黒戸尾根のリハビリハイク: 美ヶ原高原
2023年3月9日(木) 長野県長和町 美ヶ原高原(標高2034m) 日帰り単独行
甲斐駒黒戸尾根から下山した翌日の8日は、さすがに疲労感と筋肉痛で動くのがつらい状態だったので、100円ショップで買い物をしたり、湖畔の駐車場でのんびりしたりして静養していました。しかし、9日になると疲労感と筋肉痛はかなり治まり、平地を歩くぐらいであれば痛みは感じなくなっていたので、リハビリがてら美ヶ原高原にハイキングに行ってみることにしました。9日は朝7時過ぎに起きて、すぐに温泉に入ったのが良かったのかもしれません。
ちなみに、立ち寄ったのは下諏訪にある湖畔の湯というところで、朝6時から営業しています。ここは入浴料280円ととってもお得です。ちかくにある美肌の湯 ロマネットは朝5時半から営業していますが、こちらは朝9時でいったん終わるので要注意です。朝風呂の入浴料は湖畔の湯と同じく280円です。他にも下諏訪温泉の共同浴場は、朝5時や5時半から営業しているところが多いので、登山後に諏訪湖周辺でいったん静養する場合に便利な場所です。下諏訪温泉公式ホームページに詳しい情報があります。
装備リスト
●アッパー
ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWラウンドネックシャツ
ミドルレイヤ: なし
ソフトシェル: マムート アルティメイトアルパインフーディ
ハードシェル: マムート スリルトリップジャケット
インサレーション: バーグハウス ラムチェマイクロダウンジャケット
グローブ: セイラス エクストリームオールウェザーグローブ
キャップ/ハット: マムート Lhasaキャップ
●ボトムス
ドライレイヤ: なし
ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
ミドルレイヤ: なし
ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
インサレーション: なし
ソックス: アイスブレイカー メリノウールミディアムクルー
シューズ: スポルティバ トランゴアルプGTX
ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター
●ギア
バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
ワカン: なし
クランポン: なし
アックス: なし
ヘルメット: なし
寝袋: なし
ウェア類は、念のために持ってきていた予備のウェアを使いました。気温が高かった時用のものですが、晴天の割にけっこう風がきつくて寒かったので、ソフトシェルの上にハードシェルを着て行動してもまったく汗をかかないぐらいの気温でした。もっとも、手足が冷たくなるようなことは無く、その点は黒戸尾根の登山の時よりもかなり楽でした。
ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。

下諏訪から約1時間で、美ヶ原高原ホテル山本小屋前の駐車場に着きました。小屋前からさらに先に入って行く未舗装路があり、除雪もされていましたが、一般車両はここまでです。てっきり通年営業している王ヶ頭ホテルまで行けるのかと思っていましたが、年間通してホテルまで直接行くことはできないみたいです。ちなみに、王ヶ頭ホテルの案内によると、夏季は山本小屋前と反対側の美ヶ原自然保護センターから送迎バスが出ているのですが、冬季は松本に近い美鈴湖駐車場からのみ送迎バスがあるとのこと。

10:42 駐車場を出発します。

ホテルの前を通ってぬかるんだ未舗装路を歩きますが、けっこうドロドロになるので早めに右手の雪原に上がった方が汚れなくて済みます。雪はそこそこ固かったので、あまり深く踏み抜くようなことはありませんでしたが、それでも表面は陽射しで融けて緩んでいて、歩きやすいというほどでもありません。

牧場の柵に沿って歩いて行くと建物が見えてきましたが、これは美ヶ原高原ホテル山本小屋らしいです。

牧場の施設を過ぎるとただっぴろい雪原の中の道になります。そして、右手前方に美しの塔が見えてきました。

11:04 出発してから20分ほどで美しの塔に着きました。右後ろに見えるピークが王ヶ頭です。遥か昔、中学校の修学旅行で長野県に来たときに美しの塔に立ち寄ったような気がしますが、まったく記憶がありません。白樺湖は記憶にありますが、美ヶ原はどうだったでしょうか。

