泊2日で縦走して以来、1か月と3週間ぶりの本格的な山行となりました。17日に軽い足慣らしとして鬼城山を歩いてきたわけですが、それを踏まえてあまり標高差が大きくなく、行動時間が4時間程度の山であれば膝痛もでないだろうということで選んだ山です。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート アタカソライトジッププル
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: なし
 グローブ: おたふく PU合成皮革手袋K-12
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ランボールドパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ハリソン 毛混総パイルクライミングソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX
 ゲイター: なし

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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装備に関しては何も問題なかったのですが、一つだけ失敗したのがゲイターです。真夏ということですっかり油断していたのですが、四国の山は笹原の中に登山道があるところも多く、ゲイターをしていないと膝から下がびしょ濡れになってしまいます。昨年の夏に比婆山の隣にある吾妻山に行ったときに痛い目にあっていたというのに、すっかり忘れていました。夜露だったのか雨だったのかわかりませんが、赤帽子山へ行く途中で笹原の中を歩いていくうちに膝から下がびしょ濡れになり、しまいには靴の中まで浸みてきて、ソックスまで濡れてしまいました。



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午前4時に起床し、自宅を出発したのは午前5時前。本当はN-VANでの車中泊具合を確認するために、前日の夜に出て車中泊するつもりでしたが、22日の夜は妙に気温が低く、湿度も低くてエアコンがなくても快適に寝られる状態だったので、それなら気持ちよく寝られるベッドで寝て早起きしたほうがよさそうだということで、23時過ぎにベッドに入りました。


ルートはいつもの剣山へ行くのと全く同じです。片道約3時間の道のりですが、朝早いこともあって7時40分頃には登山口のあるラ・フォーレつるぎ山に到着しました。


週末とはいえ、剣山の手前にあるあまり有名ではない山なのでほとんど登山者はいないだろうと思っていたのですが、到着してすぐ後に車が2台やってきて、貸し切り登山状態になる期待はもろくも崩れ去りました。それでも、登山者の車が自分も含めて3台しかないというのは、剣山に比べればガラガラ状態のようなものです。


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8:06 準備を終えて出発です。到着した時間がほぼ同じということもあって、他の2台からも準備を終えた2組が出てきて、もうすぐ出発しそうな雰囲気だったので、とりあえず同時出発になるのを避けるために、一足先に出発しました。なお、登山口前に駐車場がありますが、もともとラ・フォーレつるぎ山の駐車場を登山者でも使えるようにしてくれているのか、それともはじめから共有しているのか知りませんが、奥の方は宿泊者の車が何台か停まっていたので、登山者は極力登山口前に停めたほうがよさそうです。


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ラ・フォーレつるぎ山前の丸笹山登山口からは2本の登山道がありますが、今回は右のルートから丸笹山を目指します。


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右のルート入口には丸笹山登山口と書かれた標柱があるので、どうやらこちらのルートが正規の登山道のようです。左のルートは赤帽子山と書かれた道標が設置してありました。もちろん、左からでも丸笹山に登ることはできますが、若干遠回りになるようです。左のルートは、丸笹山北側の鞍部で赤帽子山へのルートに合流しているので、下山時に使う予定です。


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登山口から丸笹山までは1700mあるそうです。平地であれば30分もかかりませんが、登山地図の標準タイムは1時間となっています。それにしてもこの道標、なぜに「m」でなく「メートル」表記なんでしょうか?


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歩き出してすぐは、棒状のコンクリートで作られた傾斜の緩い階段が続きます。天気予報では晴天予報ですが、この時間はややガスっていて陽射しはありませんでした。気温は20度ぐらいだったので、かなり涼しかったです。


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登山道は急登といえるほどの傾斜はなく、全体的になだらかで歩きやすい快適な道でした。久しぶりの登山でなまった足腰には優しいいい道です。


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時折薄いガスを通して光が降り注いでくるのですが、水滴をたっぷりつけたクモの巣が王冠のように輝いていました。


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登山道の周辺に生えている笹類も夜露なのかしっとりと濡れていて、キラキラと輝いています。


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どうということもないような風景ですが、久しぶりの山ということもあってか、妙に新鮮で美しく感じました。


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8:39 やや傾斜が急になったあと、前方が急に開けてきました。


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笹原の中に低めの木々が点在するような状況になり、山頂も近そうだと思っていると、分岐がありました。足元に小さな道標らしきものがあったのですが、判読不能な状態だったのでどちらへ行くべきか悩みましたが、左は山頂方向ではないので、上に向かっている右へ進みました。ちなみに、この左のルートは、丸笹山山頂を通らずに赤帽子山方面に行くショートカットでした。


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ひと登りして山頂かと思いきや、ガスの先にまだ一段高い所が見えたので、山頂はもう少し先のようです。


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笹原の中を進んで行くと、ようやく山頂らしきピークが見えました。道標のようなものが見えるので、間違いないでしょう。


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8:48 丸笹山山頂です。どうやら本日の1番のりのようです。特に急いだわけではありませんが、登山口から42分でした。


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駐車場で装備確認用の全身写真をとっていなかったので、ついでに記念写真を撮っておきました。


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ガスガスで展望がないうえに、同じルートで他の登山者が登ってくるのが見えたので、そそくさと出発です。山頂には赤帽子山方面を示す道標など何もないので、一瞬どちら方向へ行けばいいのか迷いましたが、南側にある見ノ越の建物がわずかに見えていたので、反対方向の北に向かって下ります。見ノ越方面にも薄いトレースがついていたので、ガスで視界がきかないときは道迷い要注意です。山名板は南に向かって設置してあるので、赤帽子山へは山名板の背後、北方向に下ります。


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5分下ったところで左からのトレースに合流しました。この左から来たトレースが、丸笹山山頂手前にあった分岐の左のルートにつながっているようです。赤帽子山へはこれを右へ進みます。


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ガスにけぶる森の中をどんどん下ります。


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途中水のない沢を渡りましたが、おそらく水は伏流水になって岩の下を流れていて湿度が高いようで、沢にある岩には苔がびっしりと張り付いていました。ここだけ見るともののけ姫の森のようです。


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9:04 丸笹山北側の分岐のある鞍部に降りてきました。


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左へ下るとラ・フォーレつるぎ山です。登山口の左のルートを来るとここへ出てくるというわけです。なので、下山はこのルートを下ります。


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赤帽子山へは右です。きっちり距離が書いてあるのでおおよその到着時間がわかりやすく助かります。僕の場合は、きつい登りの場合時速1㎞、そこそこの登りは1.5㎞、アップダウンのきつくない縦走路などでは2㎞で計算していますが、ここでは時速2㎞で計算すると70分ぐらいということになります。登山地図では三角点のあるピークが赤帽子山となっていますが、実際に赤帽子山の標柱があるのはひとつ手前のピークです。この道標の距離がどちらまでの距離なのかわかりませんが、登山地図の標準タイムは三角点まで80分となっています。

つづく。


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| 2022年7月 丸笹山・赤帽子山 | 22:53 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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1泊2日で完全縦走: 那岐連峰その4 

