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ヤマふぉと

山の自然や風景をゆったりと眺め、写真を撮るために山に登る。だから、登頂や縦走を目的とせず、好きな山域でテントを張ったり小屋に連泊して、カメラ片手にのんびりと過ごす。そんなスローな山登りを楽しんでます。相互リンクはしていませんので、リンクはご自由にどうぞ。当ブログ内に掲載してある写真の無償提供はしておりません。また、無断で使用することは固くお断りいたします。

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ほんのり秋色: 烏ヶ山

2022年9月21日(水) 鳥取県江府町 烏ヶ山(標高1448m) 日帰り単独行 


台風一過の21日は、11時ごろから県北が晴れるような予報だったので、久しぶりの烏ヶ山に行きました。烏ヶ山には昨年2月に鳥越峠経由で挑戦したものの、直下の尾根と西壁の雪の状態がやばそうだったので登頂はしていません。その前といえば2017年9月なので、なんと5年ぶりになります。


装備リスト
●アッパー
 ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
 ベースレイヤ: マムート ジップロングスリーブオールイヤー
 ミドルレイヤ: なし
 ソフトシェル: なし
 ハードシェル: マムート コンベイ プロ GTX HS フーデッドジャケット
 インサレーション: バーグハウス ラムチェハイパーダウンジャケット
 グローブ: おたふく PU合成皮革手袋K-12
 キャップ/ハット: マムート アドベンチャーベンチレーションハット

●ボトムス
 ドライレイヤ: なし
 ベースレイヤ: なし
 ミドルレイヤ: マムート ソフテックトレッカーズパンツ
 ハードシェル: マムート マサオライトHSパンツ
 インサレーション: なし
 ソックス: ノンブランド ウールソックス
 シューズ: マムート デュカンハイGTX
 ゲイター: なし

●ギア
 バックパック: マムート リチウムスピード20L
 ストック: なし


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台風が過ぎていきなり秋の気候になり、ほんの数日前は日中の気温が30度を超えていたのに、この日の朝は岡山市内でも20度を下回っていました。登山天気によると、烏ヶ山山頂の気温は10度。もう冬の気温です。しかも風速9m/秒らしいので、体感気温はほぼ0度ぐらいになりそうだということで、ウール混のシャツに、ゴアテックスのハードシェル、ダウンジャケットも用意して行きました。幸い、山頂は風が直接吹き付けてくることは無く、ダウンジャケットを着るほど寒くはなかったのですが、ゴアテックスジャケットは脱げませんでした。



ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。




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10:00 新小屋峠を出発します。今回キャンプ場前から入る正面道を使わなかったのは、台風直後なので、南峰直下の以前崩落したあたりの自分が緩んでいたりする可能性を考えて、安全性の高い新小屋峠ルートにしたわけです。結果的にですが、新小屋峠ルートとの合流点鏡ヶ成前の県道45号(大山環状道路)と114号(蒜山大山スカイライン)の十字路で45号の大山方面が通行止めになっていて、正面道も森林整備作業で平日通行止めになっていたので、どちらにしても新小屋峠からしか登れませんでした。


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登山道に入って数分歩いたところで、登山道がドロドロの湿地帯のような状態になっている場所に出くわしました。とてもそのまま歩いて通過できる状態ではないので、横の笹が生えているぎりぎりのところを横向きになって通過しました。その後も、何度かこういう状態になった場所があり、台風一過の山の洗礼を受けたような感じです。


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しかし、苦難はそれだけではありませんでした。もうひとつの苦難は笹薮漕ぎです。といっても、登山道でない所を歩いたわけではなく、れっきとした登山道が、左右から伸びてきた笹にすっかり覆われていて、しかもその高さが背丈よりも高いので、登山道の状況を確認するために腰を落として体をかがめながら歩かざるを得ず、なかなかつらい姿勢を強いられました。それにしても、これほど笹が伸び放題になっているということは、今年は登山道の整備は行われていないようです。


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10:44 登山口から40分が過ぎたあたりで傾斜がきつくなり、ロープ場が現れました。確かこれを登り切れば1230ピークのある尾根上に出られたはずです。


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10:47 尾根に出ました。おぼろげな記憶でしたが、ロープ場が終わると尾根上でした。ここで小休止をとりました。地面が濡れているので、バックパックやジャケットを道標に掛けて、立ったままのドリンク休憩だけです。空は曇りで、烏ヶ山はガスの中でした。


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11:00 休憩を切り上げて出発です。ここからは尾根道で、ドロドロの道はないと思いますが、その分急登が多くなります。