三脚を持ってこなかったので、頭だけ雪の上に出ている牧場の柵の支柱にカメラを置いて、記念撮影しておきました。けっこう風があって寒かったので、ハードシェルを着てフードもかぶっています。

美しの塔からさらに先に進んでみることにしました。雪原なのでどこを歩いてもいいのでしょうが、とりあえずトレースとキャタピラの跡がついている柵の間の道を進みます。

11:16 雪原の中の柵に囲まれたちょっとした広場のような場所まで来ました。王ヶ頭へはここから右手方向に進むようです。王ヶ頭まで行くかどうか迷いましたが、平地を歩くのは問題なくても上り下りではまだ太ももの筋肉痛が収まっていないし、疲労感も完全になくなったというわけでもないので、無理はやめることにしました。できれば、明日10日はどこか日帰り登山に行きたいと思っていたので、今日は軽いリハビリハイクにとどめておきます。それに、ただだだっ広い雪原が広がるばかりで正直あまり楽しくないし、王ヶ頭は電波塔が立ち並んでいて登りたいという気持ちもわいてきません。ということで、ここで引き返しました。

11:37 美ヶ原高原ホテルに戻ってきました。陽射しがあって見た目にはぽかぽか陽気ですが、そこは標高1900mを越える高原なので、けっこう体が冷えました。おなかも空いてきたので、早く降りてランチにすることにしました。

山を下りて長和町和田宿で国道142号に出たところにある和田宿ステーションという道の駅のようなところに立ち寄ってみると、食堂が営業中で客が全然いなかったので、ここでランチを食べていくことにしました。

おすすめメニューに「くるみざるそば」というのがあったので頼んでみたのですが、クルミを挽いた粉をつけダレに入れて食べると、クルミの甘さとタレのしょっぱさがうまく融合して、けっこう美味でした。ソバも手打ちかと思わせるぐらいコシがあって歯ごたえもしっかりしたおいしいソバでした。会計時に手打ちですかと聞いたら機械打ちのソバだとのことでしたが、それにしてはいいできです。
このお店、ソバは悪くなかったのですが、お店の床や机の上がすこしべたつく感じがしていたのが、ちょっと気になりました。