2022年5月28日(土)~29日(日) 岡山県奈義町 那岐山(標高1209m) 小屋泊単独行 


*** 那岐山から西へ連なる滝山、広戸仙、山形仙を縦走した時の山行記録です ***


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広戸仙への登りはそれほどきつい斜面ではありませんが、ところどころ急傾斜の場所もあるので、それなりに体力を消耗しました。


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9:21 残り300mの道標を通過します。この分だと山頂に着くのは9:30頃になりそうです。


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木々の少ない尾根に出てきました。確かこの尾根は山頂直下にあったと記憶しているので、この先がもう山頂のはずです。


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9:34 広戸仙山頂に着きました。滝山からノンストップで1時間半かかりました。広戸仙山頂近くまで登ってきたときに何名かの登山者とすれ違いました。日曜日とはいえ、なんだか人が多いなという感じです。


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さすがに疲れて休憩したいところですが、広戸仙山頂は展望もあまりなく、木々に囲まれていて蒸し暑いので、少し先にある第三展望台まで行くことにしました。


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9:39 第三展望台です。幸い誰もいなくて、ベンチに座ってゆっくりと休憩しました。かなりのどが渇いていたのですが、ここで水をすべて飲み干してしまうわけにもいかず、コップ1杯程度の水分補給にとどめました。この時点で残りの水は500mlになっていて、声ヶ乢で水分補給をしたいところです。10時半に声ヶ乢に着けば、茶屋まで下りて自販機で水を買うことができますが、はたしてどうでしょうか。


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9:52 休憩しているうちに、ペアの登山者が登ってきて、その後は3人組の登山者もやってきたので、休憩を切り上げて下山を開始しました。


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10:21 第二展望台手前の分岐点を通過します。ここまで下ってくる途中で、たくさんの小学生の登山グループとすれ違いました。日曜日なので小学校の登山というよりも、どこかのスポーツ少年団みたいな団体登山だったのでしょう。それ以外にも年配の登山者なども何組かすれ違っていて、広戸仙でこれほど多くの登山者にあったのは初めてです。いったいなぜこの日に限ってこれほど多くの登山者が集まってきたのか謎です。


第二展望台手前の分岐から少し下ったあたりに水場があるのですが、この時はすっかりそんなことを忘れていて、まったく気が付かずに通り過ぎてしまいました。このコース唯一の水場を通過してしまったので、この後水不足によるのどの渇きに苦しむことになりました。



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11:04 声ヶ乢に着きました。10時半に着けば水の補給もできたでしょうが、この時間では茶屋まで下りて戻ってくる時間はありません。すでにのどはカラカラですが、ペットボトル1本の水しか残っていないので、飲みたいだけ飲むわけにはいきません。これからまだ山形仙を越えて美作滝尾駅まで下らなければいけないのに、わずか500mlの水で果たして歩きとおせるのかかなり不安が残ります。


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ひとまず、日陰で小休止をしようと思っていたら、なんだか後ろの方から大きな声がたくさん聞こえてきて、それがどんどん近づいてきました。子供を含む団体が下ってきているみたいです。このまま声ヶ乢で彼らと一緒になってしまうのはごめんこうむりたいので、休憩はあきらめて山形仙へ向かうことにしました。とはいえ、脱水気味で口の中はカラカラだし、疲労感もけっこうきつい状況です。ペースを落として、休憩がわりにゆっくりと歩いて行くことにしました。


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11:17 少し登ると左に入る分岐があり、どちらに行けばいいのか迷いましたが、左の方にテープがあったので、左折して先に進みました。


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山形仙への登山道は、比較的登りやすく歩きやすい道でしたが、急傾斜の部分と平坦な部分が交互に出てきて、いつになったら山頂なのかさっぱりわかりません。


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ようやく登山道の傾斜が緩くなり、雰囲気的に山頂がちかくなったように感じます。


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12:06 ようやく山形仙山頂に着きました。声ヶ乢からほぼ1時間でした。


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広戸仙第三展望台から2時間強の間休憩なしだったので、さすがにここで小休止をとりました。カラカラの口の中にゆっくりと水を含むように二口ほど飲んだのですが、このあとのことも考えてそれで我慢しました。長い下りで膝痛が出た場合、鎮痛剤を飲むようなことになったら水が必要になるので、ここで飲み干すわけにはいきません。


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10分ほどで休憩を切り上げて、西へ向かいました。地形図では山頂の看板があったピークの西隣のピークの方が高く三角点もあります。なので、本当の山頂は西隣のピークのはずですが、そこには鉄塔があり、休憩できるような平地があまりないので、三角点の東側のピークを山頂としているみたいです。どちらにしても展望のない山頂なので、登りがいのない山であることに変わりありません。


鉄塔のある三角点を過ぎると、道は緩やかに下り、その後再び登り返しになります。791mから下り、782mまで登り返すので、時間をかける割にほとんど標高を下げることができません。まったくもって、時間と体力の無駄使いです。


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12:39 ようやく山形仙の無駄に長く標高差のない頂上稜線の西端にある782ピークまで来ました。ここからようやく下ることができるわけです。山形仙山頂からここまで20分ほどかかっていますが、その間にほぼ水平移動しただけです。通常、20分あれば200mほど下ることができるのに、三角点から計算したとしてもわずか9mしか下っていません。なんという無駄な時間を費やしたのでしょうか。のどをカラカラにし、まったく展望がなくくそつまらないアップダウンのある稜線を20分も歩いた挙句ほぼ水平移動しただけだなんて、ばかばかしいにもほどがあります。三十人ヶ仙、霰ヶ仙につづく、岡山でもっともつまらない山ワースト3(あくまでも個人的な見解です)にめでたくランクインです。またつまらぬ山に登ってしまった・・・


なお、782ピークには、トレースから2mほど離れたところに道標があり、トレースから見える道標には山形仙へと書かれています。しかし、その裏側にも道標があり、その道標は反対側に回らないとみることができません。誰のために設置された道標なのかと思いながら反対側に回ってみると・・・


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半分壊れた道標に、滝尾登山口へと書かれていました。この道標が設置されたころはこの周囲はただの広場で、道標の周囲はどこでも歩けるようになっていてこういう道標になったのかもしれませんが、現状ではあまり役に立っていません。


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12:43 782ピークからしばらく進むと、滝尾登山口と書かれた道標が左を向いて設置されていました。ここから左の尾根を下っていくようです。まっすぐ行くトレースはおそらく三浦駅に下る道なのでしょう。この時点で残り時間は1時間です。広戸仙第三展望台から声ヶ乢まで標高差約600mを1時間10分で下っていることを考えると、ここから登山口まで標高差はほぼ同じ600mあるわけで、とても間に合わないことは明らかですが、この時はそこまで判断できるほどの冷静さを持っていませんでした。もしも冷静に考えることができていたら、明らかに移動距離が少なく、一気に下ることができる三浦駅への下山コースを選んだはずです。なぜ冷静でなかったのかといえば、20分かけてまったく下ることができなかったことへの苛立ちと、脱水状態のためのどが猛烈に渇いていたことに加えて、縦走疲れもあったのでしょう。とにかく、何も考えずに当初の予定通り美作滝尾の登山口へ向けて下ってしまいました。


