再びラッセル祭りで疲弊する: 富栄山その2
2022年2月6日 岡山県鏡野町 富栄山(標高1205m)
12:58 ランチ休憩を終えて、先を急ぎます。ランチ休憩をした場所は標高1030m付近で、わりと緩やかで広い場所でしたが、標高1050mを過ぎると尾根が急激に狭まり、傾斜もきつくなってきました。
雪も深くなり、ほぼ膝近くまで埋まるのが珍しくない状態になり、体力的にもきつくなりました。
13:18 木立の向こうに空が見えるようになってきました。稜線まで近いようです。
13:31 ようやく稜線に出ました。のとろ温泉を出発してすでに4時間以上が経過しています。一ノ森では13時30分を撤退時間としていましたが、今回は標高も低いし初めての山ではなく状況はわかっているため、14時を撤退時間にしていました。なので、山頂を目指すことにしました。
山頂へ続く稜線は、かなりの強風が左手(西)から吹いています。写真の右半分がすこし白っぽくぼんやりと見えるのは、風に巻き上げられた雪煙のためです。
しかし、歩いて行くにつれて青空が広がり、陽射しが背中にあたるようになったので、あまり寒さは感じませんでした。
眼下の森から白い煙が猛烈に沸き上がっていますが、あれも強風による雪煙です。
13:50 撤退時間10分前に山頂に着きました。展望台は半分ぐらい埋まっているかと思っていましたが、1/3程度埋まっているだけでした。
振り返ると、自分だけのトレースがずっと続いています。雪山登山の魅力のひとつが、真っ白な雪原に自分だけのトレースを付けて歩くことですが、今日は最初から最後までたっぷりと堪能することができました。
あまり時間がないので、すぐに記念撮影です。山名板は雪の中だったので、とりあえず背景が見える場所で撮るだけにしました。
山頂の気温も、やっぱり氷点下7度でした。
ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。
13:57 撤退時間がせまっているので、記念撮影を終えたらすぐに下山です。ワカンを装着しているので、展望台にも登らずそのまま折り返すだけとなりました。何しに登ってきたんだかという気もしますが、ランチはすでに終えているし、のんびりと風景を眺めるほど時間もないし寒いしで、こればかりは仕方がありません。
下り始めると突然吹雪が襲ってきました。このまま悪化するとやばいなと思いつつ下りましたが、幸いしばらくすると収まりました。
再び青空も見えるようになってきました。今日は、雪雲が流れてくると悪化し、過ぎ去ると回復するという天気の繰り返しです。
14:11 あっという間に稜線に出てきた場所まで戻りました。あとはひたすら尾根を下るだけです。
風の強い場所では、上りでつけたトレースがすでに消えかけていました。稜線でも一部完全に消えていた場所もあったので、トレース頼りの登山は危険です。雪山登山ではGPSは必須のアイテムと言えるでしょう。スマホのGPSでも性能的には問題ないと思いますが、電話と兼用だと電池の持ちが心配です。気温が低いとさらに持ちが悪くなるので、予備電池も必須と言えるでしょう。
14:45 丸太橋まで戻ってきました。下山はあっという間です。むしろ、無雪期よりも早かったかもしれません。
丸太橋の先で小尾根に登り返すところがきつかったです。
15:17 登山口です。無雪期ならこれで歩かなくて済むところですが、ここからさらに林道歩きが始まります。
キャンプ場管理棟前の除雪が始まるところでワカンを外しました。つけ方が甘かったのか、最後はちょっと斜めになっていて妙な状態でしたが、けっきょくずっとつけっぱなしでした。ワカンにももう少し滑り止めが欲しい所なので、状況によってはクランポンと組み合わせるなど工夫する必要がありそうです。
15:40 のとろ温泉に着きました。行動時間はほぼ6時間半となり、その大半が一人ラッセルでした。さすがに精魂尽き果てたという感じです。のとろ温泉の閉店時間は冬は17時ですが、まだ1時間あるということで、速攻で温泉に入りに行きました。最近はコロナ禍で登山後に温泉に入ることはなくなりましたが、久しぶりに入ってみるとやはり極楽でした。できることなら2時間ぐらいのんびりと入っていたいところでしたが、閉店時間になったので後ろ髪をひかれつつ家路に着きました。