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途中、烏ヶ山山頂がちょっとだけ見えました。天気予報では、そろそろ晴れてくる時間です。このまますっきりと晴れてくれればいいのですが、どうでしょうか。


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いったん下ってから、登り返しが始まります。


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この登り返しがかなりの急登の上、雨で大きく掘れている場所があったりして、なかなか厳しい区間です。


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11:25 1300mの尾根まで上がってくると、烏ヶ山が見えました。さっき見たときよりもガスは薄くなっていて、山頂付近がわずかに白っぽくなっているだけなので、どうやら天気は回復に向かっているようです。


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1300mあたりから南峰直下の急登までの区間は、一部笹薮漕ぎの場所があったりして、あまり楽な区間ではありませんでした。また、台風のためなのか、やたらちぎれた葉っぱのかけらが落ちてきて、登っていくうちに葉っぱのかけらまみれになってしまいました。


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11:47 南峰直下の急登の取りつきです。ここからロープが設置された急登になりますが、これを登り切れば正面道との合流点です。


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11:51 正面道との合流点に着きました。


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北から流れてきたガスが烏ヶ山にぶつかって尾根の北面を吹きあがって南側へと流れ込んでいます。このため、尾根上は直接ガスに巻かれることはありませんが、すぐ頭上をガスが飛び越えて行くので、下の方は見えているものの、頭上は真っ白です。


休憩がてら、正面道がどうなっているのか確認しに少し下ってみると、崩落地点のところで通行禁止の看板が設置されていましたが、但し書きで土日祝日は通行可となっていて、登山道自体は問題ないようです。


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12:00 少し休憩してから、南峰に取りつきました。この取り付きから上の平坦な場所までの区間がけっこう濡れた岩をよじ登るので、そこそこ神経を使いました。


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南峰の端まで来ると、ようやく烏ヶ山本峰が見えました。うっすらとガスで霞んでいますが、とりあえず雲の中という状態ではないのでひと安心です。南峰のの頂上付近は赤くなった木もあったりして、ほんのりと秋の色に染まり始めていました。


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鞍部まで下って、烏ヶ山本峰の斜面に向かいます。あいかわらずの急斜面と巨岩のミックスですが、台風の後にしてはあまり状態は悪くありませんでした。


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12:16 山頂に着きました。少し青空も見えて、思っていたよりも悪くない天気です。心配していた風と寒さも、烏ヶ山北壁を下から上へと風が吹き上げていくために、山頂に直接風が吹き付けることは無く、寒さで震えるようなことはありませんでした。


南峰を望む岩の上に座り、暖かいカップラーメンを食べた後、スティックカフェラテとデザートのホイップクリーム入りジャムパンを食べて、貸し切りの山頂でのんびりすることができました。のんびりしすぎて、写真を撮るのをすっかり忘れていたため、今回はランチの写真はありません。


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食事中は晴れていて、南峰はもちろん、北側の展望と西側の大山南壁も見えていたので、食後に写真撮影をするつもりでいたら、食事が終わる頃には再びガスに巻かれてしまいました。しかも、朝見たような結構濃いガスが猛烈な風と共に烏ヶ山を北から南へと越えていきます。


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13:23 しばらく晴れるのを待ってみましたが、どうやらその雰囲気は無さそうなので、あきらめて下山開始です。上からのぞき込むとまるで絶壁のような烏ヶ山を下ります。


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天候の回復をあきらめて下山し始めたものの、南峰まで来きて振り返ると、やっぱり晴れてました。本当にイケずな山です。


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13:38 南峰下の正面道分岐まで来ると、日も差してきました。あと15分山頂にいればすっきりと晴れたというのに、ムカつきます。でもまあ、下山すると晴れるというのは登山あるあるなので、仕方がありません。


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矢筈ヶ山の山頂は、わずかに雲の中に飲み込まれていました。妙な天気です。


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14:51 といことで、下りは一心不乱に下って、1時間半で登山口まで戻ってきました。パンツの裾や靴がけっこう泥で汚れましたが、転倒はなかったのでひどく汚れることもなく、無事に下山することができました。


帰りは下蒜山近くにある快湯館に立ち寄ったのですが、定休日で閉まっていたので、下湯原温泉に入って帰りました。下湯原温泉に入るのは初めてです。内湯がなく露天風呂だけという温泉ですが、けっこうぬるめのお湯で、洗い場に座っていると寒くて震えました。寒い時期に立ち寄るのは厳しそうです。

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| 2022年9月 烏ヶ山 | 18:44 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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