しかし、このコースが山頂稜線のコースに勝るとも劣らないクソコースでした。下り始めこそ結構な傾斜で一気に下ることができたのでよしよしと思っていたのですが、10分ほど下ってから右に方向を変えて、スギ林の斜面をトラバースして隣の尾根に移動してからは、ダラダラと緩い下りの道になり、挙句に水平になったかと思えば、あろうことか登り返しで小ピークを越えるというのが3回ほど連続するのです。


時間は無常に過ぎていきます。気持ちは焦るばかりですが、ペースを速めても少し下っては登り返すということを繰り返すので、三角点のある444.1ピークの手前まで来たところで、すでに時間は13:22でした。登山口から駅まで10分ほど一般道を歩かなければいけないので、登山口には遅くても13:30にはついていないといけません。標高差約300mを残して時間は8分しかないのです。到底間に合うはずはありません。


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それでも、とにかく急いで下り続けましたが、13:32になった時にGPSで現在地を確認してみたところで、絶対に間に合わないことを理解しました。そこは、まだ標高350m地点だったのです。だらりと下ってはほぼ水平な区間が続くということの繰り返しで、ペースを上げてもゆるゆるとしか標高をさげることができない尾根道の途中で、現実を受け入れると同時に心が折れました。


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もう急ぐ必要はないので、大休止をとることにしました。登山でもう一歩も歩きたくないという気持ちになったのは、この時が初めてだったかもしれません。


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ペットボトルの底の方にわずかに残った水を、かみしめるようにゆっくりと口に含んで飲み干したのですが、のどの渇きはまったく治まりません。口の中は相変わらずカラカラのままです。脚も疲れてじんじんとしびれたような感覚があり、足の裏は痛みが出始めていました。左膝もチクチクと痛みが出ていて、まさに満身創痍といった感じです。唯一の救いは、吹いてくる風が涼しくて気持ちよかったことだけでした。


やがて、麓の方から列車が通過する音が聞こえてきました。あの列車に乗っていたら、今頃は座席に座って良く冷えたジュースでも飲んでいたことでしょう。公共交通機関を使った登山の最大のネックは、列車やバスの時間に縛られることです。予定の便に間に合わなくても、1時間後に次があるという程度ならまだしも、この因美線では、13:45の次は、なんと17:20なのです。3時間40分も何もない無人の駅舎でただじっとしているなんてありえません。


しかし、そんなことは計画の段階でわかり切っていたことです。当然、13:45の列車に間に合わない場合のプランBは考えてありました。岡山に帰るのにわざわざ逆方向の鳥取方面に行くという無駄な遠回りになりますが、智頭行き15:31発の列車があり、16:23智頭発岡山行きのJR特急スーパーいなば8号に乗れば、18:11に岡山に到着します。17:20の津山行きまで待つと、岡山に着くのは19:30になってしまうので、多少コストはかかるものの、無駄な時間を過ごさなくて済みます。


13:57 休憩をとり、プランBのことも再確認して折れた心がなんとか元に戻ったので、出発しました。


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14:21 その後もダラダラ下っては平坦になるということを何度か繰り返し、ようやく登山口に出ることができました。後にも先にも、これほど辟易した山は初めてです。登るときは登り、下るときは下る。山頂では爽快な展望を楽しむのが登山のだいご味であり、メリハリのある山に登ってこそ登る甲斐もあるというものです。その意味では、山形仙はまったくどれにも当てはまらない山でした。


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踏切を越えて駅の方へと歩いて行くと、奇跡的に酒屋さんがあり、自動販売機が並んでいるではありませんか。しかも、自販機の前は日陰になっています。


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自販機前に荷物を下ろし、人目もはばからず地べたに座ってまずはリアルゴールドを飲み干しました。疲労困憊の体に栄養がしみわたるかのように感じました。人目をはばからずといったものの、車が1台通過した以外、人通りはまったくありませんでした。


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つづいて、500mlのコーラです。あまりみかけない缶の500mlでペットボトルより安い130円だったのでつい買ってしまったのですが、これは失敗でした。確かに下山後に飲む冷えたコーラは格別においしいのですが、半分脱水症状のような状態では、まず水を飲むべきでした。コーラは駅に向かって歩きながらちびちび飲んでいたのですが、コーラを飲み干してものどの渇きは全然消えてくれなかったのです。そのくせおなかは炭酸でいっぱいになってしまい、さすがにこれ以上水を飲む気にはなれません。それならせめて水を買ってバックパックにでも入れておけばよかったのに、駅まで行けば自販機ぐらいあるだろうと思っていたのが大間違いでした。


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14:57 美作滝尾駅に着きました。あろうことか、あてにしていた自販機はまったくありません。酒屋から駅までの道のりにも自販機はありませんでした。駅の少し手前の運輸会社の脇に一台自販機があったのですが、間が悪いことに中身を補充しているところで購入することができませんでした。


駅のトイレの手洗いは、おそらく水道水だろうと思ったものの、直接飲むのはなんだかためらわれて、口をゆすぐだけにしておきました。


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時間に余裕があったので、汗で臭くなったシャツをぬいで、新しいTシャツに着替え、足のマッサージなどしているうちに、智頭行きの列車が来ました。昨日乗ってきた列車と同じ方向の列車に乗るというのもなんとなく変な感じです。相変わらず座り心地の悪いシートに座っていると、だんだんしんどくなってきたので、バックパックをシートの端に置いて、そちらに体を倒して少しリクライニングしたような状態で智頭まで行きました。半ば脱水症状にでもなっていたのかもしれません。


智頭駅に着くと、まずは窓口で岡山までの乗車券と特急自由席券を購入し、自販機で水を2本買って飲みました。これでようやくのどの渇きと口の中のカラカラした感じがなくなり、脱水気味のときはコーラやジュースといった甘いものではなく、まずは水を飲むべきだったと心底反省した次第です。


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2両編成の鈍行列車のような特急スーパーいなば8号がホームに来たときは、これが特急?と思いましたが、中に入ってみるとシートはリクライニングするし、座り心地も因美線のワンマンカーとは雲泥の差でした。圧倒的な速度でブンブン走るし、さすがに特急だけのことはありました。上郡で山陽本線に乗り入れるときは、進行方向が変わるので、乗客が自分で席を回転させて進行方向に座席の向きを変える作業が発生するのがちょっと面倒くさいところですが、津山線の快速電車で帰るよりも楽ちんだったと思います。写真は、岡山駅に着いたときに撮影したスーパーいなば8号です。


ということで、那岐連峰を東端から西端まで縦走したわけですが、那岐山避難小屋から美作滝尾駅に下るのは、なかなかどうしてハードな道のりでした。休憩込みで9時間ほどかかるとみておいた方がいいかもしれません。ちなみに、GPSのトラックデータで確認すると、那岐駅から美作滝尾駅までは直線距離で約22㎞といったところです。実際は、上下左右にぶれるのでもう少し長いと思います。


山形仙からの下山時間を短縮するなら、三浦駅へ下るほうが早いと思いますが、コースがちゃんと整備されているかどうかは不明です。782ピークから西の632ピークを経て西向きの尾根を300mあたりまで下り、そこから北へトラバースして三浦駅へ出るコースがあるようです。

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| 2022年5月 那岐連峰 | 16:55 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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1泊2日で完全縦走: 那岐連峰その3 

2022年5月28日(土)~29日(日) 岡山県奈義町 那岐山(標高1209m) 