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12:58 ランチ休憩を終えて、先を急ぎます。ランチ休憩をした場所は標高1030m付近で、わりと緩やかで広い場所でしたが、標高1050mを過ぎると尾根が急激に狭まり、傾斜もきつくなってきました。
雪も深くなり、ほぼ膝近くまで埋まるのが珍しくない状態になり、体力的にもきつくなりました。
13:18 木立の向こうに空が見えるようになってきました。稜線まで近いようです。
13:31 ようやく稜線に出ました。のとろ温泉を出発してすでに4時間以上が経過しています。一ノ森では13時30分を撤退時間としていましたが、今回は標高も低いし初めての山ではなく状況はわかっているため、14時を撤退時間にしていました。なので、山頂を目指すことにしました。
山頂へ続く稜線は、かなりの強風が左手(西)から吹いています。写真の右半分がすこし白っぽくぼんやりと見えるのは、風に巻き上げられた雪煙のためです。
しかし、歩いて行くにつれて青空が広がり、陽射しが背中にあたるようになったので、あまり寒さは感じませんでした。
眼下の森から白い煙が猛烈に沸き上がっていますが、あれも強風による雪煙です。
13:50 撤退時間10分前に山頂に着きました。展望台は半分ぐらい埋まっているかと思っていましたが、1/3程度埋まっているだけでした。
振り返ると、自分だけのトレースがずっと続いています。雪山登山の魅力のひとつが、真っ白な雪原に自分だけのトレースを付けて歩くことですが、今日は最初から最後までたっぷりと堪能することができました。
あまり時間がないので、すぐに記念撮影です。山名板は雪の中だったので、とりあえず背景が見える場所で撮るだけにしました。
山頂の気温も、やっぱり氷点下7度でした。
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13:57 撤退時間がせまっているので、記念撮影を終えたらすぐに下山です。ワカンを装着しているので、展望台にも登らずそのまま折り返すだけとなりました。何しに登ってきたんだかという気もしますが、ランチはすでに終えているし、のんびりと風景を眺めるほど時間もないし寒いしで、こればかりは仕方がありません。
下り始めると突然吹雪が襲ってきました。このまま悪化するとやばいなと思いつつ下りましたが、幸いしばらくすると収まりました。
再び青空も見えるようになってきました。今日は、雪雲が流れてくると悪化し、過ぎ去ると回復するという天気の繰り返しです。
14:11 あっという間に稜線に出てきた場所まで戻りました。あとはひたすら尾根を下るだけです。
風の強い場所では、上りでつけたトレースがすでに消えかけていました。稜線でも一部完全に消えていた場所もあったので、トレース頼りの登山は危険です。雪山登山ではGPSは必須のアイテムと言えるでしょう。スマホのGPSでも性能的には問題ないと思いますが、電話と兼用だと電池の持ちが心配です。気温が低いとさらに持ちが悪くなるので、予備電池も必須と言えるでしょう。
14:45 丸太橋まで戻ってきました。下山はあっという間です。むしろ、無雪期よりも早かったかもしれません。
丸太橋の先で小尾根に登り返すところがきつかったです。
15:17 登山口です。無雪期ならこれで歩かなくて済むところですが、ここからさらに林道歩きが始まります。
キャンプ場管理棟前の除雪が始まるところでワカンを外しました。つけ方が甘かったのか、最後はちょっと斜めになっていて妙な状態でしたが、けっきょくずっとつけっぱなしでした。ワカンにももう少し滑り止めが欲しい所なので、状況によってはクランポンと組み合わせるなど工夫する必要がありそうです。
15:40 のとろ温泉に着きました。行動時間はほぼ6時間半となり、その大半が一人ラッセルでした。さすがに精魂尽き果てたという感じです。のとろ温泉の閉店時間は冬は17時ですが、まだ1時間あるということで、速攻で温泉に入りに行きました。最近はコロナ禍で登山後に温泉に入ることはなくなりましたが、久しぶりに入ってみるとやはり極楽でした。できることなら2時間ぐらいのんびりと入っていたいところでしたが、閉店時間になったので後ろ髪をひかれつつ家路に着きました。
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