その後、諏訪まで戻り、諏訪大社下社秋宮を見学しました。何度も下諏訪を訪れていますが、諏訪大社を訪れるのは初めてです。無料の駐車場があったのも立ち寄った理由のひとつです。もしも有料だったら通過していたことでしょう。
その後、コンビニに立ち寄って明日の予定を考えました。天気予報を見ると、信州地方は明日10日の午前中は雨ですが、午後からすっきりと晴れるとのことです。気持ち的には一度登ったものの天候に恵まれず全く展望がなかった蓼科山にもう一度登りたかったのですが、午後だけしか時間がないとなるとちょっと厳しい行程です。お昼に登頂できるように登るという手もありますが、春とはいえまだ寒いこの時期に雨に濡れながら登山をするのは避けたいし、天候の回復が遅れたら悲惨です。北八ヶ岳なども考えましたが、やはり午後しか時間がないとなると信州の山は厳しいという結論になってしまいます。
天気は西から回復するということで、近畿地方の天気を見てみると、どうやら滋賀、京都あたりは朝から天気が良さそうです。ならば、今日のうちに近畿地方に移動して、前から気になっていたあの山に登ってみることにしました。
とはいえ、もう夕方が近く、今から移動すると到着が中途半端な時間になります。下諏訪で温泉と夕食をすませてから移動することにし、19時頃に下諏訪を出発。中津川までは国道19号を使い、中津川から中央道、北陸道を経由して木之本ICで下り、国道303号を西に少し行ったところにある道の駅塩津海道・あぢかまの里で眠りにつきました。
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甲斐駒黒戸尾根から下山した翌日の8日は、さすがに疲労感と筋肉痛で動くのがつらい状態だったので、100円ショップで買い物をしたり、湖畔の駐車場でのんびりしたりして静養していました。しかし、9日になると疲労感と筋肉痛はかなり治まり、平地を歩くぐらいであれば痛みは感じなくなっていたので、リハビリがてら美ヶ原高原にハイキングに行ってみることにしました。9日は朝7時過ぎに起きて、すぐに温泉に入ったのが良かったのかもしれません。
ちなみに、立ち寄ったのは下諏訪にある湖畔の湯というところで、朝6時から営業しています。ここは入浴料280円ととってもお得です。ちかくにある美肌の湯 ロマネットは朝5時半から営業していますが、こちらは朝9時でいったん終わるので要注意です。朝風呂の入浴料は湖畔の湯と同じく280円です。他にも下諏訪温泉の共同浴場は、朝5時や5時半から営業しているところが多いので、登山後に諏訪湖周辺でいったん静養する場合に便利な場所です。下諏訪温泉公式ホームページに詳しい情報があります。
装備リスト
●アッパー
ドライレイヤ: ノースフェイス パラマウントタンク
ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWラウンドネックシャツ
ミドルレイヤ: なし
ソフトシェル: マムート アルティメイトアルパインフーディ
ハードシェル: マムート スリルトリップジャケット
インサレーション: バーグハウス ラムチェマイクロダウンジャケット
グローブ: セイラス エクストリームオールウェザーグローブ
キャップ/ハット: マムート Lhasaキャップ
●ボトムス
ドライレイヤ: なし
ベースレイヤ: モンベル ジオラインLWタイツ
ミドルレイヤ: なし
ハードシェル: マムート ゴアテックスクァンタムストレッチパンツ
インサレーション: なし
ソックス: アイスブレイカー メリノウールミディアムクルー
シューズ: スポルティバ トランゴアルプGTX
ゲイター: マムート ゴアテックスゲイター
●ギア
バックパック: マムート トリオンプロ35+7L
ストック: ブラックダイヤモンド トレイルコンパクト
ワカン: なし
クランポン: なし
アックス: なし
ヘルメット: なし
寝袋: なし
ウェア類は、念のために持ってきていた予備のウェアを使いました。気温が高かった時用のものですが、晴天の割にけっこう風がきつくて寒かったので、ソフトシェルの上にハードシェルを着て行動してもまったく汗をかかないぐらいの気温でした。もっとも、手足が冷たくなるようなことは無く、その点は黒戸尾根の登山の時よりもかなり楽でした。
ここで一息。ぽちっと押したら、引き続きブログ「ヤマふぉと」をお楽しみ下さい。

下諏訪から約1時間で、美ヶ原高原ホテル山本小屋前の駐車場に着きました。小屋前からさらに先に入って行く未舗装路があり、除雪もされていましたが、一般車両はここまでです。てっきり通年営業している王ヶ頭ホテルまで行けるのかと思っていましたが、年間通してホテルまで直接行くことはできないみたいです。ちなみに、王ヶ頭ホテルの案内によると、夏季は山本小屋前と反対側の美ヶ原自然保護センターから送迎バスが出ているのですが、冬季は松本に近い美鈴湖駐車場からのみ送迎バスがあるとのこと。

10:42 駐車場を出発します。

ホテルの前を通ってぬかるんだ未舗装路を歩きますが、けっこうドロドロになるので早めに右手の雪原に上がった方が汚れなくて済みます。雪はそこそこ固かったので、あまり深く踏み抜くようなことはありませんでしたが、それでも表面は陽射しで融けて緩んでいて、歩きやすいというほどでもありません。

牧場の柵に沿って歩いて行くと建物が見えてきましたが、これは美ヶ原高原ホテル山本小屋らしいです。

牧場の施設を過ぎるとただっぴろい雪原の中の道になります。そして、右手前方に美しの塔が見えてきました。

11:04 出発してから20分ほどで美しの塔に着きました。右後ろに見えるピークが王ヶ頭です。遥か昔、中学校の修学旅行で長野県に来たときに美しの塔に立ち寄ったような気がしますが、まったく記憶がありません。白樺湖は記憶にありますが、美ヶ原はどうだったでしょうか。