*** 那岐山から西へ連なる滝山、広戸仙、山形仙を縦走した時の山行記録です ***


5月29日の朝は、4時に起床しました。真夜中に一度目が覚めて、1時過ぎまで眠れなかったので起きるのが少しつらかったのですが、日の出の時間が5時前なので、気合を入れて起きました。


明け方の山頂はそこそこ寒いと思われるので、寝ていた時に着ていたダウンジャケットとダウンパンツのままで小屋を出ました。荷物は、一眼レフと交換レンズ、三脚、コンパクトカメラだけです。


小屋を出て山頂に向かっていると、後ろの方で音がしたので何かと思って振り向くと、なんと人が登ってきていてびっくり。しかも、まだ薄暗いのにライトも点けずに登ってきていたので、一瞬熊かと思いました。山頂に着いて挨拶をしてみると、なんと女性でまたびっくり。トレランっぽい服装だったので、大会出場者なのでしょう。いろんな人がいるものです。


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この時期は、日の出の時間が5時前なので、4時25分の時点では、ようやく東の空が赤く染まり始めたばかりでした。


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なんだか久しぶりに山で日の出を見る気がします。2021年8月の富士山以来なので、約10か月ぶりになります。年末年始は天候と膝痛で遠征に行けなかったし、その後も泊りの山行ができていないので、10か月ぶりになるのも仕方がない所です。


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それにしてもいまさらながら驚いたのは、Canon PowerShot G7X MarkⅡの性能の高さです。この写真はRAW現像したのではなく、jpegの一発撮りです。この写真のように暗い部分が半分以上を占めていると、カメラは画面が暗いと判断して絞りを開く設定にするので、明るい空が真っ白に飛んでしまいます。なので、通常は露出補正をマイナス側にふってやるわけですが、G7X MarkⅡはその判断をカメラがしてくれるのか、構図を決めてシャッターを押すだけでおおむねいい感じの写真が撮れてしまいます。あとは自分で微調整すればいいのですが、この写真ではなんとセオリーに反して+0.3補正しています。山の斜面が少し暗すぎると思ったので、逆に明るくするためにプラス補正したわけですが、同じ構図で一眼レフのEOS 6Dでも撮ってみると、-3.0補正でようやく同じような写真にすることができました。つまり、露出補正など詳しいことはよくわからない人でも、カメラを向けて写真を撮るだけで、以前なら撮れなかったような写真がカメラ任せで撮れてしまうというわけです。EOS 6Dの発売は2012年11月30日、G7X MarkⅡは2016年4月21日なので4年の差があるわけですが、その4年のうちにカメラの露出設定のアルゴリズムが飛躍的に進歩していたのかもしれません。コンデジ、侮るべからずです。ただし、ブラウザで見るとほとんど黒つぶれしたような見え方なので、表示するアプリや機種に依存してしまうのが残念なところです。


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4:39 東の空にあった雲が赤く焼け始めました。


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東の空の明るさが次第に増してきました。


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焼けていた雲も入れ込んでみました。ただ、この時は赤色が薄くなり始めていて、雲の存在感がやや弱くなってしまいました。


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4:54 やっと太陽が顔を出しました。


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山で見る日の出は、やはり格別な感じがあります。


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三角点峰にも光が当たり始めて、少し赤く染まってきました。


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5:08 これから向かう那岐連峰の縦走路です。もっとゆっくりと眺めていたいところですが、出発の時間が迫っているので、これくらいで引き上げることにしました。



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避難小屋に戻るとすぐにお湯を沸かして、朝食のチキンライスを作りました。しかし、これをゆっくり食べている時間はありません。とりあえず、チキンライスにお湯だけ注いだら、すぐにパッキングを開始です。


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6:04 パッキングを終え、小屋をきれいにしてから、出発です。本当は5:30に出発したかったのですが、すこし遅れてしまいました。朝食は、滝山まで行ってから食べることにします。


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避難小屋から三角点峰に向かいます。


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6:17 三角点峰に着きました。奥に見えるのが那岐山山頂です。


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これから向かう縦走路です。


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遥か彼方に、少しかすんでいますが伯耆大山が見えていました。


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三角点峰にあるトイレは、ドアのロックが壊れていて開けっ放しになっていたため、ハエが猛烈にたかっていました。使用する場合は、ドアの内側に紐があるので、それで中からロックするようです。


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三角点峰から縦走路に進みます。


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東屋のあるピークまでは笹原の尾根が続くので、展望がよく気持ちのいいトレッキングを楽しめます。


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東屋が近づいてきました。


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6:48 東屋に到着です。東屋の支柱にロープが張られていて中のベンチは利用できなかったのですが、外にあるベンチが使えたので、座って休憩することができました。


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ここでGPSの電源を入れ忘れていたことに気が付きました。避難小屋から東屋までのログは取れていませんが、まだ出発して45分程度しか経っていない時点で気が付いたのは幸いでした。


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東屋のピークを過ぎると、笹原の道から森の中の道に変わります。


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滝山が近づいて来ると、再び笹原の道も現れます。奥に見えているのが滝山です。


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振り返ると、那岐山がはるか遠くに見えました。


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滝山への登り返しは丸太階段が続きますが、階段横を歩いた方が楽な場合もあるので、ケースバイケースで階段と階段横を使い分けながら登りました。


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滝山登山口への分岐を通過します。ここからひと登りで山頂です。


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7:36 滝山山頂です。朝早いので誰もいません。避難小屋から1時間の予定でしたが、30分オーバーしてしまいました。ひとまず休憩を兼ねて、朝食をとることにしました。


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展望台の上のベンチに荷物を下ろして、ひとまず朝食です。


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避難小屋でお湯を入れたチキンライスは、まだほんのりと暖かいものの、さすがに出来立ての感じはなくなって美味しさも今一歩でした。アルファ米を時間をおいて食べたのはこれが初めてでしたが、やはり出来立てで食べたほうがおいしく食べられるということを知りました。


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8:04 30分の朝食休憩の後、広戸仙に向かいます。予定では広戸仙まで1時間、声が乢に10時半に着けば、美作滝尾発津山行13:45の列車になんとか間に合うのではないかと考えていました。


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滝山から広戸仙までの区間は、300m下って200m登り返すというきつい鞍部を通過します。この縦走路で核心部と言える区間です。とにかく30分の遅れを取り戻したいので、滝山からの下りはひたすら歩くことに専念しました。途中、広戸仙が木々の間から見えましたが、のんびりと立ち止まって眺める余裕はありませんでした。


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というのも、けっこう傾斜がきつく、丸太階段が崩壊して歩きにくいところがあって、思うようにペースを上げることができなかったからです。その上倒木があったりして、歩きにくいことといったら!


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8:46 ふるさとコースの分岐がある標高896mの鞍部に着きました。滝山から40分で降りてきました。広戸仙までの登り返しを30分で行ければ、なんとか10時30分に声が乢まで下れるかもしれません。小休止をとりたいところですが、とにかく広戸仙への登り返しをすこしでも早くこなしたいので、休憩なしで先を急ぎました。


つづく。


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| 2022年5月 那岐連峰 | 00:13 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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1泊2日で完全縦走: 那岐連峰その2 

2022年5月28日(土)~29日(日) 岡山県奈義町 那岐山(標高1209m) 


*** 那岐山から西へ連なる滝山、広戸仙、山形仙を縦走した時の山行記録です ***


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15:41 約10分の休憩を終えて、尾根を登ります。それほど広い尾根ではありませんが、トレース幅は1m程度あり、比較的歩きやすい尾根でした。


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歩き始めて3分ほどで道標がありました。山頂まで1.8㎞なので、1時間半ぐらいかかりそうです。ちなみに、自分の登りでの速度は1.2㎞/時として計算しています。


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さらに3分ほど行くと、4/10の道標がありました。どうせなら同じ場所に設置すればいいのにと思わないでもありませんが、こちらの道標は10分割区間の場所に設置しなければならないので、ここでないとだめなわけです。


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4/10の道標を過ぎると、尾根の傾斜が急になり、丸太階段になりました。登山道に設置されている丸太階段は、間隔が広すぎたり、段差が大きすぎたりして、かえって歩きにくい場合も多いのですが、奥本登山道の丸太階段は荒れているところが少ないうえに比較的登りやすい間隔で設置されていて助かりました。


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15:52 東仙コースが通る尾根に出ました。地形図を見る限りでは、ここから先の東仙コースは比較的なだらかな尾根道なので、急登はもうなさそうです。


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東仙コースを5分ほど登ったところで5/10の道標がありました。これでようやく半分のぼったわけです。しかし、すでに結構疲労感が強くなっているので、気分的にはまだ半分なのかというのが正直なところです。


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気が付けばあたりはブナ林になっていて、登山道脇にブナの大木が立っていました。


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緩やかな尾根道に丸太階段がずっと設置されているのですが、このあたりは荒れているところもなく、歩きやすい状態でした。


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16:09 不意に傾斜がなくなって、平坦な広い場所に出てきました。


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少し先に標高1000mの表示がありました。ということは、残り200mほどです。とりあえず、疲労感が強くなってきたので、ここで休憩して行くことにしました。


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500mℓのスポーツドリンクを飲み干してしまったので、予備の水を補充しておきました。これで避難小屋までは十分持ちそうです。



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10分休憩を終えて、山頂を目指します。


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再び丸太階段が続きます。登っていくにつれて段差が大きくなってきたり、丸太が外れていたりして階段を使うのがつらくなってきたので、途中から階段横を登るようにしました。


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登山道脇の木の枝に白いビニールテープのようなものが時々ぶら下がっているので、何だろうとみてみると、どうやらトレランのコースを示す目印のようです。ということは、このコースを使ったトレランの大会が開催されるようです。まさか、明日ってことはないよなあと思いながら先を急ぎました。もしも明日だったら迷惑な話です。コースが那岐山だけなら早朝出発するので、参加者に遭遇する可能性はあまりありませんが、那岐連峰の縦走路を使うとなると、もろにコースが被ってしまいます。何度も何度も後ろから走ってくる参加者のために立ち止まって道を譲らなければいけなくなり、自分のペースでのんびり縦走を楽しむことができません。ほんと、一般の登山道を使ったトレラン大会なんて誰が許可しているのでしょうか。どうせならマラソンのように完全閉鎖して実施すればいいのです。その分、3か月ぐらい前から現地や媒体などで告知して、当日に間違って登山に行く人がいないようにすればいいだけのことです。主催者も許認可団体もそのあたりをもう少し考えてもらいたいものです。


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16:35 尾根の傾斜が少し緩くなり、そろそろ稜線が近づいてきた感じがし始めた頃、7/10の道標まで来ました。おそらく、稜線のAコースとの合流地点がもう遠くないはずです。


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16:45 8/10の道標を通過します。8/10は稜線に出たところあたりだと思っていましたが、稜線までもう少しのところに立っていました。もっとも、この辺りはもうほぼ平坦な場所なので、事実上稜線に出たようなものです。


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16:49 やっとAコースとの合流点です。これで完全に稜線にでられたわけで、あとは多少のアップダウンがあるものの楽な道です。山頂までは20分といったところでしょう。


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16:57 Aコース合流点と山頂のちょうど中間あたりで9/10の道標がありました。あともう少しです。


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やっと山頂が見えました。さすがにこの時間では誰もいないみたいです。


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17:06 山頂に着きました。那岐駅を出発してから4時間もかかってしまいました。道標に書かれていた所要時間だと、おおむね3時間半ぐらいが標準タイムのようですが、さすがに3週間のブランクがあると体が重く、まして荷物も重いので、30分ほど余計にかかってしまいました。もっとも、その時間はほぼ休憩時間に相当するので、実際に歩いた時間は標準タイムに近いものだったようです。


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ひとまずベンチにバックパックを下ろし、重荷から解放されました。背中にかいた汗が風で冷えて少し寒くなりましたが、しばらくするとドライレイヤーが乾いたらしく、シャツは濡れていても寒さは感じなくなりました。


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良く晴れていたので展望は良かったのですが、少し水蒸気が多かったらしく、遠景は白くかすんでいました。


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山頂で20分ほどゆっくりした後、避難小屋に移動しました。土曜日だし、もしかして誰か先客がいるかもしれないなと思いながら避難小屋に入ってみると、幸い無人でした。これで貸し切り決定です。


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後から誰か来てもいいように、一番奥の角に寝床をしつらえておきました。とりあえず誰もいないので、荷物をかなり余裕を持って展開しています。


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その後、水場の確認に行くことにしました。那岐山の水場は、三角点峰の東側から北へ下ったところにあります。


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しっかりした道標があり、200mと距離が書いてありました。結構あるなと思いつつ先に進んで行くと・・・


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なんと突然激下りの階段になりました。しかも、階段の段差が大きくて、下るのが大変そうです。当然、登り返す時もかなり大変なことになりそうだし、この時点でまだ50mぐらいしか来ていないと思われるので、ここから150mも下るのはさすがに気力体力ともに無理です。水がないのであれば背に腹は代えられませんが、いまのところまだ2.5リットルほどあるので水場に行く理由はありません。ということで、水場の確認はやめて、避難小屋に戻りました。


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小屋に戻るとすでに18時を回っていたので、さっそく夕食の準備です。本日は、五目ごはん、牛とじ丼、赤だしみそ汁のシンプルな夕食です。


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完成した夕食をいただきます。五目ごはんは以前よりも味が落ちたなと思いながら食べましたが、一番底に調味粉末がダマになっていたので、それで薄味になっていまいちだと感じたようです。お湯を注いだ直後のかき交ぜが十分ではなかったのでしょう。牛とじ丼はかなり美味でした。牛肉は肉らしさがちゃんとあって、うまかったです。赤だしみそ汁は、いつも通りのおいしさでした。生みそタイプだとゴミが多くなるので、山ではもっぱら粉末タイプの赤だしみそ汁を愛用しています。


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食事が終わる頃窓の外が赤く色づいていたので外を覗いてみると、西の空が赤く染まっていました。水場からもどるときに西の空に雲があったので夕焼けは期待できないと思っていたのですが、きれいな夕焼けを見ることができました。