三脚を持ってこなかったので、頭だけ雪の上に出ている牧場の柵の支柱にカメラを置いて、記念撮影しておきました。けっこう風があって寒かったので、ハードシェルを着てフードもかぶっています。

美しの塔からさらに先に進んでみることにしました。雪原なのでどこを歩いてもいいのでしょうが、とりあえずトレースとキャタピラの跡がついている柵の間の道を進みます。

11:16 雪原の中の柵に囲まれたちょっとした広場のような場所まで来ました。王ヶ頭へはここから右手方向に進むようです。王ヶ頭まで行くかどうか迷いましたが、平地を歩くのは問題なくても上り下りではまだ太ももの筋肉痛が収まっていないし、疲労感も完全になくなったというわけでもないので、無理はやめることにしました。できれば、明日10日はどこか日帰り登山に行きたいと思っていたので、今日は軽いリハビリハイクにとどめておきます。それに、ただだだっ広い雪原が広がるばかりで正直あまり楽しくないし、王ヶ頭は電波塔が立ち並んでいて登りたいという気持ちもわいてきません。ということで、ここで引き返しました。

11:37 美ヶ原高原ホテルに戻ってきました。陽射しがあって見た目にはぽかぽか陽気ですが、そこは標高1900mを越える高原なので、けっこう体が冷えました。おなかも空いてきたので、早く降りてランチにすることにしました。

山を下りて長和町和田宿で国道142号に出たところにある和田宿ステーションという道の駅のようなところに立ち寄ってみると、食堂が営業中で客が全然いなかったので、ここでランチを食べていくことにしました。

おすすめメニューに「くるみざるそば」というのがあったので頼んでみたのですが、クルミを挽いた粉をつけダレに入れて食べると、クルミの甘さとタレのしょっぱさがうまく融合して、けっこう美味でした。ソバも手打ちかと思わせるぐらいコシがあって歯ごたえもしっかりしたおいしいソバでした。会計時に手打ちですかと聞いたら機械打ちのソバだとのことでしたが、それにしてはいいできです。
このお店、ソバは悪くなかったのですが、お店の床や机の上がすこしべたつく感じがしていたのが、ちょっと気になりました。

その後、諏訪まで戻り、諏訪大社下社秋宮を見学しました。何度も下諏訪を訪れていますが、諏訪大社を訪れるのは初めてです。無料の駐車場があったのも立ち寄った理由のひとつです。もしも有料だったら通過していたことでしょう。
その後、コンビニに立ち寄って明日の予定を考えました。天気予報を見ると、信州地方は明日10日の午前中は雨ですが、午後からすっきりと晴れるとのことです。気持ち的には一度登ったものの天候に恵まれず全く展望がなかった蓼科山にもう一度登りたかったのですが、午後だけしか時間がないとなるとちょっと厳しい行程です。お昼に登頂できるように登るという手もありますが、春とはいえまだ寒いこの時期に雨に濡れながら登山をするのは避けたいし、天候の回復が遅れたら悲惨です。北八ヶ岳なども考えましたが、やはり午後しか時間がないとなると信州の山は厳しいという結論になってしまいます。
天気は西から回復するということで、近畿地方の天気を見てみると、どうやら滋賀、京都あたりは朝から天気が良さそうです。ならば、今日のうちに近畿地方に移動して、前から気になっていたあの山に登ってみることにしました。
とはいえ、もう夕方が近く、今から移動すると到着が中途半端な時間になります。下諏訪で温泉と夕食をすませてから移動することにし、19時頃に下諏訪を出発。中津川までは国道19号を使い、中津川から中央道、北陸道を経由して木之本ICで下り、国道303号を西に少し行ったところにある道の駅塩津海道・あぢかまの里で眠りにつきました。
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