その後、しばらくスマホで音楽を聴いていましたが、19時30分頃眠りにつきました。ところが、23時過ぎに目が覚めて、その後眠れなくてまた音楽を聴いたりしていたのですが、いいかげん寝る努力をしないといけないと思い、スマホの電源を落とし、目をつぶって横になっているうちに再び眠りに落ちていました。ちなみに、避難小屋内では音声通話もデータ通信もできませんでした。

つづく。

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| 2022年5月 那岐連峰 | 14:26 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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1泊2日で完全縦走: 那岐連峰その1 

2022年5月28日(土)~29日(日) 岡山県奈義町 那岐山(標高1209m) 小屋泊単独行 


*** 那岐山から西へ連なる滝山、広戸仙、山形仙を縦走した時の山行記録です ***


5月最後の週末は好天に恵まれる予報だったので、3週間ぶりに山に行ってきました。しかも、1泊2日の泊りです。3週間ぶりということは、かなり体もなまっているはずなので、日帰りの軽い登山にしておけばいいものを、何をとち狂ったのか泊りの山行にしてしまいました。


とはいえ、那岐連峰の縦走計画は、車のない生活が始まった3月の時点ですでに計画していたもので、いままでなんだかんだで延び延びになっていただけでした。N-VANの納期がとりあえず6月20日頃になりそうだということが明らかになったので、公共交通機関を使った縦走計画はさっさと遂行しておこうということで、多少無茶でも梅雨に入る前の気候のいいこの時期に実行にうつしたというわけです。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ミレー ドライナミックメッシュノースリーブクルー
 ベースレイヤ: マムート パフォーマンスドライジップ L/S
 ミドルレイヤ: マムート デイトリッパーフリースジャケット
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート エアロスピードジャケット
 インサレーション: ノースフェイス レッドポイントライトジャケット
 グローブ: おたふく PU合成皮革手袋K-12
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: ミズノ ベルグテックEXレインパンツ
 インサレーション: モンベル ULダウンパンツ
 ソックス: バーグハウス メリノウール トレッキング ガイド クルー
 シューズ: マムート デュカンハイGTX
 ゲイター: なし

●ギア
 バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
 ストック: レキ マイクロバリオタイタニウム
 寝袋: イスカ エア150X
 マットレス: サーマレスト プロライト120
 

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天気予報では真夏日となる好天の週末ということで、寒さ対策はあまり気にしないことにして、寝袋は夏用の軽いイスカ エア150Xをチョイス。避難小屋泊ということで、マットレスはサーマレスト プロライト120だけにして、テント泊などで使用するシルバーマットは割愛しました。1泊2日なので、ガスは110の小型ボンベ、食料も予備は入れずにきっちり1日目の夜と2日目の朝の2食分だけとして、あとは1本満足バー2本を予備食、行動食はラムネ2袋だけにしました。水は、山頂の水場が使えるかどうかわからないので、とりあえず3.5リットルを担ぎ上げました。


防寒着は、念のためインサレーションの上下と薄手フリースを持っていきましたが、これは正解でした。夜中になると少し肌寒さを感じたし、明け方山頂に行ったとき、これらをすべて着ていたので寒さに震えずに済みました。気温はおそらく10度ぐらいだったのではないかと思います。


最初は50Lのバックパックにパッキングしたのですが、一眼レフと交換レンズ1本を入れてもけっこう余裕があったので、35リットルのマムート トリオンプロ35+7Lに詰めなおしたら、ぴったり収まりました。いままでは積雪期の日帰り登山でしか使っていなかったトリオンプロ35+7Lですが、作りがしっかりしているので案外使い心地が良かったです。無雪期の小屋泊は、マムート クレオンライト32Lを使ったことがありますが、あちらは生地が薄く、全体的にペラい感じがするので、縦走に使うならトリオンプロ35+7Lのほうが向いているのかもしれません。ただし、2日目になると乾いた汗がショルダーベルトに白い縞模様を描き出してしまう状況になっていて、パットが厚い分汗を吸収して汚れやすいというデメリットもあります。その意味では、メッシュ素材のショルダーベルトになっているクレオンライト32Lのほうが夏向きといえるので、一長一短あります。


日中の行動着は、真夏日になることを考慮しソフトシェルジャケットは省き、暑さ対策としてドライレイヤにミレー ドライナミックメッシュノースリーブクルー、ベースレイヤには白っぽい薄手の長袖シャツ マムート パフォーマンスドライジップ L/Sを選びました。汗臭くなりそうですが、着替えはなしです。2日目は下山後の着替え用にTシャツを1枚用意して、列車の中で異臭を放つ迷惑な奴にならないようにしました。


パンツは、夏用の生地の薄いものにしようかと思いましたが、夜や朝はそれなりに冷えるかもしれないし、日中でもまだ真夏のような蒸し暑さはないだろうと思い、マムート ソフテックトレッカーズパンツにしましたが、特に暑くて困ることはありませんでした。


失敗したのは靴です。縦走用の荷物とはいえ35Lのバックパックに収まったので、いつもの日帰り登山で使っているマムート デュカンハイGTXで大丈夫だろうと思ったのですが、コンパクトになったとはいえおそらく13㎏はあるだろう荷物にたいしては、やはり柔らかくて足が疲れました。10㎏を越えるときは、もっとしっかりとした靴底の靴でないと足裏がすぐに痛くなります。せめて、テトンGTXにしておくべきでした。



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今回の縦走は、JR因美線那岐駅から奥本コース、東仙コースを使って那岐山山頂避難小屋に宿泊。翌日は滝山、広戸仙、山形仙を経由してJR因美線美作滝尾駅へ下山という計画です。逆方向でも検討したのですが、逆方向だと初日に那岐山山頂避難小屋まで行くのはほぼ不可能だろうと考えられるため、広戸仙か滝山あたりでテント泊する必要があります。そうすると、テント関連の荷物が増えるため、初日の行程が少なくて避難小屋に宿泊できる那岐駅出発で行くことにしました。


それにしても、県北の赤字ローカル線を使う山行を計画すると、列車の少なさに愕然とします。因美線の津山始発は5:01、次が6:47なのですが、津山線の岡山始発が6:00で、津山着が7:32になるため因美線の始発と次の便に乗ることができません。そのため、必然的に11:35津山発の列車に乗らざるを得ず、那岐駅出発であれ美作滝尾駅出発であれ、お昼頃の登山開始となってしまうわけです。


前日に津山に宿泊するという手もありますが、そこまでコストをかけて行くほどのものでもないので、その案は却下です。バイクで美作滝尾駅まで行き、そこから那岐駅まで列車を使うという方法も考えましたが、美作滝尾駅にバイクを1日停めておいても大丈夫なのかどうかわからないし、いたずらされる可能性もあるので、やはり却下です。ということで、津山線岡山発9:47の列車で行くことになりました。


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自宅から岡山駅西口まで自転車で行き、自転車は地下駐輪場に停めておきました。料金は1日150円とお得です。


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津山線9:47岡山発の列車は、「快速ことぶき」です。鈍行列車と同じ車両ですが、停車駅も少なく1時間10分ほどで津山に到着します。2両編成なので、乗客が少ない割に空いているボックス席はなかったので、出入り口横のベンチシートに座りました。津山線で津山まで行くのは、長年岡山に住んでいても初めてです。


10:59に津山に着き、11:35発の因美線の列車まで時間があるので、トイレに行くことにしたのですが、津山駅には構内にトイレがなく、いったん駅の外に出て東方向に50mほど行ったところに公衆トイレがあるという、妙に不便な駅でした。トイレはきれいでしたけど。


トイレに関しては不便でしたが、改札前の駅舎にセブンイレブンが入っているのは便利です。おにぎりと缶コーヒーを買って、因美線のホームで早めのランチを食べました。


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因美線の列車は、赤字ローカル線らしく1両編成のワンマンカーでした。こういう列車に乗るのも初めてです。


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津山からの乗客は自分も含めて10名ほどでした。のどかな田園地帯の中をのんびりと走っていくのですが、シートがほぼ垂直の背もたれになっていて、座り心地の悪さと言ったらありません。1時間の乗車時間がけっこう苦痛でした。


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下山時に利用する美作滝尾駅です。ノスタルジックな木造駅舎で、かつて寅さんの映画のロケが行われたそうです。そのため、観光客の姿もちらほらありましたが、みな車やバイクで訪れていて、JRの乗客増にはあまり貢献していないみたいです。


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那岐駅も木造のひなびた駅舎でした。中に診療所が設置されていましたが、この日は休診中でした。トイレに寄ってからすぐに出発するつもりでしたが、タイミング悪く電話がかかってきて、長電話をする羽目になってしまいました。仕事関係の電話でしたが、この電話で出発が30分遅れてしまいました。


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13:10 那岐駅を出発します。


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駅の前の道をまっすぐ下り、川を渡ったところで、県道295号を川沿いに右手(西)方向に進みます。


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澄んだきれいな川に沿って上流へと向かいます。


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橋の手前の分岐を左に入ります。


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分岐の先の橋は、栃本橋という名前です。


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県道295号から左へ折れると、前方に那岐山が見えます。これからあんなところまで登るのかと思うと、ちょっと心が折れそうになります。なにしろ3週間ぶりの登山なので、体力低下の懸念ももちろんですが、膝痛が出そうなことが一番の不安材料です。


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最初の分岐は道なりに右へ。


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次の分岐も、同じく右へ。


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この2つ目の分岐のところで、初めて道標が設置されていました。山頂まで5.2㎞、3時間だそうです。


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その後も道なりに上っていき、集落を離れてスギ林の中に入ってくるとようやく強烈な日差しから逃れることができ、ひんやりと涼しさを感じられようになりました。この日は陽射しは強烈ですが空気はヒンヤリとして湿度も低いので、日陰に入ればかなり楽でした。


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スギ林の途中に2つ目の道標がありました。山頂まで4.3㎞、2.3時間です。


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13:54 杉林の中を登り詰めると、前方に巨大な堰堤が現れました。堰堤前の丁字路は、右へ進みます。


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ここに3つ目の道標がありましたが、文字の判別は難しい状態でした。よくよく見ると、山頂まで4.2㎞、2.3時間となっていて、ほぼ2つ目の道標と同じでした。もっとも、距離的に近かったので、その意味では正しい表記といえます。


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丁字路からカーブをひとつ過ぎると、奥本登山口がありました。時間にしてほんの1分の距離です。那岐駅から50分になるので、ここで大休止をとりました。


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登山口の案内図を見ると、ここから東仙コースの途中まで奥本登山道で登り、その後は東仙コースで山頂へ向かうということになります。最初は西仙コースで登ることを考えていましたが、那岐駅から登山口まで6.9㎞もあり、グーグルマップだと徒歩で1時間40分となっていたので、一番登山口が近い奥本登山道で行くことにしたわけです。ちなみに、グーグルマップによると、那岐駅から奥本登山口まで2.8㎞、徒歩41分です。


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14:05 10分の休憩後、出発しました。


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5分ほど歩くと、4つ目の道標がありました。道標の間隔が短いため、書いてある数値がさっぱり減りません。こうなると、かえってストレスになるので、距離と時間を道標に記載するのも善し悪しです。


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コンクリート舗装の道は落ち葉などが多少たまっているものの荒れているところはなく、歩きやすい状態でした。


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14:38 林道が小さな渓流の手前で終わっていました。渓流の対岸に登山道らしい道が見えるのですが、どこから渓流を渡るのかわかりません。林道末端から10mほど戻ったところから渓流の方へ下れるようになっていたので行ってみると、丸太橋が設置されていました。結構古くて、半ば腐りかけたような丸太でしたが、とりあえず人が渡るのは大丈夫でした。


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丸太橋を渡ったところにあった道標によると、山頂まで2.8㎞となっていました。この前の道標だと4㎞だったので、一気に減りました。しかし、あれから1.2㎞も歩いたようには感じませんが、とりあえず距離が減る分にはウェルカムです。


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いままでの舗装林道と打って変わって未舗装の道になりました。勾配も急です。


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2分ほど先で、小さな流れを丸太橋で渡りました。水量はそれなりにあり水もきれいだったので、飲料に使えそうな水です。もしも、十分な水を担いでくるのを忘れたという場合は、ここで汲んでいくのもいいかもしれません。もっとも、生水でそのまま飲んでも大丈夫かどうかわからないので、煮沸するか、浄水器を使った方がよさそうです。なお、この先の堰堤を越えたところでも水を汲むことができる場所があります。


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14:55 植林帯の中を登っていくと、かなりの急斜面の下に道標がありました。登山道はここで左折して、急斜面をジグザグに登っていきます。道標の隣に、1/10という数字が書かれた標柱もありました。どうやらここから山頂まで10区間に分けられて標柱が設置してあるみたいです。


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写真ではわかりにくいのですが、ものすごい急登です。


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急登が終わり、斜面をトラバースする道になってからしばらく行くと、2/10の標柱がありました。


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やや崩落しかけたような場所には、鎖が設置されていました。写真は通過後に振り返って写したものです。


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15:10 鎖場の先に、黒々とした堰堤が見えてきました。ぱっと見どこに登山道があるのか良くわかりませんでしたが、よくよく探してみると、左手の斜面を高巻くようにトレースがありました。堰堤を越えると少し広々とした渓流の横に出てくるので、ここで水を汲むことも可能です。


堰堤を越えたところで、時間的にも休憩をとりたいところでしたが、この谷は全く陽が射さず薄暗いうえに、なんだか寒々しくて居心地が悪かったので、そのまま進むことにしました。


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渓流沿いの不明瞭なトレースを探しながら進んで行くと、渡渉点がありました。特に道標も何もないのですが、対岸にピンクテープが見えたので、渡渉するのだろうと判断して、左岸にわたりました。


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その後も不明瞭なトレースを探しながら左岸を登っていくと、前方に道標がありホッとしました。この道標の場所からここまで左岸を辿ってきた渓流から離れて、右奥の涸れた谷のほうへ進みます。


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道標があるので道を間違っていないことはわかるものの、この谷は両岸の急斜面がぐっと狭まって、ますます薄暗く寒々しい雰囲気が増して、なんだか怖いような感じさえします。道標がなかったら引き返してしまいそうな薄気味の悪さがありました。


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涸れた谷を進んで行くと、傾斜が急になり始めたところで3/10の道標があり、右の斜面へと書かれていました。


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ものすごい急傾斜の斜面に取りつくと、幸いにも丸太階段が設置されていたので、傾斜のわりに少しは楽に登ることができました。


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15:28 急傾斜の斜面を登り切って、尾根上に出ました。薄暗い谷から明るくて気持ちのいい風が吹く尾根上に出てきたので、気持ちもすっと楽になり、ここで大休止をとりました。


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奥本登山口では少ししゃがんだ程度だったので、本日初めて座って休憩することができました。お昼はコンビニおにぎり2個と缶コーヒーだけだったので空腹感もあり、ラムネでエネルギー補給しておきました。


つづく。


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| 2022年5月 那岐連峰 | 13:49 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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新緑の森に残雪たっぷり: 扇ノ山その2 

2022年5月3日(火) 鳥取県鳥取市 扇ノ山(1310m) 日帰り単独行 


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10:13 休憩場所から5分ほど歩いたところで、7/10の道標がありました。残るは3つです。いままでのところ、道標の1区間あたり7~9分かかっているので、残り3つなら20~30分の距離というところでしょう。


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7/10の道標のすぐ先で、雪原のようになっているかなり広い場所に出ました。


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緩やかに下ってから、ピークに向けて登りになるようです。どうやら、正面のピークが扇ノ山の山頂のようです。


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10:21 雪原を抜けて、登りに差し掛かると雪はほぼなくなりました。7/10の道標から8分で、8/10の道標を通過します。


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少し傾斜がきつくなり、階段が現れました。これを登り切ればおそらく山頂でしょう。


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10:29 8/10の道標からきっちり8分で、9/10の道標がありました。ということは、あと8分で山頂です。


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前方に山頂避難小屋が見えました。もうすぐです。


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10:36 扇ノ山山頂に着きました。ふるさとの森キャンプ場から、休憩込みで2時間18分でした。休憩は登山口とベンチのある場所で各10分間とったので、実際の行動時間はほぼ2時間です。登山口から2㎞の距離なので、1時間半ぐらいだろうと予想していましたが、1時間25分かかっているので、おおむね予想通りでした。


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小屋前のベンチには誰もいません。意外や一番乗りだったのかもしれません。いや、登ってくる途中の河合谷林道出合手前でソロ男性とすれ違っているので、2番目だったのかもしれません。もっとも、すれ違った時間が9時前なので、はたしてその男性が山頂まで行ったのか、途中で引き返して来たのかは定かではありません。


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山頂からの展望は、それなりにありました。若干白っぽくなっていたものの氷ノ山もしっかり見えていました。見た感じ、雪はほとんど消えているみたいですが、扇ノ山同様、林床にはまだ残雪があるのでしょう。ところでこの写真、普通のコンデジで撮ったら、きっと空が白飛びしていたと思いますが、さすがに1インチの大型センサーを搭載したG7X markⅡは、一眼レフ並みの広い階調の表現力があります。ほとんど白飛びがないだけでなく、雲の様子まで再現できているのでかなり優秀です。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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10:49 山頂で10分休憩してから、今日の本当の目的地である北面のブナ林へ向かいました。


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東向きの尾根斜面をのぞき込むと、たっぷりの残雪に覆われ、新緑が芽吹いたブナ林が広がっていました。期待通りの様子にワクワクが止まりません。


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展望台を過ぎて少し下りの傾斜がきつくなるところで、チェーンスパイクを装着しました。無雪期のトレッキングシューズなので、靴全体が柔らかめなので若干装着に不安がありましたが、とりあえずちゃんと装着できました。


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11:03 標高1300m付近の畑ヶ平コースの分岐点まで降りてきました。この辺りのブナ林が個人的にお気に入りなので、今日はここから東の方へ移動しながら撮影して行くことにします。


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根開きしたブナの根本あたりを見ると、積雪深は1mぐらいありそうです。この分なら5月半ばまで残雪は楽しめそうです。


少し東へ下ったところで撮影開始です。以下は一眼レフで撮影した写真の一部です。横位置写真はクリックすると縦位置写真と同じ大きさに拡大できます。

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横位置で撮るとポイントのない漠然とした写真になりがちなので、縦構図で特徴的な大木を主題にした写真が多めになってしまいました。とりあえず、以前撮影したものと合わせて、近いうちにフォトギャラリーにアップしたいと思います。


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12:45 かれこれ2時間近くも時間を費やして撮影していましたが、足の裏が冷たくなるし、立ちっぱなしだったためか右膝が痛くなってきたので、引き上げることにしました。まぶしい新緑の森の中を山頂へ戻ります。


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避難小屋前のベンチで、遅めのランチタイムです。今回もおにぎりですが、意図せず前回の和気アルプスのときと同じ組み合わせになってしまいました。もっとも、シーチキンマヨのほうは、前回は海苔直巻きタイプでしたが、今回はパリパリ海苔のタイプです。どっちが好きかというと、直巻きの方です。パリパリ海苔タイプはいちいち袋を引き抜く作業が面倒だし、ときどき海苔がちぎれてしまったりするし、海苔が上あごにくっついたりして面倒だからです。直巻きタイプがなかったので、仕方なくパりパリ海苔タイプを買ってきたわけです。


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13:30 下山開始です。ランチの後、しばらく右ひざをさすったり揉んだりしていたおかげで、膝の痛みはだいぶん和らいでくれたので、下山はなんとかスムースに歩けそうです。


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尾根道から急傾斜の下りが始まる頃、再び右膝痛がはじまりました。しかし、いまさらどうすることもできないので、右膝に負担がかからないようにストックで体重を支えながら下山を続けました。


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14:18 尾根を下りきって、残雪で道がわかりにくい平坦な森に入ります。


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上りでわかりにくかった以上に、下りは道がわかりませんでした。というのも、階段が見えないからです。登りの場合は雪のない斜面にある階段が下から見えますが、下りでは階段があってもすぐ近くまで行かなければ見えません。もっとも、一度通っているので、その分階段などが見えなくてもなんとなくこっちかなという感が働いて、なんとか無事に通過することができました。


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14:42 登山口に着きました。時間的に休憩してもいいタイミングですが、あとはもう緩やかで平坦な林道歩きなので、ゆっくりと下っていくことにしました。


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河合谷林道からふるさとの森方向に左折します。


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林道から見る新緑の森の爽快な美しさに目を奪われます。


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標高800m付近ですが、谷筋にはかなり大きな雪渓があり、その上にまぶしい新緑の森が広がります。


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これほどきれいな緑色を見たのはひさしぶりのような気がします。


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15:29 右膝痛をだましながら、ようやくふるさとの森キャンプ場まで戻ってきました。かれこれ7時間の山行になってしまい、思いのほか疲れました。上って下りるだけならそうでもないのでしょうが、2時間近くも森の中をうろうろしていたので、その疲労が大きかったようです。EOS6Dを使ったのは昨年夏の富士山以来なので、すっかり使用頻度が減ってしまいました。今年はもう少し使ってやろうと思います。


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自宅に戻った時、アルトバンの燃費は25.8㎞になっていました。さすがにMTで早め早めにシフトアップしてのんびりエコランしてやると、良く伸びます。とはいえ、ギアチェンジはやっぱりめんどくさいので、あえてMTに乗りたいとは思いません。

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| 2022年5月 扇ノ山 | 00:14 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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